油汚れが衣類についた時の落とし方やコツを油の種類別でご紹介

今回ご紹介するのは、油汚れが衣類についた時の落とし方やコツです。

油汚れといっても種類があり、食用油やマヨネーズ、機械油、皮脂などがありますので、まずはどの油汚れなのかを判断することが大切です。

油の種類によって落とし方も若干違いますので、ぜひこれを参考に油汚れをきれいにしてみてはいかがでしょうか。
それでも家庭で落としきれない場合は、クリーニングに持ち込みプロにお願いしましょう。

スポンサーリンク

関連のおすすめ記事

ポリエステルの洗濯しても落ちない臭いを効果的に落とす方法

洗濯をしても、どうしても臭いが残ってしまうという服はありませんか?実は服の臭いは、使われている素材に...

染み抜き【血液】裏技を紹介!簡単にできるコツやおすすめ

服に付いてしまった血液の染みはなかなか落ちないのが難点。そんな血液を簡単に染み抜きすることができ...

上靴を白くする方法!重曹・セスキ・酸素系漂白剤を使った洗い方

お子さんの上靴の汚れがなかなかキレイにならずに困っているママもいるのではないでしょうか。特に、毎日忙...

油汚れが付いた服は、時間が経った後でも落とすことができます

油汚れが付いてしまった服でもすぐに対処すれば落とすことができますが、問題は時間が経った場合。...

洗濯物の生乾きの臭いを熱湯消毒でスッキリ取る方法

洗濯物に付いた生乾きの臭いは、一度付いてしまうとなかなか取れません。洗濯をして、一瞬臭いが消えたかな...

洗濯を手洗いでする時に必要なグッズ・便利なグッズと洗濯方法

長期の旅行に出かける時など、洗濯を手洗いですることもありますよね。普段は洗濯機に入れてスイッチを...

血液が洗濯で落ちないときの対処法とシミを落とすコツとは

血液が洗濯しても落ちない衣類はどうしたら落とすことができるのか悩みますよね。血液が衣類についてしまっ...

洗濯物についたイヤな生乾き臭の取り方と臭いの予防方法

洗濯物についてしまった生乾きの臭いにお悩みの方はいませんか?一度ついた生乾き臭は、いつもの洗濯を繰り...

白スニーカーの洗い方は重曹を使って汚れも黄ばみもスッキリ

気がつくと汚れや黄ばみができてしまう白スニーカー。そんな白スニーカーの洗い方は、重曹を使った方法...

洗濯に漂白剤を使わないで洗濯物を白くする方法と上手な活用術

洗濯に漂白剤を使わないと汚れが落ちないわけではありません。洗濯洗剤だけでも衣類は白くすることは可能な...

洗濯に重曹やセスキ炭酸ソーダが使える!洗濯方法と効果を解説

洗濯をする時、重曹やセスキ炭酸ソーダを洗剤の代わりに使用することができるこはご存知でしょうか。重曹や...

洗濯のやり方を知りたい!手洗いでの洗濯方法とそのメリットとは

洗濯のやり方について。洗濯物を洗うのは、洗濯機の仕事。そんなふうに、思ってはいませんか?...

洗濯と漂白で黄ばみを落とす対処法、黄ばみを防ぐ対策

洗濯をただするのではなく漂白も加えることで黄ばみを落として衣類を白くすることができます。それには、正...

洗濯の臭いをとるための工夫とポイントでスッキリ快適に

洗濯物の臭いをとるためにポイントを抑えた洗濯の仕方によって解消することができます。もしかしたら、知ら...

洗濯表示のドライ・バツの意味は?洗濯表示でわかる洗濯の方法

洗濯表示を確認したら「ドライ」と書かれている記号にバツマークが!この表示の意味がわからずに困っている...

スポンサーリンク

衣類に付いた油汚れの落とし方、まずは何の油汚れかをチェック

大切にしている衣類に油汚れがついてしまったとショックを隠せないことや、油汚れがついてしまったけど安い衣類だからいいやと諦めてしまうこと、ありますよね。私は白い服を着ている時に限って料理中や食事中によく油をつけてしまいます。
料理や食事をする時に着替えればいいだけなのですが、ズボラな私はなかなか学習しないのです。ですが、学習しないだけではなく、どうせ落ちるしいいやとも思ってしまうのも正直なところです。

油汚れがついても正しい対処をすればある程度は落ちる

ここでは油汚れの落とし方を紹介します。
覚えておくと今後便利な時がたくさんありますよ。

まずは何の油汚れかをチェックします。

機械油なのか調味料類なのか、皮脂なのか、クレヨンなのか。
油でも様々な種類がありその油の特徴によって使用する洗剤や落とし方が異なります。

調味料類、皮脂、機械油の油汚れの落とし方について学んでいきましょう。

食用油やマヨネーズといった油汚れが衣類についた時の落とし方

衣類についた調味料類の油汚れの落とし方

衣類に油汚れがついてしまったら、どんな場合でも、どんな油汚れでも最初にしみ抜きをすることが基本です。
また、衣類の細かな繊維に絡みつく前に可能な限り早くしみ抜きするようにしましょう。

調味料類は食器用洗剤(中性洗剤)でしみ抜きすることができます。

衣類の裏にタオルを当て汚れ部分に洗剤を数滴垂らします。
手や使い古しの歯ブラシでポンポンとたたき洗いをしてしみ抜きをします。

擦すったり揉むと油汚れが広がってしまうことがありますので気をつけましょう。

その後、通常どり洗濯洗いをして仕上げをします。

どこに油汚れがあったかわからないほど綺麗に仕上がります。

調理器具や食器についた調味料の油汚れは通常食器用洗剤だけで落ちますよね。
それと同じように衣類についた調味料の油汚れも食器用洗剤が効果的なのです。

ワイシャツの襟元の気になる皮脂汚れの落とし方

ワイシャツの皮脂汚れの落とし方

ワイシャツの襟元や袖元についてしまう皮脂汚れの黄ばみや黒ずみ。
気になりますよね。

調味料の油汚れは食器用洗剤で落ちます。
同じような法則で考えると皮脂汚れに効果的な洗剤はクレンジングオイルです。

クレンジングオイルを汚れ部分に塗りもみ洗いをし、すすぎした後に洗濯で通常通り洗います。

それぞれの油汚れの特徴に効果的のある洗剤の種類や落とし方を知っていくと、油汚れがなかなか落ちないという認識はなぜあるのか不思議に思いますよね。それは洗濯機の力だけでは無理だからです。ほとんどの方がしみ抜きをせずに洗濯機へそのまま入れてしまうのが原因です。同じ主婦として、油汚れはしみ抜きさえすれば、油汚れは簡単に落ちるということをぜひ知って欲しいです。

機械油など頑固な油汚れが衣類についた時の落とし方

機械油など頑固な油汚れが衣類についた時の落とし方

機械油がついた作業服を洗うことは、とても大変です。
そもそも汚れが落ちなくて諦めてしまうこともあるでしょう。
私はそれで何着も旦那の作業服をダメにしています。ですが、ある日突然思いついたのです。
洗う前に酸素系漂白剤に漬け込んでおくとどうなのか。調味料などで汚れた衣類は酸素系漂白剤に浸けておくことで落ちるものとわかっているのですが油汚れになると、なぜか、すでに落ちないものと判断しそれすらもしなかったのです。

漂白剤の力を借りる、どんな油でも、これが油汚れの最終手段になります。

浸け置きしたら、食器用洗剤、洗濯洗剤、石鹸など中性洗剤でもみ洗いをしてから通常通り洗濯機で仕上げます。

酸素系漂白剤は消臭効果もありますので、臭いがきつい機械油に最適な洗剤です。

衣類についた油汚れには必ず40度以上のぬるま湯を使用します。
お湯は油成分を溶かし柔らかくする効果があります。これはしみ抜きの基本となりますので覚えておきましょう。

油汚れを浸け置きをするかしないか、浸け置き時間の目安はその汚れの状態によって調節してくださいね。

外出時に衣類に油汚れがついてしまった時の対処法

外出時に衣類に油汚れをつけてしまうことありますよね。
私もせっかくの外出時なのに、お気に入りの衣類なのに、とダブルパンチをくらうことよくあります。
下がったテンションを無理やり上げる瞬間はこの記事を書いている今でも鮮明に頭に浮かびます。ですが、外出時に衣類に油汚れをつけてしまったときの応急処置があることを知り、それを実践するとテンションも下がらず外出を楽しむことができるようになりました。あなたにも教えちゃいます。

お食事を共にしている相手がいたら申し訳ないですが、すぐにハンカチとポエットティッシュを持ってトイレ直行です。

トイレにはハンドソープがありますね。

服の裏側にハンカチをあて、上にハンドソープをつけます。
軽くぬるま湯で濡らしたティッシュでポンポンとたたきとるようにしみ抜きをします。
外出中なので、衣類がベチャベチャにならないよう気をつけましょう。
仕上げに乾いたティッシュで水気を十分に拭き応急処置は完了です。

帰宅後すぐに洗濯をしましょうね。

油汚れを上手く落とすことができなく衣類を捨ててしまうことがありましたが、油汚れの正しい落とし方をマスターした今では油汚れで衣類を無駄にすることもありませんし、しみ抜きの手間はかかりますがテンションが下がることもありません。

あなたも油汚れの正しい落とし方を学んで、しみ抜き上手を目指しましょう。