今回ご紹介するのは、油汚れが衣類についた時の落とし方やコツです。
油汚れといっても種類があり、食用油やマヨネーズ、機械油、皮脂などがありますので、まずはどの油汚れなのかを判断することが大切です。
油の種類によって落とし方も若干違いますので、ぜひこれを参考に油汚れをきれいにしてみてはいかがでしょうか。
それでも家庭で落としきれない場合は、クリーニングに持ち込みプロにお願いしましょう。
スポンサーリンク
関連のおすすめ記事
ポリエステルの特徴と洗濯方法【バッグ編】上手にお手入れしよう
ポリエステルは色々なシーンで使われることの多い素材です。その特徴から、衣類だけでなくバッグにも使用さ...
スポンサーリンク
衣類に付いた油汚れの落とし方、まずは何の油汚れかをチェック
料理や食事をする時に着替えればいいだけなのですが、ズボラな私はなかなか学習しないのです。ですが、学習しないだけではなく、どうせ落ちるしいいやとも思ってしまうのも正直なところです。
油汚れがついても正しい対処をすればある程度は落ちる
ここでは油汚れの落とし方を紹介します。
覚えておくと今後便利な時がたくさんありますよ。
まずは何の油汚れかをチェックします。
機械油なのか調味料類なのか、皮脂なのか、クレヨンなのか。
油でも様々な種類がありその油の特徴によって使用する洗剤や落とし方が異なります。
調味料類、皮脂、機械油の油汚れの落とし方について学んでいきましょう。
食用油やマヨネーズといった油汚れが衣類についた時の落とし方
衣類についた調味料類の油汚れの落とし方
衣類に油汚れがついてしまったら、どんな場合でも、どんな油汚れでも最初にしみ抜きをすることが基本です。
また、衣類の細かな繊維に絡みつく前に可能な限り早くしみ抜きするようにしましょう。
調味料類は食器用洗剤(中性洗剤)でしみ抜きすることができます。
衣類の裏にタオルを当て汚れ部分に洗剤を数滴垂らします。
手や使い古しの歯ブラシでポンポンとたたき洗いをしてしみ抜きをします。
その後、通常どり洗濯洗いをして仕上げをします。
どこに油汚れがあったかわからないほど綺麗に仕上がります。
それと同じように衣類についた調味料の油汚れも食器用洗剤が効果的なのです。
ワイシャツの襟元の気になる皮脂汚れの落とし方
ワイシャツの皮脂汚れの落とし方
ワイシャツの襟元や袖元についてしまう皮脂汚れの黄ばみや黒ずみ。
気になりますよね。
調味料の油汚れは食器用洗剤で落ちます。
同じような法則で考えると皮脂汚れに効果的な洗剤はクレンジングオイルです。
クレンジングオイルを汚れ部分に塗りもみ洗いをし、すすぎした後に洗濯で通常通り洗います。
機械油など頑固な油汚れが衣類についた時の落とし方
機械油など頑固な油汚れが衣類についた時の落とし方
そもそも汚れが落ちなくて諦めてしまうこともあるでしょう。
私はそれで何着も旦那の作業服をダメにしています。ですが、ある日突然思いついたのです。
洗う前に酸素系漂白剤に漬け込んでおくとどうなのか。調味料などで汚れた衣類は酸素系漂白剤に浸けておくことで落ちるものとわかっているのですが油汚れになると、なぜか、すでに落ちないものと判断しそれすらもしなかったのです。
漂白剤の力を借りる、どんな油でも、これが油汚れの最終手段になります。
浸け置きしたら、食器用洗剤、洗濯洗剤、石鹸など中性洗剤でもみ洗いをしてから通常通り洗濯機で仕上げます。
酸素系漂白剤は消臭効果もありますので、臭いがきつい機械油に最適な洗剤です。
お湯は油成分を溶かし柔らかくする効果があります。これはしみ抜きの基本となりますので覚えておきましょう。
油汚れを浸け置きをするかしないか、浸け置き時間の目安はその汚れの状態によって調節してくださいね。
外出時に衣類に油汚れがついてしまった時の対処法
私もせっかくの外出時なのに、お気に入りの衣類なのに、とダブルパンチをくらうことよくあります。
下がったテンションを無理やり上げる瞬間はこの記事を書いている今でも鮮明に頭に浮かびます。ですが、外出時に衣類に油汚れをつけてしまったときの応急処置があることを知り、それを実践するとテンションも下がらず外出を楽しむことができるようになりました。あなたにも教えちゃいます。
お食事を共にしている相手がいたら申し訳ないですが、すぐにハンカチとポエットティッシュを持ってトイレ直行です。
トイレにはハンドソープがありますね。
軽くぬるま湯で濡らしたティッシュでポンポンとたたきとるようにしみ抜きをします。
外出中なので、衣類がベチャベチャにならないよう気をつけましょう。
仕上げに乾いたティッシュで水気を十分に拭き応急処置は完了です。
帰宅後すぐに洗濯をしましょうね。
油汚れを上手く落とすことができなく衣類を捨ててしまうことがありましたが、油汚れの正しい落とし方をマスターした今では油汚れで衣類を無駄にすることもありませんし、しみ抜きの手間はかかりますがテンションが下がることもありません。