お子さんが学校から持ち帰ってきた上靴の黒ずみ汚れ。どのような方法で洗えば綺麗になるのか、落とし方について知りたい人もいるのではないでしょうか。
学校で生活していると泥やホコリ、油や絵の具の汚れなど、色々な汚れが上靴に付着してしまいます。
その汚れは黒ずみ汚れとなり、なかなか落ちない汚れになってしまうこともあります。
ここでは、上靴の黒ずみ汚れを落とす落とし方についてお伝えします。また、臭いの落とし方や汚れの予防方法についてもご紹介しますので、是非参考にしてみてください。
汚れも臭いも綺麗に落とし、上靴を清潔に保ちましょう。
スポンサーリンク
関連のおすすめ記事
洗濯のシミ抜き!ボールペンインクの種類別の落とし方や応急処置
洗濯によるシミ抜きについて、ボールペンのインクがうっかり服についてしまったときは、そのボールペンのイ...
ドライクリーニング表示でも自宅でポリエステルの衣類は洗えます
ドライクリーニングマークがついているポリエステルの衣類。クリーニング店に出した方がいいことはわかって...
白スニーカーは洗い方を間違えると黄ばみの原因に。洗い方を紹介
白スニーカーは洗い方によっては黄ばみが発生してしまうことがあります。いつものように靴を洗った...
洗濯表示ドライセキユ系の意味と自宅で洗濯できる衣類の洗濯方法
自宅で洗濯をするときは、洗濯表示を確認して洗濯をすると思います。この時、洗濯表示にドライ・セキユ系と...
黒カビ【衣類】落とし方!重曹を使う方法とカビから守る予防対策
黒カビを衣類に発見したときは速やかに落とすのが鉄則です。衣類についた黒カビの落とし方は重曹を使え...
スポンサーリンク
上靴の黒ずみ汚れの落とし方!酸素系漂白剤を使って綺麗に落とそう
3~4ヶ月ほぼ毎日履いた上靴はとても汚れていてきれいに洗うのも一苦労です。汚れてすぐに洗ったときとは違い、蓄積された汚れなのでお湯だけではなく洗剤を使ってキレイに洗うのがいいでしょう。
黒く汚れたものを落とすものの代表として漂白剤がありますね。
その漂白剤は塩素系と酸素系がありますが、上靴を洗う際には酸素系の漂白剤がおすすめです。
酸素系の漂白剤であれば色つきのものにも使えますし、塩素系よりも皮膚や環境に優しいのでいいですよ。
上靴の汚れの落とし方は簡単です。
バケツなど上靴が入る大きさの容器を用意してください。
その中に50度以上の熱いお湯と酸素系漂白剤を入れて溶かします。その後に上靴を数時間つけ置きしましょう。
つけ置きした後は洗剤が取れるまで何度もすすいでくださいね。
夏であれば、天気のよい日に上靴を洗い、外に干すようにするとすぐに乾くのでおすすめです。
コインランドリーでも靴用の乾燥機があるので、すぐに乾かしたいときや乾きそうにないときには活用してみるのもいいですね。
上靴の黒ずみ汚れを綺麗に落としたい!上靴の洗い方・落とし方
つけ置きする方法にプラスして上靴の黒ずみ汚れをよりキレイに洗う方法
- まず長期間履いた上靴の中には髪の毛やホコリ、ごみが入っていることがほとんどなので取り除けるものは取り除きましょう。
- 次に、表面のホコリなどを払いましょう。
- 50度以上の熱いお湯に酸素系漂白剤を入れて溶かし、上靴をつけおきします。
水の量と漂白剤の量は、説明書に沿って使うようにしてください。 - 数時間(汚れによっては一晩つけておいてもいいです)たったら、洗剤や石鹸をブラシや使い古しの歯ブラシにつけてこすって汚れを落とします。
- 汚れが落ちたら十分にすすいでください。
洗剤が残っているとあとで黄色く変色したり、においが残ってしまうこともあるのでよくすすぐようにしてくださいね。 - よく乾かして完成です。
上記の上靴のつけ置きにプラスして、事前に汚れやごみを取り除くことでよりキレイに洗うことができますよ。
熱いお湯を使うので、お湯の扱いには気をつけて作業してくださいね。
上靴ソールの黒ずみ汚れの落とし方!ソール部分もピカピカに
上靴の底の部分であるソールはとても汚れやすいですよね。
つけ置き以外の方法でも上靴のソールの黒ずみ汚れを落とす方法があるので紹介します。
汚れたら時間を空けずに試してほしいのは消しゴムを使った方法です。
学校に持って入ってる筆箱には消しゴムはあると思いますので、「汚れたらこすってみてごらん」とお子さんに伝えておくのもいいかもしれませんね。
こすった後は消しカスが残ることがあるので、気になるときにはぬらしたティッシュでとるといいでしょう。
その後は必ず水分はふき取ってくださいね。
次におすすめなのが、歯磨き粉です。
歯磨き粉には研磨剤が入っているので、その効果でキレイにすることができますよ。
やり方は簡単です。
使い古しの布や歯ブラシに歯磨き粉を適量つけてこすります。
汚れが取れたら、ぬらしたタオルやペーパーなどできちんと歯磨き粉を落とします。
上靴の臭いの落とし方!重曹で汚れも臭いもスッキリ落とそう
3~4ヶ月ほぼ毎日はいた上靴には、目に見えるよごれはもちろん見えないところにも染み込んでいることでしょう。
臭いもしますし、よりきれいに洗いたいと思ったときには重曹を使って洗いましょう。
なぜ重曹を使うことで臭いが取れるのか気になりますよね。
その一つとして、重曹はアルカリ性なのですが、靴の臭いの元である雑菌は酸性です。
この二つの性質の違うものが一緒になることで中和され、臭いがなくなるということなのです。
重曹を使って上靴の臭いをとる方法は色々あります。
たとえば、最初の酸素系漂白剤と同じように重曹を溶かしてつけ置きする方法があります。
お湯に重曹と洗濯用洗剤を規定量溶いたら30分~1時間程度つけおきして、その後はブラシでよくこすり汚れを落とします。
汚れが落ちたらよくすすいで乾かしましょう。
お茶パックや出汁パックに重曹を入れて口をしめて靴の中に入れておくだけなので、洗って乾かした後や履いた後に入れておくことで消臭効果がありますよ。
上靴の黒ずみ汚れを綺麗にしたら汚れを予防!汚れの予防方法
定期的にこまめに洗うことができればいいのですが学校に通っているとなればそうもいかないものです。
ですので、新品の上靴やきれいに洗った上靴を履く前には予防をしっかりしてから履くようにしましょう。
汚れはできるだけつかないように工夫したいと考えた時は防水スプレーを使ってみましょう。
字の通り、水を弾いて防いでくれますがそれはスプレーをすることで膜ができているためです。
膜があれば汚れがついても拭き取りやすくなったり付きにくくなるので試してみましょう。
防水スプレーの取扱説明をよく読み、靴の素材やスプレーをかける環境にも注意しましょう。
また、同じくコーティングをするという意味でろうそくを使う方法があります。
方法はろうそくを上靴全体にこすりつけたあとに、ドライヤーであたためるだけです。
防水効果と汚れ防止効果があるので、防水スプレーが家にない人でも簡単にすることができますよ。