洗濯物をいい匂いにする方法について知りたい

香りにこだわりのある人は、洗濯物からいい匂いがするとそれだけで気分が良くなります。
洗濯物をいい匂いするものと言えば、柔軟剤ですが、使う方法や洗濯物の扱いを間違えてしまうと、せっかくのいい匂いもすぐに消えてしまいます。
それどころか、洗濯をしたはずなのに嫌な臭いが出ることだって考えられるのです。
そうならないように、効果的に柔軟剤を使う方法や、洗濯物から嫌な臭いを出さないようにする方法などについてご紹介しますので、是非参考にしてみてください。

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洗濯物をいい匂いにするために柔軟剤を効果的に使う方法

本来、洗濯の仕上げに柔軟剤を使うのは、脱水による衣類のからみや摩擦を防ぎ、静電気の発生を抑えることが主な目的でした。しかし、近年ではさまざまな種類の柔軟剤のCMを見てもわかるように、洗濯物にいい匂いをつけるために、好みの匂いの柔軟剤を使うという人も増えているようです。このように、柔軟剤には洗濯物がふんわりと柔らかく仕上がることに加えて、いかにいい匂いを残せる商品であるかが求められているのです。

柔軟剤のいい匂いを生かす方法とは

たしかに、洗濯物からふわっとお気に入りのいい匂いがしてくると、なんとなく爽快感が得られますよね。もっといい匂いを長続きさせる方法としては、まずは基本的なこの3つを挙げておきます。

  • なるべく部屋干しをする
  • 一度にたくさん洗わない
  • 脱水しすぎない
天気の良い日には外干ししたくなりますが、せっかくつけた柔軟剤の匂いを残すためには、部屋干しをおすすめします。シーツやバスタオルなどの大物は外干し、衣類は部屋干しと使い分けるのも良いかと思います。

洗濯物全体の柔軟剤のいい匂いを行き渡らせるためには、洗濯物は程良い量を心がけ、脱水時間もあまり長くしすぎないのがポイントです。

洗濯物をいい匂いにするために、こんな方法をしてみよう

先程ご紹介したように、一度に多くの洗濯物を洗ってしまうと、柔軟剤の成分が全体に行き渡らないというだけでなく、他にもこのような弊害があります。

洗濯物をまとめ洗いしてはダメ?

一人暮らしの人の中には、洗濯物を何日分かためてから洗うという人も多いと思います。家族で暮らしているケースでも、大きめの洗濯機だと一度にたくさんの量が洗えるため、毎日ではなく一日おきや、3日に一度ペースで洗濯をしているというご家庭もあるかもしれません。

このように、洗濯物を毎日洗わずにためておくということは、その間に衣類についた雑菌が増えるだけでなく、普通に洗濯機で洗っただけでは汚れや菌が落としにくくなってしまうのです。

この状態でいくら柔軟剤を使ったとしても、雑菌による嫌な臭いに負けてしまい、せっかくの柔軟剤のいい匂いが生かされない原因になります。

柔軟剤の入れ過ぎは意味がない

いくらいい匂いをさせたいからとは言え、規定量以上に柔軟剤を使ったところで、香りが強くなるということはあまり期待できません。それどころか、柔軟時本来の目的である柔軟性や吸水力が失われる原因にもなりますので注意が必要です。

また、洗濯が終わったらなるべく早く干すことで、嫌な臭いの元となる雑菌が増えるのを防ぐことができます。手洗いをした際には、最後のすすぎのタイミングで柔軟剤を入れましょう。

洗濯物をいい匂いにするにはこんな方法もあります

香水の強い匂いは好き嫌いが分かれるところですが、柔軟剤のいい匂いがふわっとさりげなく香る程度であれば、周りに迷惑をかけることもなく楽しむことができるというのが良い点だと思います。
もっとお気に入りの柔軟剤のいい匂いを長く楽しむためには、柔軟剤を使ったスプレーを使う方法もあります。

華やぐ香りの柔軟剤スプレー

柔軟剤スプレーは、市販のスプレーボトルに水と柔軟剤を入れるだけで簡単にできます。水カップ1に対して柔軟剤10ml程度が適量です。洗濯をする際と同様に、柔軟剤の入れすぎにはご注意を。

洗濯物の仕上げに柔軟剤を使うだけでは、着ているうちにだんだんといい匂いが弱まってしまうものですが、衣類に直接吹きかけることによって、さらに香る時間が長くなるだけでなく、静電気による不快なまとわりつきなども防ぐ効果があります。

洗濯物をいい匂いにさせるには、繊維に嫌な臭いをつけないようにしよう

せっかくお気に入りのいい匂いの柔軟剤を見つけたとしても、洗濯物自体に嫌な臭いがついてしまっていては、その効果は半減してしまいますよね。「匂い」が「臭い」に負けることなく効果的に柔軟剤のいい匂いを楽しむには、いかに洗濯物を臭わせないかが重要となります。

生乾き臭をつけないために

部屋干しをすることで、柔軟剤のいい匂いを飛ばさずに洗濯物に残すことができるわけですが、ここで問題になるのが、洗濯物自体から発せられる雑菌臭=生乾き臭についてです。洗濯物を部屋干しすると、外干し時よりも乾くまでに時間がかかってしまうため、洗っても残ってしまった僅かな雑菌がどんどん増え続け、結果的に雑巾のような臭いを発してしまうのです。

これを防ぐためには、一度に洗う洗濯物の量を減らすのも有効です。洗う量が少なければ、その分だけ洗濯物同士の隙間を空けて干すことができるため、乾くまでにかかる時間を短縮することができます。

すでについてしまった臭いに対して

使ううちになんとなく臭いが気になるようになった洗濯物に関しては、酸素系漂白剤を使ってつけ置き洗いをするのもおすすめです。

洗濯しても洗濯物から嫌な臭いがするのは、洗濯機が原因かも

洗い終わった洗濯物の臭いが気になるという場合は、その臭いの原因は洗濯機自体にあるのかもしれません。洗濯槽の裏側には、洗剤や柔軟剤の残りが溜まりやすく、それらをエサとしてカビや雑菌がびっしりとこびりついていることも。その状態では、いくら洗濯をこまめにしたところで、綺麗にしているどころかかえって洗濯物に雑菌をつけてしまっている可能性が高くなるのです。

綺麗な洗濯機で気持ちよく洗濯しよう

あくまでも洗剤や柔軟剤は規定量を守り、あとは市販の洗濯槽クリーナーを使って定期的に洗濯機の掃除をすることで、洗濯槽を綺麗に保ちましょう。

いい匂いの定義は人それぞれなので、柔軟剤の匂いを楽しみたいと思っている人ばかりではないということにも配慮つつ、洗濯物のいい匂いを持続させる工夫をしてみてくださいね。