お仕事をしていて昼間に洗濯をする時間がない人のなかには、夜に洗濯をして洗濯物を外に干しっぱなしにできないか考える人もいるのではないでしょうか。
夜の時間を有効活用できれば、朝の忙しさも減らすことができます。
ここでは、夜に洗濯物を外干しするメリットとデメリット・外干しするときの注意点についてお伝えします。
外干しをするときは、周囲の状況や干し方に注意して、上手に外干しをしましょう。
また、夜にお洗濯をする時に気をつけたいことや、騒音・振動対策についてもご紹介します。こちらも併せて参考にして、夜のお洗濯で時間をうまく使ってください。
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夏の夜は洗濯物を干しっぱなしにしてもいい?夜に外に干すメリット
夜は、交通量が少なく、排気ガスが少ないため、洗濯物が汚れにくいと言われています。
風があれば、室内よりも乾きやすいですし、日が出ていないので、衣類が日焼けする心配もありません。
夜に洗濯をすると、お風呂の残り湯が使えて水道代の節約にもなります。
残り湯が温かいうちに使うと、洗濯洗剤の働きを高めるので、非常におすすめです。
夜のうちに洗濯を済ませておけば、朝の忙しい時間にバタバタしなくて済むので、余裕を持って一日のスタートを切ることができます。
洗濯物を夜間干しっぱなしにするのにはデメリットもある
洗濯物を夜間干しっぱなしにすると、夜ならではのデメリットが出てきます。
夜間に洗濯物を干しっぱなしにしていると、自分は寝ているため、にわか雨が降ってきても気付きにくく、せっかく洗った洗濯物が雨で台無しになってしまう事があります。
夜の間にせっかく乾いたのに、少し寝坊すると、朝露でまた濡れてしまう事もあります。
また、夜は虫が活発に動き出す時間です。
その他にも、夜間に洗濯物を干すと、防犯的にもあまりよくありません。
夜間に洗濯物が干してあるという事は、昼間は不在の家だと知られてしまう事になります。
もしかしたら、空き巣に目をつけられてしまうかもしれません。
夜の洗濯物を干しっぱなしにする時の注意点
夜に洗濯物を外干しする場合、干し方を工夫する事で、早く乾かす事ができます。
パンツやスカート類は筒状に干すようにする、ハンガーは間隔を開けて吊るすなど、ちょっとした工夫で通常より乾きが早くなります。
虫よけの対策としては、防虫剤を一緒に吊るすようにしましょう。
物干し竿に吊るすタイプの防虫剤もあるので、ドラッグストアなどで探してみてください。
洗濯物をネットで囲う事で、虫を防ぐ事もできます。
香りの強い柔軟剤は虫を寄せ付けてしまうので、控えるようにしましょう。
外から丸見えになるような場所は避けるようにして、手の届きにくい高めの場所がおすすめです。
また、柵に隠れるように下に干したり、通常の干し位置とは別の場所に干す事が大切です。
人が通ると明かりがつくようにセンサーライトを設置すると、防犯に効果的です。
夜のお洗濯は洗濯をする時間に気をつけよう
洗濯機を回すと、どうしても大きな音が出てしまいます。
夜に洗濯をする場合は、時間帯に注意が必要です。
近所トラブルの多くは、騒音問題であると言われています。
一戸建てでもアパートでも、洗濯時間のマナーをしっかり守りましょう。
アパートやマンションの場合は、隣だけでなく、上下の階の住人にも配慮が必要です。
騒音は、他の住人のストレスになってしまうので、十分に気をつけましょう。
当たり前ですが、早朝や深夜の洗濯はマナー違反です。
それぞれ生活環境が違うものですが、一般的に朝の8時から夜の8時くらいまでが許容範囲と考えられます。
住んでいる住宅によって、ルールがある場合もあるので、入居時には確認が必要です。
一戸建ての場合は、朝の7時から夜の10時くらいが目安です。
家同士離れているから大丈夫だろうと安心せずに、きちんとマナーを守る事が大切です。
夜のお洗濯の騒音・振動対策について
コインランドリーを使うのも、一つの方法です。
洗濯は日常生活に欠かせないものです。
どうしても早朝や夜中に洗濯機を回す場合は、騒音対策をしっかりしましょう。
洗濯機を回す際は、音はもちろん振動も気になります。
洗濯機の振動には、ゴム素材でできた防振マットを足の部分に置くと良いでしょう。
防振マットを置く事で、振動によって発生する騒音にも効果があります。
また、洗濯機本体に貼り付けられる制振シートもおすすめです。
洗濯機の周りの壁にも、吸音材を貼ると、高い防音効果が期待できます。
マスキングテープなどで壁紙をきちんと保護すれば、賃貸の部屋でも使用する事ができます。
気になった方は、ホームセンターやネット通販をぜひチェックしてみて下さい。