生乾きの臭いを消す方法!もうイヤな臭いを復活させない

部屋干しが多い季節になると、どうしても洗濯物に生乾きの臭いが付きやすくなります。一度、イヤな臭いが付いてしまうと、いつものお洗濯をしても臭いが残ったまま。この取れない臭いにお悩みの方も多いと思います。
そこで、イヤな生乾きの臭いを消す方法をご紹介します。臭いを取る方法はいくつかの方法があります。臭いの付いた洗濯物の素材や、自宅にあるものを使って臭いを落としたりと、やりやすい方法でイヤな臭いを除去しましょう。

スポンサーリンク

関連のおすすめ記事

洗濯物を雨の日でも早く乾かす方法について知りたい

洗濯物を外に干そうと思っても、雨の日は部屋干しするしかありませんよね。しかし、室内干しは外干しと...

洗濯物を早く乾かすコツ!ドライヤーと使う方法とアイデアを紹介

なかなか乾かない洗濯物を早く乾かす方法はないか、今すぐに洗濯物を乾燥させたいというときは、ドライヤー...

洗濯物の夜干し。室内で干す時の干し方のポイントや速乾のコツ

洗濯は朝しますか?夜しますか?朝は時間がないので、夜帰宅してから時間のある時に済ませるという方も...

洗濯物が乾くエアコンの設定温度は?除湿機能を使った部屋干し

梅雨の時期になると、部屋の中の湿度が高くなり洗濯物が乾きにくくなります。乾きにくくなると、嫌な生乾き...

洗濯物が乾かないのは湿度が原因。部屋干しでも快適に乾かすコツ

ジメジメとした季節には、洗濯物が乾かないという悩みを多く聞きます。湿度が高いと洗濯物が乾かない原因に...

生乾きの臭いが取れない…。臭いを取る方法や、予防方法について

生乾きの洗濯物は、臭いが発生しやすいものです。乾いた時に、臭いが取れていれば問題ないのですが、そ...

洗濯物に付く虫の正体、茶色いカメムシから洗濯物を守る方法

洗濯物を外で干していると、気になるのが虫です。特に都心よりも郊外の自然が豊かな場所だと虫も付きやすい...

洗濯物を放置してしまったときは乾燥機?洗濯物のリセット方法

洗濯物を放置したときは、臭いを気にしてそのまま乾燥機を使ってはいませんか?確かに、乾燥器にか...

洗濯物の夜干しは乾くのに時間が掛かる!部屋干しのコツ

朝は慌ただしく、洗濯はいつも夜にしているというご家庭も多いと思います。今は主婦も仕事をしている方が多...

布団乾燥機で洗濯物の乾かし方のコツと早く乾かす干し方を紹介

布団乾燥機を使って洗濯物を乾かすことができたら、洗濯物を早く乾かしたいときに便利ですよね。では、...

脱水機の便利な使い方!小型で手動の脱水機をご紹介

ちょっとした汚れ物や、別洗いしたい洗濯物を手洗いをすることはそれほど面倒ではありませんが、しっかりと...

洗濯物は雨の日でも外に干す!ポイントや濡れたときの対処法

洗濯物は雨の日は家の中に干すという人がほとんどかもしれません。でもなかなか乾かないのが難点です。...

重曹洗濯で臭い取りができる!方法や気をつけたい注意点を紹介

重曹を入れて洗濯すると、気になる洗濯物の臭い取りができます。重曹の消臭効果は掃除以外にも洗濯にも...

洗濯物を外干ししたい!冬でも洗濯物を外干しするコツをご紹介

洗濯物を外干ししないと、乾いた気がしない…冬は特に、そう感じる。洗濯物が楽しくない。...

洗濯物ハンガーを固定する方法!すぐに簡単にできるコツを紹介

洗濯物は外に干したいけどハンガーがずれたり飛ばされたりするのが心配というあなた。洗濯物ハンガーを固定...

スポンサーリンク

イヤな生乾きの臭いが付く原因

湿度が高いから

濡れている洗濯物を干している部屋は湿度が高くなります。

風通しを良くしたり素早く乾かすことが大事

湿度が高いと洗濯物が乾きにくく、さらに臭い菌を発生させてしまうからです。またこの一度ついた臭い菌が強力。

香りつきの柔軟剤や消臭効果のある洗剤で洗いなおせば取れるのかと思いきや、なんと簡単には取れないのが厄介なところなんです。

温度が高くても風通しが悪い場所だと生乾きの臭いが発生することがあるので、臭い菌をつかせないために重要なのはとにかく風通しを良くする、素早く乾かすことです。

洗濯機の汚れ

乾燥の問題だけでなく、洗濯機の洗濯槽が汚れているということも原因として考えられます。

洗濯槽の中というのは、実は見た目以上に汚れているのです。
蓄積した洗濯槽の汚れが洗っている時に衣服やタオルにこびりつき、結果として雑菌を繁殖させてしまっている可能性があります。

洗濯槽は月に1回は専用の洗剤などを使って洗う必要があります

洗濯物にゴミや臭いがつくことが多いなと感じたら、早めに洗濯槽を洗いましょう。

酸素系漂白剤につけ置きで生乾きの臭いを消す

生乾きの臭いがついてしまった物は、再度洗濯しなおすだけではなかなか取れません。

再度洗濯するときは、酸素系漂白剤を使用するのがおすすめです。

漂白剤の中でも、「酸素系漂白剤」というのが肌や繊維に優しく作られていて、刺激臭もありません。塩素系とちがって色物、柄物でもOK。通常の食べ物汚れや血液・汗汚れなどの他、臭いも取り除いてくれます。洗濯槽の掃除にも使えます。

生乾きの臭いが気になるときは、この酸素系漂白剤を使ってつけ置きしてみましょう。

  1. 洗い桶や洗面台にお湯を張り、酸素系漂白剤を溶かし、生乾きの臭いがあるタオルや衣類などをつけこみます。
  2. 30分程度つけこんだら、後は洗濯機でもう一度洗い直せばOK。
繰り返すことで繊維を菌からバリアして、臭いがつきにくくなる効果もあります。

常備しておけばカップの茶渋取りやふきんの洗濯にも使用できるので、揃えておいても良いでしょう。

熱に強い素材には煮洗いで臭いを消す方法もOK

熱に強い素材であれば、高温で煮洗いをして臭いを消す方法もおすすめです。

注意点、素材を確認

綿や麻は煮洗いが可能ですが、化繊やウールなどの動物性繊維は避けたほうが良いでしょう。

煮洗いをする時は、いつもの洗剤ではなく、重曹や酸素系漂白剤を使うのがおすすめです。

それと耐熱性のある容器やトングなどを用意します。菜ばしでも良いですが濡れた繊維は重くなるので、がっつり掴めるトングだとやりやすいです。容器は鍋など、熱に耐えられるものが良いでしょう。

  1. 鍋に水を沸かしたら、重曹や酸素系漂白剤を溶かして混ぜます。
  2. そこに生乾きの臭いがついてしまった洗濯物を入れて、数十分煮てください

煮てる最中は洗濯物を触る必要はありません。終わったら冷めるまで待ち、取り出せるぐらいの熱さまで冷めたら、取り出してすすいで干せばOKです。

スチームアイロンを使って生乾きの臭いを消す方法

高温で殺菌するということで、スチームアイロンも生乾きの臭い消しに有効です。

生乾き臭の洗濯物に、スチームアイロンの蒸気を当てていくだけ

煮洗いより楽チンでいいですね。かけムラがないよう全体にかけて、完全に臭いを除去させることが大切です。

加熱が不十分だと臭いが取れない、または一瞬取れたように思えて、部分的に香る…なんてことも起こるので、しっかりと加熱します。

全部にかけ終わったら、再度干して乾燥させましょう

スチームアイロンをかけたあとは繊維が蒸気の水分を含んでいるので、再度干さないと意味がありません。こちらも煮洗いと同じく高温に弱い繊維がありますので、注意が必要です。

高温殺菌という点ではスチームアイロンより、煮洗いのほうが効果的です。

強く臭いがついてしまった、なかなか取れないという時は煮洗いをやってみましょう。

コインランドリーの高温の乾燥機で臭いを除去

コインランドリーの高温乾燥機を使うのもおすすめです。
生乾きの臭いが大量の洗濯物についてしまったという時は全てを煮洗いしたりスチームアイロンをかけるのは大変なので、乾燥機に入れてまわせるものなら、コインランドリーを利用した方が手軽です。

高温で臭い菌を消毒する上に乾かしてくれるので、再度臭いが付く心配もありません。

自分で洗い直しするのは手間がかかりますが、コインランドリーなら洗い直し、殺菌から乾燥まで全て行えるので便利です。

ガス式なら家庭用の乾燥機よりも高温になるのでより消臭効果が期待できますし、ダニの駆除も可能です。気になる金額ですが、100円~500円程度で行えるところがほとんどです。

大量の洗濯物に臭いがついてしまった場合、洗ったものが大物な場合は、自分で洗い直しすることを考えたらコインランドリーへ持っていってしまったほうが楽でしょう。