洗濯物に茶色の卵が産み付けられていたとき、その卵の正体が気になるものです。茶色の卵の正体は「カメムシ」かもしれません。
ここでは、洗濯物に産み付けられた茶色の卵の正体と卵の駆除方法・カメムシの予防方法についてお伝えします。
カメムシの卵をしっかり除去することで、家の中で孵化することを防ぎましょう。
また、万が一孵化してしまったときのカメムシの除去方法についてもご紹介します。こちらも併せてチェックして、カメムシの被害を最小限にとどめましょう。
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洗濯物の茶色い卵の正体はカメムシ?カメムシの卵の特徴
我が家では現在は洗濯物を外に干さないことにしています。というのも私は虫が大の苦手なのです。
洗濯が終わったら洗濯物をカゴに入れベランダの手前に置き、まずはベランダの確認から始まります。
いきなりベランダに出ると危険なので顔だけを出してクモの巣の有無を確認。無ければ出て今度は物干し竿にクモや他の虫が付いていないかどうかを目で確認。そうしてから雑巾で物干し竿を拭きます。
建物の壁面も確認します。
それでどこにも虫が居ない事を確認できたら洗濯物を干します。
外に洗濯物を干す前には念入りな確認が欠かせません
そうして取り込むときにも確認が必要です。小さいクモがくっついている場合があります。洗濯物全体を良く見て軽く振ってから一枚一枚取り込みます。
ところがある日、乾いた洗濯物を確認していたら丸いぷつぷつした物体が付着しているのを見つけました。それもかなり多くの数があります。直感的にすぐに虫の卵であると分かりました。茶色っぽくて直径2~3ミリの丸い物体が密集して付いています。
我が家の洗濯物に付着したのは茶色っぽい卵でしたが、白色や黄緑糸の卵もあるようです。
洗濯物に茶色のカメムシの卵を発見した時の駆除方法
私は虫が大の苦手なのに洗濯物にびっしりと産み付けられた卵を見て寒気を感じ、しばらく途方に暮れてしまいました。しかし、どうにか卵を撤去するしかありません。
卵を服の裏側から指で強く弾き飛ばすのは効果なし
強力にくっついているようでびくともしません。あまり強く弾きすぎて卵が思わぬ方向へ飛んで自分についても嫌なので別な方法を考えました。
割り箸で払い落すのもNG
なんとか落とそうとしましたが、やはり強力にくっついていて取れませんでした。
ガムテープに卵をくっつけて取るがおすすめ
ガムテープの粘着面をそうっと卵に密着させてゆっくり剥がすと、取れました。
その方法で全ての卵を無事撤去する事ができました。
カメムシが卵を産卵しやすい条件について
私は温かい季節になってくるとミニトマトやパセリをプランターで育てています。置き場所はベランダです。
そのカメムシの卵事件の数日前にカメムシをベランダで見かけた事があります。それで直ぐにカメムシの卵ではないかと思い当たりました。
カメムシはパセリや果物の葉を食べる
ベランダのパセリがカメムシを引き寄せてしまったのでしょう。
カメムシは6月から8月の温かい時期に葉の裏などの日陰に卵を産む
卵が落ちないようにしっかりとくっ付く場所を選びます。そして、卵から孵った子供が食べる事のできる餌が近くにある場所を探します。
ベランダに植物があり、適度な日陰で卵がしっかりとくっ付く布である洗濯物はカメムシにとってよい産卵場所と判断されてしまうのでしょう。
カメムシの茶色の卵を予防したい!卵から洗濯物を守る方法
カメムシの卵が洗濯物に産み付けられるという事態は度と起きてほしくはありません。そこでプランターを置くのを止めましたが、調べてみるとカメムシの嫌いな植物があるようです。
ミントとハッカで洗濯物を守る
奇遇な事に、我が家では先日果物狩へ行った時にミントとハッカの苗を購入して建物の庭に植えていたのです。子供達が苗が販売されているのを見て欲しがり、好きな苗を選ばせるとミントとハッカを選んだのです。
早速ミニトマトとパセリは外に植えて代わりにミントとハッカをプランターに移してベランダに置きました。
それ以降は卵が産み付けられる事はなく、ベランダでカメムシの姿も見ません。
洗濯物の卵が孵化!室内でカメムシを発見した時の対処法
カメムシが洗濯物に付いていて室内に入ってきてしまう場合もあるでしょう。また、隙間から入ってくることもありえます。
カメムシは危険を感じると強烈な臭いを出して身を守ろうとする
室内で刺激することは避けたいものです。
カメムシには穏便に外へ移動してもらうのが一番
新聞紙やチラシをカメムシの進行方向に置き乗っかったらそっと外へ出しましょう。
しかし、カメムシが動かなかったりして上手く新聞紙やチラシに乗ってくれない場合には割り箸でそっとつまむかつついて乗せます。
カメムシを外に出したらまた入ってくるのでは…という場合には新聞紙やチラシではなくビニール袋に入れて口を縛ってしまいましょう。