洗濯によってシミを洗剤で頑固な汚れもスッキリ落とすコツ

洗濯をするときにシミを洗剤で落としてから洗うと気になるシミもキレイに落とすことができます。ただ、シミの汚れによって洗剤の選び方や使い方に気をつけなければなりません。

そこで、洗濯によるシミを洗剤で落とす方法について、シミを落とす洗剤の選び方のポイントや水溶性のシミを落とす方法、油汚れのシミを落とす方法やシミ抜きによって輪ジミができてしまったときの対処法、自宅でシミを落とすときの大切なポイントなどお伝えしていきます。

これで、気になる頑固なシミや汚れもスッキリと落として洗濯することもできますし、もし輪ジミができてしまっても対処することができるでしょう。ぜひ参考にしてみてください。

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洗濯によるシミを落とす洗剤の選び方のポイント

小さな子どもがいると洋服を汚してしまうことが多いですよね。汚れにすぐに気がつくといいのですが、汚れに気が付かずシミになってしまうこともあります。そのシミが何のシミかわからないことも多いです。

シミは普通に洗濯をしても簡単にはキレイに落とすことができません。しっかりとシミを落とすために、使用する洗剤の種類によっても汚れやシミの落ち方が違ってきます。汚れやシミを落とす方法の知識を知ることで、衣類をキレイにすることが出来ます。

シミの種類は?

食用の油のマヨネーズやメイク用品の口紅、ファンデーションなどの油性

台所用洗剤の原液が効果的。汚れをタオルに当て、裏側から洗剤の原液をつけた歯ブラシなどで叩きます。

コーヒーや醤油、果物や野菜の汁などの水性

水に溶ける性質なので水洗いをするとすぐに落とすことができます。しかしシミになって色素が残ることもあるので、普段使っている洗濯用洗剤や固形石鹸などを汚れの部分につけ、裏側にタオルを敷き、シミをタオルに吸わせるように汚れの部分を叩きます。

泥や墨などの不溶性

汚れの粒子が小さいので水にも溶けない汚れです。研磨剤入の洗顔料などが効果があります。汚れている部分を濡らし、洗顔料を馴染ませ手洗い後に洗濯機で洗濯をしましょう。

水溶性のシミなら洗濯洗剤でも落としやすい

小さな子どもがいると食べこぼしなどで衣類を汚してしまうことが多いですよね。食べこぼしのシミはすぐに対処するとほとんどは取ることができます。シミ抜きを成功させるポイントはシミを叩き出す、他の布に移すことです。

水溶性のシミになる醤油やソース、飲料などはついてすぐの場合は、固く絞ったタオルで、叩くかつまむようにすると取ることができます。落ちきらなかった場合は中性洗剤を使い落としましょう。

中性洗剤を水で5倍に薄めます。シミ汚れを移し取るタオルを敷き、その上に衣類のシミがついている面を下にして置きます。洗剤液を歯ブラシにつけてシミの上から叩きシミを落とします。周囲から内側に向けて叩いていきます。タオルをずらしシミが落ちるまで作業をします。洗剤液で落ちない場合は、酸素系漂白剤を使用しましょう。その後洗濯機で洗濯をします。

油汚れのシミは台所用洗剤で落として洗濯しましょう

子供はお絵かきが大好きですよね。ペンでお絵かきをしていると知らない間に洋服にもインクがついていることがあります。クレヨンやボールペンなどの油汚れのシミの落とし方について紹介します。

ペンのインクの油汚れのシミの落とし方

油汚れと落とし方は同じです。衣類の下に乾いたタオルを敷きます。シミの部分を少し濡らし、台所用洗剤の原液を歯ブラシにつけてシミを叩きます。優しく毛の先で叩くことがポイントになります。お湯で洗剤とシミを落とし洗濯機で洗います。時間がたって落ちにくいインク汚れには、レモンを使用しましょう。レモンをスライスしたものをこすりながら水洗いします。レモンには漂白効果があるのでインクが薄くなります。

シミ抜きによって輪ジミができてしまったときの対処法

シミ抜きによって輪ジミが出来てしまうことがあります。輪ジミはシミ抜きに使ったベンジンやアルコールなどの溶剤や水等に汚れが溶けて周囲に広がり出来てしまいます。

水溶性の輪っか状のシミの対処法

水溶性の輪ジミは丁寧に汚れを取り除くことで解消します。水溶性の輪ジミは、シミ抜き、洗濯をし直すことで対処することができます。

準備するものは、中性洗剤、歯ブラシです。

中性洗剤を歯ブラシにつけて、輪ジミになっている部分に馴染ませその後普段通りに洗濯機で洗濯をして干し自然乾燥させます。

油溶性の輪っか状のシミの対処法

化粧品や食品の油汚れなどの油分が多い輪ジミは、洗剤や水洗いではなかなか落とすことが出来ない場合もあります。落ちない場合はベンジンを使ってみましょう。

準備するものはベンジン、タオル2枚です。
輪ジミになっている部分の裏側にタオルを当てます。もう1枚のタオルにベンジンを染み込ませ輪ジミの部分を軽く叩きタオルに汚れを移して行きます。輪ジミは目立たなくなったらベンジンを少量タオルに染み込ませ、輪ジミをぼかし洗濯機や手洗いし自然乾燥させます。

自宅でシミを落とすときの大切なポイント

食事中に食べこぼしてしまい衣類についてしまうことありますよね。服についた食べこぼしのシミの落とし方は基本同じ方法で落とします。

ポイントは2つです。タオルを使用することと、洗剤をシミに直接かけないことです。

シミをタオルとタオルで汚れた衣類を挟む

上から濡らしたたタオルで叩き、シミを下のタオルに移します。

シミを移してから洗剤を使う

次に洗剤を使用します。洗剤はシミに直接かけません。洗剤によって汚れが外側に押し出されるので、輪ジミになってしまう可能性があります。洗剤は汚れの周りにぐるりとかけ、その後上から濡れタオルで叩きシミを落とします。その後いつもと同じように洗濯機で洗濯をするとシミがキレイに落ちています。

シミ抜きは早く対処することで落ちやすくなるので、外出先で食べこぼしてしまった場合は早めに対処するこをおすすめします。