洗濯の正しいやり方について。汚れ・色・素材・大きさで仕分ける

洗濯機に汚れた衣類や下着を放りこめば、ピッカピカに洗い上げてくれる洗濯機。

でも、何でもかんでも放り込むだけだと、生地を傷めたり洗い上がりにムラが出たり、洗濯機の中で衣類が絡んでしまって、とんでもないことになってしまいます。
どのような汚れ物をどのように処理して洗濯機に入れれば、洗濯機は気持ちよく洗濯してくれるのでしょうか?

洗濯物のやり方や仕分け方の方法を知れば、洗い上がりに差が出ること間違えないでしょう。

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洗濯のやり方。仕分けは何を基準に分ければいいの?

衣類やタオル等を仕分ける時に、大家族でもないのに細かく仕分けようとすると1日に何度も少量の洗濯をするか、汚れたままの服やタオルなどの洗濯物を何日も放置してしまう事になってしまいます。

洗濯の仕方や、やり方の注意点について

  • 汚れたものを放置しない
    目に見えていなくても、水分や汚れから細菌が増えてカビの原因にもなる事があるので、ためこまない様にしましょう。
  • 汚れが酷いものは別に洗う
    泥汚れや汚れが酷い部分は別に手洗いをしてキレイにしてから入れるか、別にして洗います。
  • 濃い色のものは色落ちしないか確かめる
    新しいものは特に色落ちする可能性があるので、先に確かめるか別洗いしましょう。
  • 洗濯表示を確認する
    洗濯機で大丈夫なものを、それぞれ洗濯用のネットに種類ごとに分けて入れる事によって、生地の傷みの軽減、絡まり防止などの効果があります。
  • 詰め込まない
    洗濯機の中も、ネットの中も余裕を持って入れましょう。
    靴下や下着、タオルなど全て一緒に洗う事に抵抗がある人がいますが、洗濯機も洗剤も性能がいいので安心しましょう。

洗濯のやり方。汚れがひどいものなどの気になる部分は直塗り洗剤を塗って仕分けておく

部分的にちょっと汚れが気になる部分がある場合は、洗濯をする前に、その箇所に洗剤をつけておきます。

直塗りできるタイプのものは、手を汚さずに簡単に部分的に塗る事が出来ます。

塗ってからひと晩置く事で、落ちやすさが更にアップするので、汚れが頑固そうだからと洗濯機で洗う時間を増やして、生地を傷めてしまわないように注意しましょう。

●洗濯のやり方

  1. 洗濯表示を確認して分ける
  2. 汚れが酷いもの、新しくて色が濃いなど、色落ちの可能性のあるものを分ける
  3. 汚れが気になる部分は先に洗剤をつけ置きするか、手洗いしておく
  4. 種類別に、軽くたたんで余裕をもってネットに入れる
  5. 洗濯機にも、洗濯物を詰め込まない
  6. 洗剤の種類、量、使い方を守る(メーカーによって違うので記載を確認する)
  7. 洗濯表示の説明に沿ったコースを選択する
  8. 終了したら早めに広げて干す

また、濡れたタオルなどをそのまま洗濯カゴに入れて放置する人がいますが、菌が繁殖してしまいますので、洗うまでの間は干しておきましょう。

絡まるものは洗濯ネットに入れて洗濯しよう

洗濯ネットに入れる事によって、毛玉や生地の傷み、シワや絡まる事の軽減してくれるメリットがあります。

洗濯物を洗濯ネットに入れるときの注意

  • 軽く畳んだ衣類よりも少し大きめで余裕あるものを選ぶ
  • 詰め込まない
  • 種類別に分ける
  • 大きさ別に分ける

特に洗濯表示では洗濯機で洗う事が大丈夫とされている表示でも、飾りが付いているものなどは、取れたり他の衣類を傷つけたりします。

飾りがついているもの、毛玉が出来やすいもの、繊維やホコリなどが付着しやすいものは、裏にして軽くたたんでからネットに入れましょう。

色落ちする?しない?迷った時の洗濯物の仕分け方のやり方について

新しい色ものは、色が濃いほど色落ちの可能性があります。

色落ちする可能性があるものは別洗いをしよう

色落ちする可能性が高いもの

  • ファストファッションの色もの
  • 濃い色のタオルや衣類など
  • デニムなど色を染めているもの

色落ちしないか確かめる方法

  • 洗面器などに入れた水に浸す
  • しばらくしても水に着色していないか確認する

何度か洗濯機で別洗いをする事で、色落ちは収まってくる事が殆どです。
新しいものは最初のうちだけでも別洗いする事が無難でしょう。
他のものと洗いたい場合は、先に色落ちしなくなったか確かめて、色移りしてしまっても差し支えないものと洗いましょう。

洗濯機で洗えないものはクリーニングへ出す

洗濯をする前に、必ず洗濯表示の確認をしましょう。

見た目は他の洗濯物とあまり変わりないようなものでも、ホームクリーニング用の洗剤があっても、水に縮む生地を使用しているものなど、洗濯出来ないものがあります。

水洗いが出来ないものは必ずクリーニング店にお願いしましょう。

手洗い表示のものは手洗いができますので、手洗い用の洗剤を利用して、やり方、量を守れば大丈夫です。

ユニホームなど丈夫な生地で汚れが酷いものには、手もみ洗いで大丈夫ですが、押し洗いや浸け込み洗い、つかみ洗いなど種類があり、繊維や汚れ方によって手洗いの方法を変えるのが基本です。

●本的な洗い方、押し洗いの方法

  1. 洗面器などに洗剤を、記載の表示通りの量で薄めます。
  2. 軽くたたんだ服が全体に浸るように入れて、両手で軽く何度か押すようにして洗います。
  3. すすぐ時は、洗面器の中を水に変えて、同様に押すようにして繰り返します。
  4. 何度か水を取り替えましょう。
  5. バスタオルに挟みこむようにして、水分を取ります。

クリーニングにあまり出したくない場合は、購入する前にも洗濯表示を確認しましょう。