洗濯をする時、重曹やセスキ炭酸ソーダを洗剤の代わりに使用することができるこはご存知でしょうか。重曹やセスキ炭酸ソーダは、人や環境にも優しいエコな洗剤として洗濯に使用することができます。
でも、実際に洗濯をするとなると、どんなふうに洗濯に使用すれば良いのかわからないことも多いですよね。
ここでは、重曹やセスキ炭酸ソーダを洗濯に使用する方法についてお伝えします。得意な汚れや効果についてもお伝えしますので、チェックして毎日のお洗濯に活用してみてくださいね。
重曹やセスキ炭酸ソーダを使い分けて洗濯上手になりましょう。
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重曹を使った洗濯方法
重曹は、掃除用、料理用、美容用などがありますが、掃除用のもので洗濯にも利用できます。
液体洗濯用石けんと一緒に部分的に使う
重曹に液体石けんを少しずつ混ぜ合わせていきながら重曹の粒が残る位のペースト状にして使用します。
油汚れや皮脂汚れの気になるところにペーストを塗ってしばらく置きます。
数十分程で落ちてくるので、洗い流してから普通に洗濯しましょう。
液体洗濯用石けんと一緒に全体的に使う
液体石けんの半分の量を重曹に代えて、ぬるま湯でよく溶かしてから通常に洗濯します。
溶け残りや色落ちに注意しましょう。
液体石けんと合わせて使用する事によって、漂白効果や皮脂汚れの汚れ落ちがアップします。
通常の洗濯用の液体石けんは、溶け残りが出たり、洗濯槽に残ってしまう事がありますが、その洗濯槽の汚れも防いでくれます。
重曹を使って洗濯をすることの効果について
重曹を使用して洗濯する事によるメリットとデメリットがあります。
●メリット
- 油汚れに優れていて皮脂の汚れにも効果がある
- 消臭効果がある
- 洗濯槽の汚れがつきにくくなる
- 肌に優しいから赤ちゃんの衣類などにも使用できる
- 漂白効果がある
- 掃除など他にも使い道がたくさんある
●デメリット
- 色落ちの可能性がある
- 溶け残りの可能性がある
●注意
- 食用のものなどがありますので、掃除用、工業用のものを使用しましょう。
- 溶けにくいのでぬるま湯を使用しましょう。
(洗濯表示を見て、30度以下もしくは40度以下以内にします)
他に肌にも環境にも優しく洗濯できるものとして、セスキ炭酸ソーダもおすすめです。
セスキ炭酸ソーダを使った洗濯方法
肌にも環境にも優しいセスキ炭酸ソーダでの洗濯方法を汚れ別にご紹介します。
- 全体的に洗濯機で洗剤代わりに洗う
水30リットルにセスキ炭酸ソーダ大さじ1を入れて浸け置き洗いします。 - 汚れが気になる部分
セスキ炭酸ソーダ水溶液を、気になる部分にスプレーして軽く擦った後浸け置き洗いする。 - 布ナプキンや布オムツ
軽く水洗いをしてから、小さめのバケツや洗面器などにセスキ炭酸ソーダを溶かした水に浸けておき、再び軽く洗ってから通常に洗濯します。 - 注意
ウールや絹などは使用できないもの、浸けるのに向かない生地がありますので、表示を確認しましょう。
3時間から1晩ほど浸けてから洗う事で洗浄効果がアップしますが、色落ちなどに気をつけましょう。
セスキ炭酸ソーダは汚れの酷いものや赤ちゃんの洗濯物にもおすすめ
セスキ炭酸ソーダは、たんぱく質汚れや油汚れに強いので、頑固な汚れの洗濯物でも幅広く使えます。
水にも溶けやすいので溶け残りの心配も殆どありません。
また、単体でも使用ができます。
●特におすすめ
- 肌が弱い人、赤ちゃんの衣類やタオルなど
天然なもので肌に優しいので、肌に直接触れるものにも安心です。 - 布ナプキンや布オムツ
たんぱく質汚れに強いので、浸けて置く事で血液汚れなどに効果があります。 - 汚れが酷いもの
1晩浸けておく事で更に効果がアップします。 - 肌や環境に気を付けている人、節約したい人
少しでも負担を減らしたい人におすすめです。
セスキ炭酸ソーダは、3時間から1晩ほど浸けることによって洗浄力が高くなります。
汚れが酷いものや、布ナプキン、布オムツなどは特に、セスキ炭酸ソーダを水で溶かしたものを先に浸け置きしましょう。
重曹やセスキ炭酸ソーダを使って洗濯をする時の注意点
洗濯にも掃除にも使える重曹やセスキ炭酸ソーダは、肌にも地球にもお財布にも優しいのでおすすめです。
使い方を間違えてしまわないようにしましょう。
●注意
- 使用できる素材を確認する
(シルクやウール、麻や、色落ちしやすいナイロンなどは使用できません) - 色落ちに気をつける
- 使用量や使用方法を守る
●重曹の場合
- 湿気に弱い
密閉できる容器に詰め替えましょう。 - 単体で使用すると洗浄力が弱い
液体石けん洗剤と組み合わましょう。 - 溶けにくい
ぬるま湯でよく溶かしてから使用します。
(30度から40度以内が目安)
●セスキ炭酸ソーダの場合
- 洗浄力を高めるために浸け置き洗いをすると時間がかかる
水、セスキ炭酸ソーダ、洗濯物を入れて軽く洗って混ぜ溶かしたらそのまま浸けます。
浸け置き洗いコース機能や予約機能があれば利用します。
●柔軟剤
- クエン酸
柔軟剤としてはクエン酸がおすすめです。