黒カビの落とし方には、布にできてしまった黒カビを落とす方法があります。
ただし、頑固な黒カビは完全に落とせない場合もあるので落とし方には注意が必要です。
そこで、衣類などの布についた黒カビの落とし方についてお伝えしていきましょう。
黒カビを落とした後は、黒カビがまた発生しないようにしっかりと予防対策するのが大切です。ぜひ参考に試してみてください。
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布についた黒カビのつけおきで除菌する落とし方
衣類等の布できた黒カビは「漂白剤」があれば落とせる可能性が高いです。
●用意するもの
- 酸素タイプの漂白剤
- お湯
- ゴム手袋
- 紙コップ
- 綿棒
※綿棒が無い場合は、ヘアピンや爪楊枝の先端にティッシュを巻きつければ、代用することができます。
●落とし方の手順
- まずは紙コップに酸素タイプの漂白剤を少量入れます。
- その中に綿棒の先端(代用したモノでも可)を少し浸けます。
- 手順2の綿棒等を使って丁寧に衣類のカビに漂白液を染み込ませていきます。
漂白液が足りなくなったら、再度紙コップの中に綿棒等を浸けて、その都度行うようにしましょう。 - 洗面台の排水栓を閉じてお湯を溜め酸素タイプの漂白剤を投入します。
- 手順4の中へ衣類を浸け置きします。浸け置き時間の目安は1~2時間です。
- 黒カビ汚れが落ちているかチェックし、落ちていればゴム手袋を着用して、衣類を優しく揉み洗いします。
- 最後にぬるま湯でしっかりと水洗いをして、乾燥させれば除菌完了です。
なかなか落ちない頑固な布にできた黒カビの落とし方も紹介
そんな時は、酸素タイプの漂白剤に「重曹」を併用して、洗浄効果を高めて落とすのが効果的です。
布の頑固な黒カビの落とし方は「重曹」を活用!
- はじめは上記同様に黒カビに丁寧に漂白剤を染み込ませていきます。
- 次にボウル等の容器の中で「漂白剤+重曹+お湯」で漂白洗浄液を作ります。
分量の目安は「1:1:1」です。 - 漂白洗浄液が完成したらその中へ衣類を浸けます。
- そのまま30分ほど時間をおいて下さい。
- 時間経過後は黒カビ汚れが落ちているか確認します。
- 落ちていれば漂白洗浄液が衣類に残らないようにしっかりと濯ぎを行います。
万が一落ちていない場合は再度浸け置きして下さい。 - 風がよく通る場所で乾燥させましょう。
そのため、この方法で黒カビを落とす場合はそうした負担がかかることを踏まえた上で、行う必要があります。
お気に入りの衣類等で行う場合は注意して下さいね。
布の黒カビの落とし方には注意があります
衣類等の布できた黒カビを落とす場合にはいくつか注意点もあります。
布の黒カビの落とし方の注意点とは?
- 洗剤の過度な使用はNG
カビ汚れに効果的な漂白剤ですが漂白剤は布への負担が大きい洗剤です。
また、漂白剤は量を多く使えばそれだけ効果が高まるということではないため、過度な使用は避けなければいけません。
布に負担をかけないためにも適量で漂白を行うようにしましょう。 - 長時間の浸け置きはNG
黒カビを落とす際には布を漂白剤に浸け置きする必要がありますが、長すぎる浸け置きは色落ち等のトラブルを招く原因となります。
落ちない場合は潔く諦めて布に負担を与えすぎないようにしましょう。 - 強く擦るのはNG
カビは強く擦ってしまうと布の奥深くまで入り込んでしまうという特徴があります。
そのため、ブラシ等を使ったり手でゴシゴシと擦るような落とし方は、絶対に行わないようにしましょう。
ポイントはあくまでも「優しく」です。
服や衣類に黒カビがつくのを予防する方法
布に発生した黒カビを無事に落とすことができたら次にすべきことは「予防」です。
カビはとても繁殖率の高い汚れですから、しっかりと予防をして、再発を防ぐようにしましょう。
黒カビを予防する方法
衣類等の布にカビができないようにする上では「湿度」が重要なカギとなります。
カビは主に湿度の高い場所、つまり、湿った環境で発生します。
そのため、洗濯後の乾燥不足や雨の多い梅雨時期などは、特に注意が必要なのです。
しっかりと乾いた状態にしてから収納するのはもちろんのこと、クローゼットやタンスの中などの湿気が篭りやすい場所は、定期的に開けて湿気を逃がすようにしましょう。
また、雨の日に着用したコート等も濡れたままの状態で収納してしまうと黒カビ発生の大きな原因となりますので、併せて注意して下さいね。
自分で洗えない物は無理せずにプロにお任せしましょう
カビ汚れはとても頑固な汚れのひとつです。
特に、衣類等の布に発生する黒カビは布の奥深くまで入り込んでしまうため、落とすことが難しいケースも少なくないのです。
お金は掛かってしまいますが、悩んでいる黒カビ問題はきっとスッキリ解決されるはずですから、ぜひ検討してみて下さいね。