布巾の除菌は煮沸?それとも漂白?ふきんを清潔に保つ方法

キッチンで使っている布巾は、特に衛生面が気になりますよね。毎日洗っている方がほとんどだと思います。

しかし洗っているだけでは、嫌な臭いが発生することも!この嫌な臭いの原因は菌!菌が増殖すると臭いが出てしまいます。

そこで煮沸や漂白をして除菌をする方法、ふきんをキレイにするにはどちらが良いのかについて紹介をいたします。煮沸と漂白を一緒に行う方法もありますが、注意点がありますので必ず確認をして行ってくださいね。

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布巾を煮沸する利点について

毎日家事をしていると使うことになるのが布巾ですよね。
食卓テーブルを拭くためのもの、キッチンを拭くためのもの、洗った食器を拭くためのもの…など分けると数枚にもなってしまいます。

料理をしているとキッチンは必ずといっていいほど汚れますし、シンクの水も飛び散るので布巾は必須アイテムです。

布巾ですが、毎日使っていると当然汚れてきて更には雑菌の臭いがしてきた…という経験はありませんか。

私も毎日使った後に手洗いしてゆすいでいるのに、この布巾の嫌な臭いに悩まされたことがあります。

布巾を煮沸し臭いを除去

臭いのもとは布巾についている雑菌の臭いが主なので、熱湯で煮沸するとそれらの菌が死滅し、汚れや臭いを取ってくれるのです。
次に、布巾の煮沸の仕方を紹介しますね。

【用意するもの】

  • 重曹
  • 布巾の入る大きさのステンレス製の鍋
    (アルミ製だと重曹と反応して、黒く変色してしまうそうです)
  • 汚れた布巾

【煮沸の方法】

  1. 鍋に水を入れて火をつけます。
  2. お湯が沸くまでの間に、汚れた布巾を洗剤できれいに洗います。
  3. お湯が沸いたら布巾を入れて、大さじ1程度の重曹を入れて煮沸します。
  4. 1分程度経ったら、箸やトングで取り出しましょう。熱いのでやけどには注意してくださいね。
  5. 取り出した布巾をすすいで乾かして完成です。

布巾は煮沸?漂白?どっちがきれいになるか比較

汚れた布巾や衣類を除菌して汚れを落とす洗剤として、酸素系の漂白剤を使うという方法がありますよね。
漂白剤は基本的にはつけておくだけでOKなので、手軽に布巾をきれいにする方法として漂白剤を使うという方も多いでしょう。

布巾をきれいにする方法として煮沸と漂白では、どちらのほうがより汚れを落としきれいにしてくれるのでしょうか。
結果としてはもちろんどちらも汚れを落としきれいにはしてくれるのですが、仕上がりを見たときには断然漂白剤を使った布巾のほうが見た目はきれいになります。

よく、衣類を汚したときに漂白剤をつけるときれいに落ちますよね。
同様に布巾でも汚れをきれいに落としてくれますよ。

手軽さで比べた場合でも漂白剤のほうがおすすめ

煮沸はお湯を沸かして取り出すなど、ガスコンロから簡単に離れることは難しいですが、漂白剤であればつけておくだけなので夜布巾を使い終わった後につけ置きしておくと、翌朝にはきれいになっているのでほとんど手間がありません。

浸け置きする時間も長時間である必要もないので、

「汚れてきたな」

「嫌な臭いがしてきたな」

と思ったときには出かける前や時間のないときでもつけ置きしておくことも可能ですよ。

また、つけ置きした後にすすぐ際には手袋などをしてすすぐと手がヌルヌルすることがないので、特に肌の弱い方などはおすすめします。

布巾は煮沸しながらの漂白は可能?酸素系漂白剤の注意点

布巾の汚れや臭いを落とす方法として、煮沸と漂白剤を使う方法を紹介しましたが中には「この2つを一緒に使えばもっときれいになるのでは?」と考える方もいるかと思います。

しかし、酸素系の漂白剤を使うときの注意点として50度以上のお湯を使わないようにするということがあります。
沸騰しているお湯はもちろん50度以上ありますので、漂白剤と煮沸は併用することができません。

あまりにもお湯の温度が高すぎると、最初の短時間で洗浄効果が失われてしまうので、ぬるま湯程度の温度にするように気をつけましょう。

もし、煮沸と漂白をやりたいときには以下の方法でやってみてください。

  1. 布巾を煮沸して、火を止める。
  2. 十分に温度が下がったら規定量の漂白剤を入れて漂白しましょう。

このときにも煮沸をする鍋にはステンレス製のものを選ぶように気をつけてくださいね。

布巾の漂白に酸素系漂白剤がおすすめな理由

さて、これまで布巾を漂白するための洗剤として酸素系の漂白剤を使用した方法で紹介してきましたが、他にも塩素系の漂白剤があるのをご存知ですか。

塩素系の漂白剤は一般的に液体状で臭いも強く漂白力も強い

よく衣類に使われる漂白剤で白いもの以外には使えない漂白剤が塩素系のものになります。
反対に、粉末タイプのものがあり、色や柄のあるものに使える漂白剤が酸素系のものになるのです。

なぜ、酸素系の漂白剤をつかった方法を紹介してきたのかには、理由があるのです。

塩素系の漂白剤の特徴として、漂白力が強いということはその分生地を傷めやすいというデメリットもあります。

  • 色柄のついた布巾であればそれらもまとめて漂白してしまうので向いていない
  • 酸素系の漂白剤は臭いもなく生地を急速に傷めることもない

こうしたことから、布巾を漂白する際には酸素系漂白剤を使うことをおすすめしているのです。

煮沸や漂白で行う除菌の頻度

煮沸や漂白をすることで簡単に布巾を除菌できるということがわかりましたが、どれくらいの頻度で漂白・除菌することが好ましいのでしょうか。

布巾を使い終わった後に手洗いしてすすぐことが大事ですが、それだけではやはり汚れや臭いが気になりますよね。

汚れや臭いが出てきてから煮沸などで除菌してもいいですが、一週間に1回週の終わりにきれいにすると気持ちよく次の一週間を始めることができるのでおすすめしますよ。

そんな頻繁にするのはちょっと面倒だなと感じる人は、最低でもひと月に一回は煮沸や漂白をしてきちんと除菌するようにしましょうね。

また、布巾を使った後や、煮沸や漂白で洗ったあとはきちんと風通しの良いところで干すことも大切です。

洗濯物も乾くのに時間がかかるとよく雑菌の嫌な臭いがしてきてきますよね。
ですので、布巾を洗った後は洗剤が残らないようにしっかりとすすいで、間隔をあけてきちんと乾くように工夫して干すように心がけましょう。