洗濯物を取り込んだとき、洗濯物に黄色い卵が付着していることを発見!予想もしなかった出来事に、びっくりしてしまう人もいるのではないでしょうか。
洗濯物に付着した黄色の卵の正体は「カメムシ」かもしれません。卵を駆除しないと、カメムシが誕生してしまう可能性があります。
では、カメムシが洗濯物に寄ってくるのは一体なぜなのでしょうか。駆除方法や対策を知って、カメムシに卵を産ませないようにしましょう。
カメムシが生まれてしまうと、強烈な臭いに悩まされることもあります。しっかりと対策を行いましょう。
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洗濯物に黄色の卵!正体はカメムシの卵
もしも白や黄色のビーズのような大きさのものがたくさん付着しているなら、それはカメムシの卵かもしれません。
カメムシは洗濯物の表にも裏にも卵を産み付ける
その数は、なんと10~100個ほど。
これが産卵から7から10日ほどで孵化します。虫の苦手な人にはここまでだけでも怖い話ですね。
カメムシが洗濯物に卵を産み付ける理由
暖かい洗濯物が絶好の産卵場所になっている
自分の餌の近くに卵を産み付ける習性があるほかに、カメムシは寒さに弱い生き物のため、暖かさを求めて洗濯物にくっついていることもあります。
カメムシは25度が一番過ごしやすい生き物で、15度以下になると動きが鈍くなります。
春先はまだカメムシにとっては少し肌寒い季節なので、太陽の光を浴びてホカホカしている洗濯物の温度がとても気持ちいいのです。
また、直射日光名あまり好まないため、洗濯物の内側に入ってぬくぬくと休憩をしているといえます。
白い洗濯物が標的になるのは虫の習性が関係している
白いTシャツやバスタオルにばかり卵を産み付けられるという人もいるでしょう。それは日光に反射されて光を感じたカメムシが、虫の習性で光に集まってきたということです。
柔軟剤がにおいのしないものでも、庭やベランダでにんじんやパセリなどのセリ科の植物を栽培していると、カメムシの好物なので寄ってきますよ。
洗濯物に黄色のカメムシの卵が付着していたときの駆除方法
産み付けられた卵は自分で取るしかないのですが、結構しっかりくっついているため、ティッシュでキレイに取るのは至難の業。力加減を間違えると、うっかり卵を潰してしまうこともあります。
卵はガムテープなどの布製のテープで取ると良い
- 卵の上にペタペタと布テープを貼り、端からペリペリと剥がしていくと簡単に取れます。
- 最後にテープで卵をくるんで捨てて、孵化する前にごみに出してしまいましょう。
ヘラを使って卵を剥がしとる方法もありますが、虫の苦手な人は卵を見るもの苦手な人が多いので、おすすめはガムテープです。粘着力が弱いので、必ず紙製ではなく布製のテープを使ってくださいね。
取るのが面倒だという人はいっそ全部潰してしまうという方法もありです。もう一度洗濯し直せばいいので、簡単に済ませたいならそれでもいいかもしれません。かなり小さな卵なので、よく探しているうちに1つ潰していたというものもよくある話です。
黄色い卵はカメムシの卵!洗濯物を干す時のコツ
カメムシは柔軟剤のにおいにつられてやって来ることもあるので、においの強いものは使わないようにしましょう。
微かな匂いの柔軟剤でも、セリ科の植物のにおいや柑橘系のにおいはNG
そういった柔軟剤は室内干しのときのみに使用しましょう。
白い洗濯物に集まりやすい
白い衣類は外で干さないか、内側に干すようにします。できるだけ外側に色物や黒っぽいものを干して、白い洗濯物が外から見えにくいように工夫しましょう。
外が暗くなる前に洗濯物は家の中に取り込む
家の中の電気をつけると、虫は窓に寄ってきます。そうなってしまうとカメムシ以外にもさまざまな虫がくっついてしまうので、日が落ちてきたと思ったら早めに室内に取り込むのが無視を寄せ付けない工夫です。
洗濯物に黄色いカメムシの卵を産ませたくない!カメムシを寄せ付けない方法
干すときの工夫以外にも環境を変えてみるなどの、カメムシが来ない対策をしましょう。
にんじんや豆などはカメムシの好物
洗濯物をベランダで干している場合はベランダにこれらの植物を置くのはやめましょう。
ミントやハッカなどのハーブはカメムシが嫌う匂いなので、カメムシ除けとして洗濯物の近くに置くのがおすすめです。
卵予防に防虫剤も活用
物干しに吊るす防虫剤はどんな家でも場所を気にせず置けるのでおすすめです。虫の種類によって防虫剤も変わるので、カメムシ対応のものを選びましょう。
中には超音波タイプのものもあります。
衣類用の防虫ネットも便利
物干し竿全体にかけられるワイドなものと、小さなまとまりに分けて干すものがあるので、使いやすい方を選びましょう。
さらに、干し時間を10時~15時くらいまでとしっかり決めて、乾ききってなくても早めに取り込無用にすると虫が付く可能性を減らせます。
乾ききっていなければ、その後室内干しに切り替えましょう。
室内干しだと乾燥まで少し時間がかかってしまいますが、サーキュレーターや除湿機があれば外で干すのとそんなに変わりません。
毎日のお洗濯が苦痛にならないように、一番やりやすい方法で試してみてくださいね。