洗濯物に卵が付着・黄色の卵の正体はカメムシ!対策と駆除方法

洗濯物を取り込んだとき、洗濯物に黄色い卵が付着していることを発見!予想もしなかった出来事に、びっくりしてしまう人もいるのではないでしょうか。

洗濯物に付着した黄色の卵の正体は「カメムシ」かもしれません。卵を駆除しないと、カメムシが誕生してしまう可能性があります。

では、カメムシが洗濯物に寄ってくるのは一体なぜなのでしょうか。駆除方法や対策を知って、カメムシに卵を産ませないようにしましょう。

カメムシが生まれてしまうと、強烈な臭いに悩まされることもあります。しっかりと対策を行いましょう。

スポンサーリンク

関連のおすすめ記事

【洗濯物対策】湿度が高い日でも早く乾くためのルール

雨の日やジメジメとした日は、洗濯物がなかなか乾かなく、お困りの方も多いと思います。洗濯物が乾くために...

洗濯物を干す時間帯や乾くまでの時間は?夏の外干し豆知識

夏は洗濯物を外干しする機会が多いですが、干す時間帯は何時から何時までがベストか、最短でどのくらいで乾...

洗濯物を乾かすコツ!部屋干しの衣類を早く乾かす工夫やアイデア

雨が降っているときは外に洗濯物を干すことができません。外がジメジメしていると、なかなか洗濯物が乾かな...

洗濯物を乾かす時間を短くしたい!乾く時間を短縮する方法

洗濯物の乾くまでの時間がいつもより長いような…?どんなことが原因で洗濯物の乾くまでの時間に違いが出て...

洗濯物のアンモニア臭の原因と取り除くためにできることを紹介

洗濯をしたのに洗濯物からアンモニア臭がするのはどうしてなんか、原因が気になりませんか?その原因を...

洗濯物の重さはどのくらい?物干しと洗濯物について

梅雨時期になって洗濯物が乾きにくくなったり、子供が大きくなって洗濯の量が多くなったりすると、物干しが...

洗濯物を乾燥機で乾燥させると縮む原因と対処法・元に戻す方法

洗濯物を乾燥機で乾燥させた時、衣類が縮む経験をしたことがある人もいるのではないでしょうか。衣類が縮ん...

洗濯物の放置は臭い発生の原因に!洗濯物の臭いを取る方法

汚れた洗濯物を放置していると、嫌な臭いが発生してしまうことがあります。この臭いは洗濯物に染み付き、な...

洗濯物が雨で外干し出来ない時にやって置きたい部屋干しの方法

洗濯物は外で乾かすのが一番と思っていても、雨が降ってしまったら、外干し出来ないですよね。そういっ...

洗濯物を放置してしまったときは乾燥機?洗濯物のリセット方法

洗濯物を放置したときは、臭いを気にしてそのまま乾燥機を使ってはいませんか?確かに、乾燥器にか...

洗濯ネットのまま乾燥機に入れても大丈夫?その答えは「NO」

お気に入りの洋服や下着などを洗濯ネットに入れて洗濯する人も多いでしょう。しかし、そこで疑問となるのが...

洗濯物への虫の付着を防ぐ虫除けネット!手作りする方法をご紹介

天気の良い日は洗濯物を外に出して、カラッと乾かしたい!梅雨の季節になると、さらにそう強く思いませんか...

洗濯物の部屋干しはエアコンが便利!早く乾かすアイデアと裏技

雨の多いシーズンは、洗濯物を部屋干しで干すことが多くなります。なかなか乾かない洗濯物で家の中もジメジ...

部屋干しを早く乾かすコツ!扇風機と窓の使い方で洗濯物が乾く

部屋干しをしていると洗濯物が乾きにくくて困ってしまいますよね。洗濯物が乾かないのは部屋の湿度が大きく...

洗濯物を夜干す!外干しのメリット・デメリットと干し方の工夫

日中忙しくお仕事をしている人は、なかなか洗濯をする時間がとれないこともあります。仕事から帰ってきて、...

スポンサーリンク

洗濯物に黄色の卵!正体はカメムシの卵

もしも白や黄色のビーズのような大きさのものがたくさん付着しているなら、それはカメムシの卵かもしれません。

カメムシは洗濯物の表にも裏にも卵を産み付ける

その数は、なんと10~100個ほど。

これが産卵から7から10日ほどで孵化します。虫の苦手な人にはここまでだけでも怖い話ですね。

自分が好む餌の近くに卵を産む習性があるので、ご自宅の近辺にみかんの木やスギの木など、カメムシの餌となる植物やがあるのかもしれませんね。もしも小さな丸いものが大量に服の両面についていて、しっかりとくっついているようなら、カメムシの卵の可能性を考えましょう。

カメムシが洗濯物に卵を産み付ける理由

暖かい洗濯物が絶好の産卵場所になっている

自分の餌の近くに卵を産み付ける習性があるほかに、カメムシは寒さに弱い生き物のため、暖かさを求めて洗濯物にくっついていることもあります。

カメムシは25度が一番過ごしやすい生き物で、15度以下になると動きが鈍くなります。

春先はまだカメムシにとっては少し肌寒い季節なので、太陽の光を浴びてホカホカしている洗濯物の温度がとても気持ちいいのです。

また、直射日光名あまり好まないため、洗濯物の内側に入ってぬくぬくと休憩をしているといえます。

白い洗濯物が標的になるのは虫の習性が関係している

白いTシャツやバスタオルにばかり卵を産み付けられるという人もいるでしょう。それは日光に反射されて光を感じたカメムシが、虫の習性で光に集まってきたということです。

特にそれが柑橘系の柔軟剤を使ったものなら、柑橘好きのカメムシにはたまりません。暖かくて良いにおいのする洗濯物でくつろいで、卵を産み付けているのです。

柔軟剤がにおいのしないものでも、庭やベランダでにんじんやパセリなどのセリ科の植物を栽培していると、カメムシの好物なので寄ってきますよ。

洗濯物に黄色のカメムシの卵が付着していたときの駆除方法

産み付けられた卵は自分で取るしかないのですが、結構しっかりくっついているため、ティッシュでキレイに取るのは至難の業。力加減を間違えると、うっかり卵を潰してしまうこともあります。

卵はガムテープなどの布製のテープで取ると良い

  1. 卵の上にペタペタと布テープを貼り、端からペリペリと剥がしていくと簡単に取れます。
  2. 最後にテープで卵をくるんで捨てて、孵化する前にごみに出してしまいましょう。

ヘラを使って卵を剥がしとる方法もありますが、虫の苦手な人は卵を見るもの苦手な人が多いので、おすすめはガムテープです。粘着力が弱いので、必ず紙製ではなく布製のテープを使ってくださいね。

取るのが面倒だという人はいっそ全部潰してしまうという方法もありです。もう一度洗濯し直せばいいので、簡単に済ませたいならそれでもいいかもしれません。かなり小さな卵なので、よく探しているうちに1つ潰していたというものもよくある話です。

ライターで炙るという方法もあるのですが、洗濯物に火が移ってしまうと大変なのであまりおすすめではありません。

黄色い卵はカメムシの卵!洗濯物を干す時のコツ

カメムシは柔軟剤のにおいにつられてやって来ることもあるので、においの強いものは使わないようにしましょう。

微かな匂いの柔軟剤でも、セリ科の植物のにおいや柑橘系のにおいはNG

そういった柔軟剤は室内干しのときのみに使用しましょう。

白い洗濯物に集まりやすい

白い衣類は外で干さないか、内側に干すようにします。できるだけ外側に色物や黒っぽいものを干して、白い洗濯物が外から見えにくいように工夫しましょう。

外が暗くなる前に洗濯物は家の中に取り込む

家の中の電気をつけると、虫は窓に寄ってきます。そうなってしまうとカメムシ以外にもさまざまな虫がくっついてしまうので、日が落ちてきたと思ったら早めに室内に取り込むのが無視を寄せ付けない工夫です。

洗濯物に黄色いカメムシの卵を産ませたくない!カメムシを寄せ付けない方法

干すときの工夫以外にも環境を変えてみるなどの、カメムシが来ない対策をしましょう。

にんじんや豆などはカメムシの好物

洗濯物をベランダで干している場合はベランダにこれらの植物を置くのはやめましょう。

ミントやハッカなどのハーブはカメムシが嫌う匂いなので、カメムシ除けとして洗濯物の近くに置くのがおすすめです。

卵予防に防虫剤も活用

物干しに吊るす防虫剤はどんな家でも場所を気にせず置けるのでおすすめです。虫の種類によって防虫剤も変わるので、カメムシ対応のものを選びましょう。

中には超音波タイプのものもあります。

衣類用の防虫ネットも便利

物干し竿全体にかけられるワイドなものと、小さなまとまりに分けて干すものがあるので、使いやすい方を選びましょう。

さらに、干し時間を10時~15時くらいまでとしっかり決めて、乾ききってなくても早めに取り込無用にすると虫が付く可能性を減らせます。

乾ききっていなければ、その後室内干しに切り替えましょう。

一度卵が付いてしまうと、虫の苦手な人にはトラウマになってしまうこともあります。どうしても外に干したい人はまた頑張るしかありませんが、虫が怖いというのであれば、いっそのこと部屋干しに切り替えてしまうのも手です。

室内干しだと乾燥まで少し時間がかかってしまいますが、サーキュレーターや除湿機があれば外で干すのとそんなに変わりません。

毎日のお洗濯が苦痛にならないように、一番やりやすい方法で試してみてくださいね。