綺麗に洗った洗濯物を外から家の中に取り込んだ時、衣類に緑色の卵が産み付けられているのを発見。
何かの虫が洗濯物に卵を産み付けていたことを知ると、とってもショックなものです。特に虫が嫌いな人は、卵を発見しただけでも震え上がってしまうのではないでしょうか。
緑色の卵の正体はカメムシかもしれません。卵の特徴や駆除・予防方法を知って、上手に処理を行いましょう。
カメムシがそのまま孵化してしまうと、強烈な臭いを発生してしまいます。卵を発見した時点でしっかり駆除をすることで、カメムシの被害を予防しましょう。
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洗濯物に緑の卵が!虫が洗濯物に及ぼす被害
その物体は緑色をしたビーズのような粒でびっしりと固まって洗濯物に付いています。ぎょっとして他の洗濯物も調べてみると同じ塊を他にも2ヶ所に発見しました。
これはどう見ても虫の卵です。
私は虫が大嫌いです。見るのも嫌で触るなどとんでもないという程です。
日頃から小さな虫やクモが洗濯物に付くことがあり用心をして、取り込むときにはバサバサと強く振りさばいていたのですが、卵が付いていたのは初めてです。
洗濯物をベランダに干すと部屋干しの臭い対策や日光消毒にもなりとても気持ちが良いのですが、虫が最大の敵です。虫は洗濯物に糞を付けたり卵を産んだり、取り込むときにまぎれて家の中に入ってしまいます。
何とか洗濯物に虫が近づかないようにしたいものです。
洗濯物に付着した緑の卵の正体はカメムシの可能性
ところで、我が家には幼稚園に通う子供が居ます。子供は私に似ず虫が大好きです。
私が洗濯物を畳んでいる時に
と叫んだ瞬間に
と飛んできて興味深々でした。何の卵?なのかと知りたがるので図鑑を開いて調べてみると、カメムシの可能性が高い事が分かりました。
カメムシは種類豊富、白色や茶色、緑色の卵を産む
活動は6月から8月の寒すぎず暑すぎない季節に産卵をします。
卵を産むのは日中で葉の裏側などの直射日光の当たらない場所に産み付けます。
近くにえさとなる葉がある場所を選びます。
洗濯物の緑の卵を駆除したい!カメムシの卵を駆除する方法
私は虫の卵がついた洗濯物を捨ててしまいたい衝動に駆られました。もしそれがよれよれになった旦那さんの下着などであれば捨てていたでしょう。しかし、卵が産み付けられていたのはまだ新しい私の綿のカットソーです。
虫の卵はガムテープで除去
直接触るなどとんでもないのでチラシを丸めて擦り落とそうとしましたがかなりしっかりと付いているようで取れません。
卵が潰れないように優しくガムテープを当てて軽く抑えてから引っ張ると、簡単に取れました。大変な精神力を消耗する一件でした。
もし同じような事が起こってしまった場合にはこの方法をお勧めします。
カメムシの緑の卵を洗濯物に卵を産ませないようにする対策
さて、今回は卵を取り去り付着していた衣類をもう一度洗濯して室内に干し、一件落着しました。しかし、再び同じ事が起きる可能性があります。それは何としても防ぎたいものです。
小さい子供がいるので人体に害のあるものは使用したくありません。
良いものを見つけました、ハーブです。
ハッカやペパーミントなどのハーブをカメムシは嫌う
早速次の日にホームセンターへ購入しに行きました。ハッカとペパーミント、アップルミントを2株ずつ購入してプランターに植え替えてベランダに均等に配置しました。
これらのハーブは生育が早いようなのでどんどん増えてカメムシから洗濯物を守ってくれる事でしょう。
カメムシが洗濯物に卵を産む理由
カメムシは自然界では直射日光の当たらない葉の裏に卵を産みます。
洗濯物の日光とは反対側の面はカメムシにとって心地の良い葉の裏と同様に感じられたのでしょう。そうしてつるつるの面では産んだ卵がしっかりとくっつきません。
虫は夜に活動するものが多いが、カメムシは日中に卵を産む習性がある
そのため洗濯物を干す時間と一致してしまうのです。
そうして卵から孵った子供達が飢えないようにえさになる草が近くにある我が家のベランダは良い産卵場所となってしまったのです。我が家は一階なので草が近くにありますが、これが上層階の場合でもベランダにカメムシが好む植物のプランターを置いていると卵を産み付けられてしまう事があるようです。上層階にお住まいの方は、ベランダに置くプランターに気をつけましょう。
私は虫を見ると「気持ち悪い」としか思わなかったのですが、子供は虫を見ると捕まえて「かわいい~!」と大喜びです。「臭いを出すから触らないで」と止めないとカメムシも平気で掴みます。
ワラジムシや大きなミミズも平気で掴んでいます。