【洗濯物の干し方】ハンガーを使っても肩に跡を残さないために

洗濯物をハンガーにかけると肩に跡が残ってしまうことがありますが、これは正しい干し方をしていないことが原因です。

中でもニット類はその重みによって肩に跡がつきやすいので、注意しなければいけません。

今回は肩に跡を残さないためのハンガーを使った正しい洗濯物の干し方について説明します。

また、肩に跡がついてしまったニットなどの直し方や洗濯物のハンガーの選び方もご紹介しますので、参考にして下さい。

お気に入りのニットは、正しい干し方で長持ちさせるようにしましょう。

スポンサーリンク

関連のおすすめ記事

洗濯物の外干し時間のおすすめや早く乾かすコツと注意点を紹介

洗濯物の外干しにはどのくらいの時間がかかるのか気になりませんか?できるだけ洗濯物はお日様に当てて...

洗濯物が乾くエアコンの設定温度は?除湿機能を使った部屋干し

梅雨の時期になると、部屋の中の湿度が高くなり洗濯物が乾きにくくなります。乾きにくくなると、嫌な生乾き...

洗濯物の夜干しは乾くのに時間が掛かる!部屋干しのコツ

朝は慌ただしく、洗濯はいつも夜にしているというご家庭も多いと思います。今は主婦も仕事をしている方が多...

洗濯物を乾かすのにサーキュレーターがおすすめな理由

梅雨の時期になると湿気で洗濯物が乾かない。こんなお悩みをよく聞きます。洗濯物が乾かないとお部屋の中が...

洗濯物が雨で外干し出来ない時にやって置きたい部屋干しの方法

洗濯物は外で乾かすのが一番と思っていても、雨が降ってしまったら、外干し出来ないですよね。そういっ...

洗濯物の乾かし方!冬の部屋干しでエアコンの暖房機能を使うコツ

冬はなかなか洗濯物が乾かずに困ってしまうことがあります。エアコンの暖房機能を利用して、うまく洗濯物を...

洗濯物の卵の正体・茶色の卵はカメムシかも!駆除方法と予防方法

洗濯物に茶色の卵が産み付けられていたとき、その卵の正体が気になるものです。茶色の卵の正体は「カメムシ...

洗濯物が乾かない…。室内干しでも早く乾かすには

洗濯物を外に干せない時は、部屋干しすることになりますが、なかなか乾かないなんてことがよくあります。...

洗濯物に卵が付着・緑の卵はカメムシの可能性!駆除・予防方法

綺麗に洗った洗濯物を外から家の中に取り込んだ時、衣類に緑色の卵が産み付けられているのを発見。...

洗濯物が生乾き臭い!原因を取り除く方法と予防対策を紹介

洗った洗濯物から生乾きの臭いがしたことはありませんか?洗濯物から生乾きの臭いがしたときは、その原因で...

ニット用ハンガーを100均で発見!型くずれしないハンガー

ニットを自宅で手洗いしている方は少なくないですよね。おしゃれ着用の洗剤を使用したり、手洗いをすること...

室内干しのアイデア【場所を作る】スペースを活用したコツを紹介

室内干しをするには洗濯物を干す場所の確保が必要ですが、狭い部屋の場合、干す場所を作るのに苦労をします...

部屋干しをする場所と速乾のアイデア。干す場所と干し方で変わる

外に洗濯物を干すのが嫌という方もいらっしゃるでしょう。また仕事などの時間的な関係で、洗濯物は部屋...

洗濯物を部屋干しすると臭いが気になる問題を徹底的に解決します!

洗濯物を部屋干しすると臭いニオイを部屋中に充満させてしまったことありませんか?洗濯物が臭くな...

洗濯物を乾燥機で乾燥させると縮む原因と対処法・元に戻す方法

洗濯物を乾燥機で乾燥させた時、衣類が縮む経験をしたことがある人もいるのではないでしょうか。衣類が縮ん...

スポンサーリンク

ニット類などの洗濯物の肩に跡をつけないようにするためのハンガーを使った正しい干し方

ニットに付いたハンガー跡はなかなか戻らない。

ハンガーは、洗濯した衣類を干すときに使う定番のアイテムですよね。

正しく使うことで、洗濯シワも出にくく、衣類の形を崩すこともなく干すことが出来ます。

ただ、ハンガーと衣類との組み合わせにより、跡が残ってしまうこともあります。

細い針金のハンガーは跡残りしやすい

中でも跡が残りがちな衣類として「ニット」があります。

ニットは、他の衣類よりも毛糸で編み込まれているので、ただでさえ重量がある上に、洗濯をすることによって毛糸が水分を吸収してさらに重くなってしまいます。

そんな重たいニットの洗濯物を針金ハンガーで干すと、細い針金部分にニットの重力がかかり、長時間負荷がかかることで、肩の部分がハンガーの跡となって残ってしまうのです。

跡が付いてしまったニットは、跡がない状態に戻すのは難しいため、ハンガーの跡をつけないためには、ニットに合ったハンガーを使うことが大切です。

重さのあるニットは、ハンガーの素材が針金ではなくクッション性のあるやわらかな表面の物を使うことがおすすめです。
出来れば、肩の部分がアーチを描くように丸みがあるハンガーがおすすめです。

ニットなどの洗濯物のおすすめの干し方は「平干し」

衣類を洗濯した時、何の疑いも躊躇もなくハンガーに干している人は多いでしょう。

ハンガーは、衣類を干すためのアイテムなので、当然と言えば当然です。

でも、ニットを干す時には、他の衣類とは重さも素材も違うので、ハンガー干し以外の方法で跡を付けずに乾かすことができます。

専用のアイテムを使って平干しする

その方法は、「平干し」です。

ハンガーで吊るして干すのではなく、平らな場所にセーターを広げて干すという方法です。

平干しにすることによって、ニットの型崩れは防止できます。

平干しの難点

ハンガーで吊るすよりも場所を取るということですが、ホームセンターなどで平干し用の専用アイテムがありますので、これを利用して吊り下げれば場所を取るという悩みも解消できます。

多くの平干しアイテムは、網状の板が数枚間を置いて吊り下がっているので、一度に何着かを平干しで干すことが出来て便利に使えます。

Tシャツなどの洗濯物にもハンガーを使った正しい干し方があります

洗濯物の干し方に気を付けるべきなのはニットだけではありません。

普段当たり前のようにハンガーに干しているTシャツも、実は干し方によって跡や型崩れがしない方法があります。

Tシャツは生地が薄いので干し方に注意

Tシャツは素材が薄いため、乾くのも他の衣類よりは早いという特徴がありますが、洗濯を繰り返すうちに、生地に負担がかかって伸びてしまうということもあります。

特に、首回りがデローンと伸びてしまうのは、ハンガーに干す時に、首回りからハンガーを無理やり通すことも原因の一つです。

首回りからハンガーを差し込むのではなく、服の裾から首回りにハンガーを通す方法が衣類を伸ばすことなくキレイに入れられます。

洗濯物をハンガーにかけて肩に跡がついてしまっても直す方法があります

お気に入りのニットにハンガーの跡が付いてしまうと、ショックですよね。

ポコっと出た状態のニットはあまりかっこよくはないですし、その出っ張りを直そうと試しても、長い時間をかけてその形になっているので、なかなか平坦な状態には戻りません。

出っ張りを元に戻すには熱を加えること

ニットの毛糸は、熱で変形がしやすいからです。

アイロンでも良いですが、手っ取り早く使えるのが「ドライヤー」です。

ドライヤーで、出っ張った部分に温風をかけることで、出っ張りのクセが直ります。

温風を加える前に、霧吹きで直したい箇所に水をかけ、内側に厚みのある本やボウルなどを押し当てて、平らになるように手でなでながら形を整えるようにしましょう。

洗濯物に合ったハンガーを選ぶことも大切です

洗濯物を干すためにまず思い浮かぶのは、ハンガーです。

ハンガーにも形や素材などに違いがあり、たくさんの種類がありますよね。

跡が残らず、しっかり干すためには、衣類に合ったハンガーを選ぶことが重要です。

衣類に合ったハンガーで長持ちさせる

衣類はハンガーに干す方法が一般的ですが、靴下や下着といった細かい物はハンガーに干すのはサイズが合わないので干しにくかったりして、あまり向いていません。

靴下や下着などは、まとめて干せるピンチハンガーが便利です。

場所を取らず、濡れた洗濯物を適度に隙間を開けながら干せるというメリットがあります。

衣類に合わせた干し方をすることが、衣類を長持ちさせることに繋がります。