洗濯の臭いをとるための工夫とポイントでスッキリ快適に

洗濯物の臭いをとるためにポイントを抑えた洗濯の仕方によって解消することができます。もしかしたら、知らないうちに臭いをつけてしまう洗濯をしているのかもしれませんね。

ここでは、洗濯の臭いをとるための工夫とポイントについて、洗濯したのにバスタオルの臭いがするのをとる方法や洗濯物の臭いを取るための簡単にできる方法、洗濯物の臭いの原因や洗濯物に臭いをつけないためのポイント、洗濯物の臭いを防ぐ干し方のコツなどお伝えしていきます。

これで、不快だった洗濯物の臭いもスッキリととることができますし、臭いをつけない洗濯ができるでしょう。ぜひ、臭いを気にせずに快適にお洗濯をしてください。

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洗濯したのにバスタオルが臭い。臭いをとる方法

せっかくお風呂に入ったのに、いざ身体を拭こうとするとバスタオルがなんだか臭い。同じように何度も洗ったところで、残念ながらこの臭いは取れません。まずは、すでに付いてしまった洗濯物の臭いをとる方法をご紹介します。

酸素系漂白剤を使って浸けおき洗いをする

【用意するもの】

  • 洗濯洗剤
  • 酸素系漂白剤

バケツに40~50℃くらいの少し熱めのお湯を溜めて、そこに洗濯洗剤と酸素系漂白剤を適量溶かします。洗濯物を入れて軽く揉み洗いをしたら、そのまま1時間ほど浸けおきし、しっかりとすすいだあとに普通に洗濯機で洗います。

洗ったあとの洗濯物についた臭いは、主に「モラクセラ菌」という雑菌が原因です。この菌は皮脂汚れやタンパク質が大好物なのですが、洗濯の仕方によってはかえって菌を増殖させている可能性が高いのです。

洗濯しても臭いときは簡単な方法でとることもできる

洗濯物に繁殖した雑菌は熱に弱いため、煮洗いをして菌を死滅させるのも効果的です。煮洗いに適しているのは、熱に強くて丈夫な綿や麻を使った衣類です。

煮洗いで洗濯物のイヤな臭いをとる

【用意するもの】

  • 大きめの鍋(ホーローまたはステンレス)
  • 粉石けん

鍋にお湯を沸かして粉石けんを溶かし、洗濯後の臭いが気になる洗濯物を入れて弱火で20分~30分煮ます。その後、やけどに注意しながら洗濯物を水で冷ましたら、あとは洗濯機ですすぎと脱水をします。お湯1リットルに対して粉石けんは小さじ2程度でOKです。

【煮洗いする際の注意点】

アルミ製の鍋を使用すると、粉石けんのアルカリ成分と反応して変色してしまう恐れがあるので避けましょう。また、色の濃いものと白地のものを一緒に洗ってしまうと、色移りをする恐れがありますので、分けて洗うようにしてください。もちろん、絹やウールなどの熱に弱い素材にはこの洗濯方法は向いていませんのでくれぐれもご注意を。

臭いをとるためには洗剤の量を守って洗濯しましょう

普段から洗濯する際に、ついつい洗剤や柔軟剤の量を多く入れていませんか?規定量以上の量を使って洗濯をすると、洗浄力が高くなるどころか、かえって汚れ落ちが悪くなってしまったり、すすぎきれなかった洗剤が洗濯槽や洗濯物に残ることで、雑菌が増殖して余計にイヤな臭いの元となってしまうのです。

洗濯物のイヤな臭いの原因となるモラクセラ菌にとっては、洗濯物に残った洗剤カスを栄養源とすることで、さらに繁殖しやすい環境を作ってしまうことになります。

もちろん、洗剤の量が少なすぎると、その分洗浄力は落ちてしまいますので、汚れや雑菌を十分に落としきることができませんので、やはり洗濯をする際には、洗剤や柔軟剤の規定量を守って使用するようにしましょう。

洗濯物に臭いをつけないためにもまとめ洗いはしない

一人暮らしの方や、仕事が忙しくてなかなか洗濯するヒマがないといった方であっても、毎日洗濯をせずに何日分かまとめ洗いをすることはあまりオススメできません。汚れたままの洗濯物を洗わずに放置していると、その間にどんどん雑菌が繁殖し、汚れや臭いが染み付いて取れづらくなってしまうのです。

また、汚れたり湿ったりした洗濯物を、洗濯するまでそのまま洗濯機に入れておいておくことも、雑菌を繁殖させる原因になってしまいますので、洗濯カゴに入れておくようにしましょう。やむを得ずまとめ洗いをする場合は、洗濯物に除菌・消臭スプレーをかけておくことで、菌の増殖を抑えることができます。

また、洗濯の手間や水道代を節約する目的で、一度に大量の洗濯物を詰め込む方もいらっしゃるかもしれませんが、洗濯機の性能を最大限に発揮するには、洗濯物の詰め込みすぎもよくありません。洗濯機の容量に対して、約7~8割くらいで洗濯機を回したほうが、より効果的に汚れを落とすことが出来るのだとか。
適度な容量でしっかりと洗うことによって、結果的に臭いの元となる雑菌も繁殖しづらくなるのです。

容量オーバーで洗濯を繰り返すことによって、洗濯機の故障にもつながる恐れもあるので、少し少なめを意識してこまめに洗濯をするようにしましょう。

洗濯物の臭いを防ぐには干し方にも気をつけましょう

洗ったあとの洗濯物に雑菌を繁殖させないためには、洗い終わったら洗濯機の中に放置せず、できるだけすばやく干しましょう。もしもすぐに干せない場合は、最後に脱水する前のすすぎの状態で一時停止しておくことで、雑菌の繁殖を防ぐとともに、シワになるのも防ぐことができます。

また、洗濯物同士の間隔を空けて干し、少しでも早く乾かすことが重要です。部屋干しをする場合は、扇風機やエアコンの風が当たるように干したり、除湿機を使用することで、より短時間で乾かすことができます。
部屋干しで湿気がこもってしまわないように、少し窓を開けて換気するのも良いでしょう。

パーカーのフードや厚めの生地の衣類などは、普通に干しただけではなかなか乾きにくいので、パーカー専用のハンガーを使ったり、太めのハンガーを使って中に空間が出来るように干したりするのもオススメです。
乾きづらいジーンズなどは、小物を干すためのピンチハンガーを使って筒状にして干すことで、中まで風が通って乾きやすくなりますよ。

洗濯物に臭いを発生させないためには、「洗濯物を溜めずに、なるべく早く乾くように干すこと」が最も重要です。洗濯方法を見直して、イヤな臭いをつけずに快適に過ごしましょう。