洗濯物が漂白剤を入れたのにピンク色になってしまった経験はありませんか?実はその漂白剤にあるものが反応したからなんです。
そこで、洗濯で漂白したらピンクになった理由や変色を取る方法と予防策について、衣類がピンク色になった原因や衣類のピンクの変色を元に戻す方法、漂白剤を入れて洗濯しても衣類をピンクに変色させない予防策、さらに漂白剤以外に洗濯物がピンクに染まる場合などお伝えしていきます。
これで、漂白剤を使うときに気をつけることもできますし、衣類がピンク色になってもすぐに対処することができるでしょう。もちろんピンク色にさせないように洗濯することも大切です。
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漂白剤を入れて洗濯したら衣類がピンク色になった原因
洗濯物に漂白剤を使ったらピンク色になってしまったことありませんか?色落ちするようなものは一緒に入れていないのに、袖や襟元だけがピンク色になってしまうことがあります。
ピンクになった原因は日焼け止め
首や腕に日焼け止めを使うことが多いですよね。日焼け止めの成分はとても細かいので、日焼け止めがついた手で別の部分を触ると簡単に移りそのまま付着してしまいます。そのため日焼け止めはついてしまった部分だけが変色してしまうのです。そのためスプレータイプの日焼け止めを使う時は注意しましょう。
女の人は日焼け止めを使う機会が多いので気をつけるようにしましょう。
日焼け止めに含まれている成分の一部は塩素系漂白剤と反応してしまいピンク色になってしまうのです。生地が変色したわけではないので、日焼け止めを落とす元の色に戻すことが出来ます。
漂白剤を入れてピンクに変色した衣類を元に戻す洗濯方法
紫外線が多い時期になると女性のみなさんは日焼け止めを使う機会も多くなりますよね。子供が小さいと外に出かける機会も多くなるので、腕や首にも塗ると洋服にもついてしまうことがあります。漂白剤を使用して洗濯した衣類がピンクに変色してしまった場合、その洋服はもう着ることが出来ないとがっかりしてしまいます。しかし漂白剤でピンク色に変色してしまった洋服は元に戻すことができます。
衣類に残っている日焼け止めを、洗浄効果の高い液体洗濯洗剤を使って落とすこと
ピンク色に変色した部分に液体洗剤の原液をたっぷり塗ります。その後15分放置します。その後生地が傷まないに洗いよくすすぐと色移りが取れます。ぬるま湯を使うと洗浄効果が上がります。もしも落ちなかった場合はもう一度繰り返して洗いましょう。それでも落ちなかった場合は、化粧落としのクレンジングを使用してみましょう。
その後はいつも通りに洗濯をすると綺麗になっています。
漂白剤を入れて洗濯しても衣類をピンクに変色させない予防策
外にいる時間が長いと日焼け止めをたっぷり塗り出かけることが多いです。日焼けしないように腕や首、手の甲などにしっかりと塗ってから外出しますよね。翌日いつもと同じように漂白剤と洗剤を使い洗濯をするとピンク色に洋服は変色してしまいます。そのため日焼け止めを塗った日の洋服は変色させないために予防をしましょう。
- 日焼け止めを使った日の洋服は早めに洗濯をする
- 襟元や袖口に液体洗剤をつけ部分洗いをする
- 日焼け止めがついている衣類には塩素系漂白剤を使わない
洋服に日焼け止めがつかないように対策をしましょう。ベビーパウダーを持っている場合は日焼け止めを塗った上から叩きましょう。ベビーパウダーには汗や油を吸収する性質があります。そのため日焼け止めも吸収してくれるので服に移りにくくなります。そして日焼け止めが服に移ってしまう原因は、日焼け止めが肌に馴染む前に洋服を着てしまうためです。日焼け止めが肌に馴染むまでは着替えないようにしましょう。
柔軟剤と入浴剤の反応でも洗濯物がピンクに染まる場合も
白い洋服は清潔感もあり可愛くも見えるので着る機会も多いですよね。何よりコーディネートしやすいのが特徴です。
洗濯をした後にピンク色になっていた経験ありませんか?洗濯物がピンク色に変色してしまう原因の1つに柔軟剤と入浴剤が反応してしまうケースがあります。
水道代を節約するためにお風呂の残り湯を使用している人も多いですよね。入浴剤にはウラニン色素が配合されている物もあります。この色素は陽イオン界面活性剤を反応するとピンク色の水不溶性合物になります。そのため衣類を入浴剤入の残り湯柔軟仕上げをすると薄いピンク色になることもあるのです。柔軟剤を使う場合は衛生的にもすすぎは水道水を使うようにしましょう。
お風呂の残り湯を洗濯に使う場合は入浴剤を入れないようにしましょう。入浴剤の説明書きには残り湯を洗濯に使用禁止にしている入浴剤もあるの確認してから洗濯をすることをおすすめします。
洗濯物がピンクに染まっても落ち着いて対処しましょう
いつも通りに洗濯をしたのに、白いシャツやズボンなどの衣類がピンクになってしまうことがあります。白い洋服がピンク色に染まるのは日焼け止めの成分を漂白剤が反応するとピンク色に染まってしまいます。
洗濯でピンク色になってしまった衣類は、洗浄力の強い洗剤を使いしっかり揉み洗いすることですっきり落とすことができます。
洗浄効果の高い固形石鹸や液体洗剤の原液をピンク色に染まった部分に塗りしばらく放置する
放置する時間は長くても15分程度
その後ぬるま湯を揉み洗いをします。揉み洗いする場合はゴム手袋を必ず着用しましょう。
しっかり揉み洗いすると落とすことが出来ます。一度で落ちなくても何度も繰り返し行うと繊維の奥に入り込んだ日焼け止めの成分を取り除くことができるので、元の綺麗な洋服の色に戻ります。
衣類に色移りしてしまうと、二度と着ることが出来ないと諦めてしまうこともありますが、しっかり落ち着いて対処すると色移りをしっかり落とすことが出来ます。