ふきんは除菌が必要?見えない菌の除菌方法や気になる頻度

食器を拭いたり、台所を拭いたりするふきん、毎日どの様に洗濯をしていますか?手洗いして干すだけ?それとも洗濯機に入れて洗う?皆さんそれぞれの方法で、洗濯をしていると思います。

しかしふきんには、私達が思っているよりも見えない菌が付着しています。洗濯だけでは菌を落としきれず、キレイにしたはずの場所に菌をつけてしまっていることも!

そこで、ここではふきんを除菌する方法、その頻度についてご紹介をいたします。気になった方は、すぐにふきんやスポンジの除菌を始めましょう。

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ふきんの除菌が必要な理由、ふきんに付く菌について

あなたが毎日使っている、ふきん、本当に大丈夫ですか。
汚れたら洗っているから大丈夫なはず、何ら問題ななんて思ってはいませんか。確かに見た目は綺麗でも、そのふきん、雑菌が繁殖しているかもしれませんよ。雑菌が繁殖したふきんで、食卓拭くと綺麗にしているつもりでも、逆に雑菌をばらまいていることになりかねません。また、雑菌がたくさんついているふきんで食器を拭いたらどうでしょうか。考えるだけで恐ろしいことです。

ふきんは出来る限り小まめに除菌する必要があります。

例えば、3日に一度の頻度で除菌しているとしましょう。なんと、ふきんは3日で一般的な雑菌が数え切れないほど発見され、更に大腸菌群が1000個以上検出されたという話もあるようです。

特に、厚手のふきんを使用した場合は、なかなか、室内では乾きにくいのが現状でしょう。生乾きの状態が続くと、どんな抗菌加工を施してあるふきんであったとしても、雑菌が繁殖してしまいます。

ふきんを使用した後、折りたたんだまま隅に置いているというご家庭もあるかも知れません。折りたたんだまま置いては乾くわけもありません。考えるだけで、恐ろしいことです。

ふきん除菌のおすすめ頻度と除菌方法について

できれば、小まめにふきんを除菌したほうが良いというのは、お分かりいただけたのではないでしょうか。

では、どの程度の頻度で除菌すればよいのでしょう。また、どのような方法で除菌すればよいのでしょうか。

ふきんの除菌の頻度

菌を繁殖させないためには、しっかりと除菌のできる食器用洗剤などでこすり洗いをし、あとはしっかりと乾燥させることです。そういった日々のお手入れとともに、除菌は2日~3日に一度、行うということが理想的になります。

塩素系漂白剤使ったふきんの除菌方法

除菌の方法としては、至って簡単です。しっかりとふきんを洗い、たらいやボウルなどに水1リットルをいれ、そこに塩素系漂白剤を大さじ1/2弱投入します。2分位浸しておけば、除菌完了です。

より、しっかりと除菌や漂白をしたいというのであれば、30分から1時間程度、長めに浸け置きしてみましょう。

しかし、色柄物のふきんであれば、色落ちしてしまうかもしれません。
お気に入りの模様のが真っ白になってしまわないためにも、その様な場合は、酸素系漂白剤を使用しましょう。

いずれにせよ、必ずゴム手袋を着用して行いましょう。

煮沸除菌方法

熱湯に1分ほどふきんを浸すだけです。しっかりと除菌したい場合は、鍋の中で煮るという方法がベストです。ただし、煮沸の際には注意が必要です。
アルミの鍋は使用しない様にしましょう。ふきんに洗剤が残っっていると、鍋が変色したり腐食したりすることもあります。

また、ふきんにタンパク質がついている場合、固まってしまうこともあるので、しっかりと汚れを落としてから行ってください。くれぐれも火傷には注意しましょう。

ふきんの除菌頻度は毎日?手軽に除菌ができる方法

煮沸消毒ってちょっと面倒だな、なんて思っている人もいるでしょう。アルミ鍋しかないというご家庭もあるかもしれません。火傷が心配だという人もいるでしょう。しかも、漂白剤で小まめに除菌すると、ふきんの傷みが早いことも考えられます。子供が使うふきんに、漂白剤を使いたくはないという人もいるかもしれません。
では、頻度的に手洗いや洗濯機でふきんを毎日洗濯すれば、菌が除菌できるのではないかと考えてしまいそうですが、実際洗うだけでは、完全に除菌することは出来ないのです。
洗ったはずのふきんを使ったときに、変な臭いがしたら、それは菌が残っている証拠です。

では、もっと簡単に、除菌する方法はないのでしょうか。

実はあります。しっかりと洗って、天日で干すだけです。これを毎日行いましょう。手洗いが面倒だという人は、洗濯機を使って洗っても構いません。洗った後は、しっかりと日の光に当てて干しましょう。

菌を広げないためにも、ふきんを多く用意しておくことをオススメします。一度使ったら、新しいふきんに取り替えるということが、大切になります。

しかし、天日干しができないという日もあるはずです。雨の日、雲が出ている日などは、どうしたらよいのでしょうか。

そんなとき、オススメなのが、電子レンジでの加熱です。煮沸と同じ効果が得られます。鍋などでお湯を沸騰させる必要がないでより簡単なほうほうです。

しっかりと洗ったら、軽く水気を絞り、そのままふきんを600Wの電子レンジで1分ほど加熱。冷めてから取り出し、水気を絞ってしっかりと干しましょう。

冷めてから取り出せば、火傷の心配もありません。これなら、除菌頻度を高くすることができますよ。

ふきんは除菌頻度と同じくらい乾燥も重要

先ほどもお伝えしたように、ふきんの除菌頻度はとても需要になります。しかし、それと同じくらい乾燥も重要です。

折角、ふきんを小まめに除菌したとしても、しっかりと乾燥させないと除菌した意味がなくなってしまいます。

再び雑菌が繁殖してしまうのです。

できれば、天日干しが理想的です。湿気を蒸発して乾燥させるだけでなく、紫外線による効果で、菌の繁殖を防ぐことができます。同時に臭いも取り除けます。消臭、殺菌の効果を得られるのです。

部屋干しよりもすぐに乾き、生乾きが避けられれるという点でも天日干しは理想的な除菌方法です。

しかし、どうしても天日干しが出来ない、ホコリや排気ガスが心配、花粉症だから、外でふきんを干したくないという人もいるでしょう。そういう人は、自宅の乾燥機を使うという手もあります。すばやく乾かす、しっかりと乾かすということが、除菌をすることと同じくらい重要なのです。

ふきんの使い古しはNG?新しいふきんに菌がつきにくい理由

台所のふきんですが、使用すれば食品のカスなどが付着するのは当然のこと。特に古いふきんは繊維の中に菌が入り込みやすく、通常の洗濯では全く取り除くことが出来きず、臭いが浮き上がってくることもあります。

しかし、新しいふきんであれば、まだ繊維がしっかりとしているので、古いふきんほど、菌が入り込まず雑菌を落としやすくなります。

ふきんの雑菌が心配という方は、セルロースのスポンジを使ってみるというのも一つの手です。

このセルロースのスポンジですが、吸水力に優れており、薄いのが特長です。簡単に洗え、絞っておけば、ふきんよりも短時間で乾かすことができます。

だからといって洗わないでも大丈夫という訳ではありません。使用したら、必ず乾かしてください。塩素系の漂白剤には弱いため、除菌する場合は、煮沸消毒がオススメです。

菌というのもは、どこにでも存在します。避けることができないものです。だからこそ、小まめに除菌すること、しっかりと乾かすことが重要になってきます。でも神経質になりすぎる必要はありません。食中毒などを招かないためにも、ふきんなどで菌を広げない、しっかりと除菌するとともに、食品を加熱調理するなどの工夫が必要です。