洗濯はすすぎ1回にすると水道代は1回分減らすことができます。最近ではすすぎ1回でも可能な洗剤が増えてきました。すすぎ1回に変えるだけで水道代以外にも洗濯にかかる費用を減らうことが可能になります。
そこで、すすぎ1回の洗濯の水道代ついて、洗濯をすすぎ1回に変えるだけで水道代や電気代も節約になること、衣類へのダメージも少ないというメリット、すすぎ1回洗濯の注意点や節約につながる洗濯方法などお伝えしていきます。
これで、すすぎ1回洗濯を上手に取り入れて、さらにお得に洗濯をすることができるでしょう。毎日の洗濯の仕方を見直して節約につなげましょう。
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洗濯をすすぎ1回に変えるだけで水道代が節約できる
すすぎ1回の洗剤を使うと、洗濯を早く終わらせるだけでなく、水道代を抑えることもできます。洗濯の時に勢い良く出る水の量が気になっている人もいるでしょう。しっかりすすぐことは大切ですが、水の使用量も心配になりますよね。
すすぎを1回減らすと、およそ12円の節約になる
洗濯機の大きさや洗濯物の量にもよりますが、1回の洗濯で12円の節約ができるのは意外と大きいかと思います。
毎日洗濯をするご家庭なら1ヶ月で360円ほど、1年では4300円以上になる
2回目のすすぎにはこれだけの費用がかかっているということでもありますよね。
洗濯をすすぎ1回にするかどうか迷っている人なら、ぜひ試してみると良いでしょう。洗濯をすることでかかってくる費用の9割は水道代のようです。洗濯で節約を考えるのなら、水道代を節約できることが一番です。
洗濯をすすぎ1回に変えて節約になるのは水道代だけじゃない
すすぎを1回にするということは、その分、洗濯機を動かすことことも減らすことになります。すすぎ1回の洗濯で節約できるのは水道代だけではなく、電気代の節約にもつながります。
電気代をどれくらい節約できるかというと、残念ながら水道代ほど節約にはなりません。
すすぎ1回分の電気代はおよそ1円弱
洗濯機の大きさにもよりますので、すすぎに40リットルを使う場合で1円に満たない金額ですが、50リットルを超える場合は1円を超えます。
すすぎ1回分の電気代だけを考えると少ない金額に思えますが、毎日の洗濯となると別です。これに水道代の分も加わりますので、意外と節約できるのではないでしょうか。
すすぎ1回の洗濯なら水道代も節約できて衣類へのダメージも少ない
洗濯をすすぎ1回にするメリットは、水道代や電気代の節約だけではありません。衣類へのダメージも減らすことができます。
洗濯をする度に、どうしても衣類にダメージを与えてしまいます。洗濯をすればするほど、生地への負担も重なり、衣類の寿命を縮めてしまうのです。
すすぎの回数を1回分減らすだけでも、衣類への負担を少なくすることができます。お気に入りの服なら良い状態で長く着たいものです。
すすぎ1回の洗濯をするときに気をつけたい注意点
洗濯のすすぎを1回にする場合は、必ず洗剤もすすぎ1回に対応しているものを選んでください。洗剤の裏面に「すすぎ1回対応」といった記載があります。すすぎ1回の洗剤は泡切れが良くできていて、すすぎ1回でも洗剤を落とすことが可能です。
通常の洗濯洗剤の場合はすすぎは2回を推奨しています。すすぎ1回の洗剤でもないのにすすぎを1回にしてしまうと、洗剤を流しきれないため、着用することで肌にトラブルを起こす原因にもなります。
すすぎ1回対応の洗剤を使った場合でも、肌がデリケートな人は注意が必要
肌が敏感な人は肌荒れを起こす原因になる可能性があります。
赤ちゃんがいるご家庭も、すすぎ1回は避けた方が良いです。赤ちゃんの肌も敏感なため、赤ちゃんの衣類にはすすぎ1回の洗剤を使った場合でもすすぎは2回以上するようにしてください。洗濯物に合わせてすすぎの回数も分けるのをオススメします。
洗濯時のすすぎは3回行っても洗剤が残っているという研究結果もあります。体に悪影響を与えるようなことはないようですが、敏感肌や小さいお子さんがいる家庭の場合はすすぎの回数を増やすと良いでしょう。
洗濯機の使い方や洗い方を見直せば節約につながる
洗濯にかかる費用を抑えたいのなら、すすぎ1回にする他にも節約の方法があります。
洗濯時の節約のポイント
お風呂の残り湯を使う
お風呂の残り湯を使っても水道代を抑えることができます。まだ冷めきらないうちなら、水よりも汚れを落とす効果も期待できます。組み上げポンプを利用していても、水道代の節約に比べると電気代は気にならない程度です。
洗濯物の量は8割程度にする
洗濯の回数を減らそうと、洗濯機の中にギュウギュウに詰め込んではいませんか?洗濯物は洗濯槽の8割程度が適量だと言われています。
あまりたくさん詰め込みすぎると、洗剤が洗濯物全体に行き渡らず汚れを落としきれなかったり、すすぎでも洗剤を流しきれない場合があります。
1回の洗濯で上手に洗濯をするのなら、洗濯機の中にまだ少し余裕があるくらいにしましょう。
水量は自分で決める
同じ量の洗濯物でも、その時によって使う水量が違うことがあります。洗濯機の自動センサーは、洗濯物の重さと、回転させた時に底にあたる抵抗量などで水の量を決めています。水の量に納得がいかないような場合は、自分で水量を設定すると良いでしょう。
ためすすぎを使う
洗濯機のすすぎには「注水すすぎ」と「ためすすぎ」があります。注水すすぎは、すすぎの間ずっと水を流しながらすすぐ方法になりますので、水道代もかかってしまいます。
注水すすぎの方がキレイに流せるように思いますが、通常の洗濯ならためすすぎでも十分です。水道代の面からみても、ためすすぎにした方がお得です。
毎日の洗濯をすすぎ1回にすると、水道代や電気代が節約できるだけでなく、衣類へのダメージも減らすことができます。
ただし、肌が弱い人やすすぎ1回に不安が残る人は無理はしないで、すすぎの回数を増やしてください。せっかく水道代などを節約できても、肌トラブルを起こしてしまっては困りますよね。
すすぎ1回は上手に取り入れて、ぜひ、節約と家事の時短に活かしてください。