今まで洗濯をしたことがなかった人は、洗濯機の使い方がよくわからないですよね。最近では、全自動洗濯機が洗濯から脱水まで行ってくれますが、洗濯機には便利なコースもたくさんあります。
これから一人暮らしを始める人は特に、洗濯機の使い方を覚えて自分で洗濯ができるようにしましょう。全自動洗濯機の使い方やコースを理解すれば、洗濯を便利にすることもできますよ。
最初は難しいかもしれませんが、使い方やポイントを覚えてしまえば簡単です。
ここでは、洗濯機の使い方がわからない人へ、基本的な使用方法や洗濯機に書かれているコースについてご紹介します。
洗濯をする前にチェックしたいことや、洗濯のよくある疑問についてもお伝えしますので、併せて確認してみてくださいね。
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全自動洗濯機の使い方がわからない時の基本的な使用方法
今まで実家で暮らしていた人は、洗濯などの家事は母親がやってくれていたでしょう。
しかし、社会人になり一人暮らしを始めると家事は全て自分でこなさなくてはいけません。
洗濯ももちろんしなくてはいけませんが、簡単だと思っていた全自動洗濯機の使い方がよくわからないという人もいるのではないでしょうか?
全自動洗濯機の基本的な使用方法を紹介します
- 洗濯機の電源を入れて、水栓をあける
洗濯機のコンセントはさしていますか?
コンセントをさして、まずは洗濯機の電源をいれましょう。
そして、洗濯機につないでいる水栓を開けておいてください。
開けても洗濯機が動くまで水は出てこないので安心してください。 - 洗濯物を入れる
洗濯槽に洗濯物を入れましょう。
この時、衣類のポケットの中にティッシュなどが入っていないか確認してください。
ティッシュが入ったまま洗濯をしてしまうと、洗濯物にティッシュがこびりついて大変な思いをする事になりますよ。
また、ホックや飾りがついた衣類は洗濯ネットに入れるようにしましょう。
洗濯物の量は、容量の8割を目安にしてください。 - コースを選択しスタートする
日常着ている衣類を洗濯する場合は、標準コースを選択してください。そしてスタートボタンを押します。洗濯コースについては、下記で詳しく説明します。 - 洗剤を入れる
洗濯機に水量が表示されるので、それを目安にして洗剤の容器に表記されている量の洗剤を投入口に入れます。
洗濯機を確認してみてください。洗濯洗剤の投入口、柔軟剤の投入口、粉末洗剤の投入口など、それぞれ専用の投入口がありますよね。
柔軟剤を使用するなら柔軟剤の投入口に入れましょう。
漂白剤も使用してシミや汚れを落としたい時も漂白剤の投入口へ入れますが、専用の投入口がない場合は、洗濯洗剤と一緒の投入口へ入れましょう。 - 洗濯機のフタを閉める
洗濯機のフタをしめないと、洗濯がスタートしない機種もあります。
私の家の洗濯機は、音が「ピーピー」と鳴り、フタがしまっていないと知らせる機能がついていますよ。 - 洗濯が終わったら、すぐに取り出して干す
洗濯が終了した時も、音で知らせてくれるでしょう。
そこで「あとで干せばいいかな」と放置するのではなく、すぐに取り出して干すようにしてください。
放置しておくと、衣類がシワになりやすい事はもちろん、嫌な臭いが発生してしまう原因の雑菌が繁殖してしまいます。
洗濯機からすぐに取り出して、形を整えて干すようにしましょう。
これが基本的な使用方法です。
使い方がわからない!洗濯機に書いているコースとは
いつも着ている衣類を洗濯する時は標準コースで洗濯すると思いますが、他にも色々なコースがありますよね。
この洗濯コースを上手く使い分けて利用しましょう。
洗濯機の主なコースについて紹介します。
- 標準コース
このコースを使っているとい人が多いと思います。
洗濯にかかる時間はだいだい30分前後で、すすぎは2回に設定されているでしょう。
このすすぎですが、洗剤によってはすすぎ1回でもOKとなっている場合は、設定を変更する事で時短にもなります。
- お急ぎコース(スピーディーコース・節約コース)
このコースで洗濯をする時は、あまり汚れが気にならない衣類を洗濯する時で、時短したい場合がおすすめです。すすぎは1回で設定されている事が多く、洗濯時間も20分程度でしょう。
- 念入りコース
このコースは、厚手の衣類などを洗濯する時に使用するのがおすすめです。
厚手の衣類は洗濯洗剤が落ちにくいので、すすぎは2~3回程度に設定されていて、脱水は長めでしょう。洗濯時間は40~50分です。
- 手洗いコース(ドライコース・ソフトコース)
優しく洗いたい、デリケートな衣類を洗濯したい時におすすめのコースです。
洗濯時間も20分程度と短く、すすぎも脱水も短めに設定されていますよ。
洗濯機の使い方がわからない!風乾燥システムについて
全自動の洗濯機に「風乾燥」という機能がついていませんか?
この風乾燥システムは、どんな機能かもわかりませんよね。
私は、乾燥機と同じだと思っていたのですが、違いました。
乾燥機は高温の温風で乾燥させます。高温なので乾燥する時間も短くて済みますが、衣類にダメージを与えてしまう事があるでしょう。
それに対して風乾燥は、冷風を出してその風の力で水分を蒸発させるのです。
なので、衣類に与えるダメージは少なくなりますが、冷風なのであまり乾かない事、そして仕上がりがふんわりしないという事も気になる事があります。
しかし、梅雨の時期などは部屋干してもなかなか洗濯物が乾かない事がありますよね。そんな時に、この風乾燥を利用してみると良いでしょう。
また、この風乾燥は洗濯機のカビの発生も防いでくれるという嬉しいメリットもあります。
上手に利用していきたいですね。
洗濯機で洗濯をする前にチェックしたいこと
洗濯機の使い方がわかった所で、早速洗濯してみようと一気に溜まった洗濯物を洗濯槽に入れていませんか?
その前にチェックしてほしい事があります。
洗濯機で洗濯できない衣類が入っていませんか?
洗濯表示を確認してみてください。
手洗いしなくてはいけない衣類もありますよ。
また、洗濯機の使い方でも紹介したようにポケットの中も確認しなくてはいけません。
ティッチュが入っていたら、本当に面倒な事になってしまいます。
チャックがついている衣類は閉じておきましょう。
他の洗濯物との絡まりや傷みを防ぐためです。
そして、汚れがヒドイ洗濯物は、ひと手間加えてから洗濯をする事によって汚れが落ちやすくなります。襟や袖などの汚れが目立つ部分には液体洗剤を塗って揉み込んでおくようにしましょう。
色落ちが心配な衣類は、他の衣類と一緒に洗濯すると色移りしてしまう事もあるので分けて洗濯をすると良いですよ。
このように、洗濯する前に必ずチェックすることで洗濯で失敗しないようになります!
洗濯をする時のよくある疑問
洗濯をする前にチェックして洗濯物を仕分けしたりしていると、衣類にシミが付いている事に気がついたり、臭いが気になったりしてくると思います。
そんな時はどうしたらいいのでしょうか?
- 衣類のシミや臭いが気になったら、液体の酸素系漂白剤を使用してみましょう。
シミの部分に液体の酸素系漂白剤を塗り、揉み込んでください。
また、洗濯洗剤と一緒に使用して洗濯する事で臭い対策にもなります。 - その他に、色落ちしないと思って一緒に洗濯をしたのに、他の衣類に色移りしてしまったという事もあるでしょう。
そんな時は、洗濯洗剤を表記されている3倍程度のつけ置きの量の洗剤で、30分ほどつけてみましょう。
それでも落ちない場合は、漂白剤を使用してみてください。 - そして、確認するのを忘れて何度も失敗してしまうことがある、ティッシュが入ったまま洗濯をしてしまった場合は、乾燥機にかける事でこびりついたティッシュが落ちやすくなりますよ。乾燥機がない場合は、コインランドリーを活用するか、地道にガムテープやコロコロで取るしかないでしょう。
野菜ネットを手にはめて、衣類を撫でるようにしてもティッシュを取る事ができます。
もし、失敗してしまった時は試してみてくださいね。