洗濯機の取り外しを自分でする方法や注意点と頼んだ場合の費用

洗濯機の取り外しは自分ですることができるのか気になりますよね。洗濯機の取り外しは水抜きをしっかりしていれば、自分で取り外すことができます。
できれば低予算で引っ越しをしたいという場合は、自分でやってみるのもいいでしょう。

ここでは、洗濯機の取り外しを自分でする方法や取り外すときの注意点、洗濯機の取り外しや設置を業者に頼んだ場合の費用、さらに自分で取り付ける方法についてもお伝えしていきます。

これで、洗濯機の引っ越しにも悩みませんよ。ぜひ自分で取り外しをしてみてください。

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洗濯機の取り外しを自分でする方法とは

引っ越しのシーズンは何かとお金がかかると思います。
そんな中で大きい家電製品の取り外しの代表といえば「洗濯機」です。
業者に頼めば出張料が発生し、業者によって莫大に費用がかかってしまう事を考えると自分でなんとかできないのだろうかと思ってしまいますね。
そんな洗濯機の取り外しは自分でも簡単にできるのです。
手順を覚えてしまえば、外してまた新しい場所でもつけられるようになるので是非覚えてほしいものです。

自分で取り外す方法

  1. アース線と電源コンセントを外す
    コンセントの下にアース線という銅線のような線が壁側コンセントの根に装着されているのでドライバーで外し両方の線をひとまとめにしたら、移動させる際バラバラにならないように洗濯機の側面にテープで固定しておきましょう。
  2. 蛇口をしめ給水ホースを外す
    洗濯機上部の左右どちらかの奥側に蛇口から洗濯機につながってるホースがついています。洗濯機側からホースを外し次に蛇口側ホースを外します。
    ここで注意点!蛇口をしめることを忘れるとあたりが水浸しになってしまいますので、忘れずに行って下さい。あとは、洗濯機側からホースを外すという作業です。
    給水ホース自体に水圧がかかっているため蛇口側から外してしまうとこちらもまた水浸しの原因になります。必ず洗濯機側のホースからネジを取り外しながら抜いて下さい。
  3. 排水ホースを外す
    この時に必要なのが「バケツ」の存在です。
    ホースを外すとホース内部に溜まっていた水が流れてくるので外したらすぐにバケツへホースを移動させて下さい。
    洗濯機側も外せる場合は両側外して置くのが鉄則ですが、できない場合は水が出てこないようホースを上向きにし、ガムテープなどで洗濯機の側面に固定して下さい。

手順といったらこんな感じです。
難しいことは無いので一度チャレンジしてみることをオススメします。

洗濯機の取り外しを自分でするときは水抜きが必要

水を使う洗濯機では他の家電製品と違い、「水抜き」という作業がプラスされます。
一般的に主流の縦型洗濯機について説明していきたいと思います。

水抜き作業には給水部分と排水部分の2つがあります。

洗濯機の給水部分

蛇口から洗濯機につながってる給水ホースは上記でも説明したとおり蛇口を閉じ洗濯機側からホースを外し最後に蛇口側のホースを外す作業となります。
その際の作業に追加で説明します。
蛇口を締めたら洗濯機の中が空であることを確認した上で、蓋を締め洗濯機のスタートボタンを押します。
そうです。通常ここで蛇口から給水ホースをつたって水が流れますよね。
その流れを蛇口を締めることでホース内部の残った水だけを排水する作業となるのです。この作業は5~10分位で完了する作業ですが、洗濯機メーカーによっても異なるため、事前に説明書を確認するなり対策をとっておきましょう。

排水部分を取り外す

今度は下の排水部分です。
この場合は、蛇口など必要ないので脱水ボタンを押し水を排水させたら終了、といたって簡単な作業になります。
脱水での作業を終了させてから、排水ホースを排水口の方から外すことがポイントです。
水浸しや時間のかかる作業になることを防ぐために事前に洗濯機の確認、排水部分の状態確認をおこなっておくだけで、スムーズな作業ができることでしょう。

自分で洗濯機の取り外しをするなら余裕を持って

引っ越し業者、もしくは新しい洗濯機が到着してから従来の洗濯機を外すなんて忙しい作業をしていませんか?
忙しくて時間がとれなかったなどという人はどうしても仕方ありませんが、基本的には事前チェックをオススメします。
やはり水を扱った家電製品ですし、何より安価な物ではありません。
急ぎすぎたために、床を水浸しにしてしまい余計に清掃料金が発生してしまった、ホースを抜き取る時に洗濯機を倒してしまったなど急いでおこなっても良いことは1つもありません。

自分で洗濯機を外しておくタイミング

わたしは前日くらいが1番良い日程なような気もします。
洗濯機は日々の生活で欠かせないものですし、かといって当日作業している最中に業者さんが来てしまったなんて焦ってしまう事を避けるためです。

あとは、引越し業者や家電量販店のサービスを大いに活用することです。
引っ越す場合での取り外しは、業者によってサービスでおこなってくれる場合があります。取り外しをおこなってくれるのであれば、わざわざ自信の無い作業をこなす必要はありませんよね。最近増えてきてますので事前に確認してみて下さい。

洗濯機を購入した場合

下取りとしてとってもらえるから新しいのに買い替えたなんてはなしもチラッと聞きますが、下取り商品として取り外し作業もおこなってくれたり、新品の洗濯機を購入してくれたサービスとして取り外しますよなんて業者も少なくありません。そんな便利なサービスがあるなら是非利用して下さい。
何度も経験している引越し業者や家電量販店の人の方が知識も経験も豊富です。
スムーズに作業をしてくれることでしょう。

洗濯機の取り外しや設置を業者に頼んだ場合の費用とは

自分で取り外しや設置に自信がない、という方はやはり無理に行うべきではないと思います。わからないのにすすめていって破損させてしまってはどうしようもありませんものね。ただ、
そんなときに活用できるのが専門の業者です。ただ、業者に頼むと莫大な金額が掛かりそう、なんて不安もあると思います。

そこで、一般的な取り付け、取り外し価格を紹介したいと思います。
勿論こちらの価格はあくまでも参考価格ですので、その点だけは正確に業者に確認することをオススメします。

  • 縦型全自動洗濯機や二層式洗濯機の場合 ・・・ 作業料金 8000円~
  • ドラム式洗濯機の場合 ・・・ 作業料金 18000円~

と、こんなところでしょうか。
ただ、この価格を見る限りではやはり自分で作業をしたくなりますね。
例えば8000円かかったとしたら、その料金を節約するだけで美味しい物を食べられるような気もしてしまいますね。

あとは、古い洗濯機の処分料金は3000円くらいが目安ですが参考になさってみて下さい。
処分料は掛かりますが、どうすることもできない時はこの価格を仕方なく予算として用意しておきましょう。

ただ、自分で取り外しができそうなら、上記価格を見てもチャレンジして見たほうが良さそうですよね。万が一上手く外せない、途中からわからなくなってしまったなんて事があってもその後で業者にお願いすれば外してもらえるので、壊しちゃうという方向じゃなければ一度手を加えてみることをオススメします。

取り付けも自分で!ドラム式の場合はプロに任せて

さて、ここまで取り外し方法や業者への料金等を掲載してきましたが、いかがでしたでしょうか?
ハッキリ言って、業者に頼む金額を見ると自分で着工してしまいたくなりましたね。なので、ここからは取り付け作業について少し紹介したいと思います。
取り外しができたなら取り付けはその逆なのでとても簡単と言えるでしょう。
今回はネットで購入した、自分で購入してきたなどのパターンで一切業者を絡まないというスタイルで紹介していきたいと思います。

  1. 届いたら全面を出す
    ダンボール、包装紙を剥がして洗濯機本体を取り出します。
  2. 洗濯機の背面を上に倒しホースを取り出す
    排水ホースの保管場所はたいて洗濯機の下です。
    排水ホースを取り出すために、一度パタンと全面に倒してから取り出して下さい。
  3. 洗濯機下部のホースキャップを外し、セットする
    排水ホースを洗濯機からつなげて出すために排水ホースの丸い形にあった穴が洗濯機下部にあります。そこにはたいていキャップがついてますので取り外して、排水ホースをはめ込みセッティングします。
  4. エルボを排水ホースへ接続、その後床側の穴に接続
    L字型のエルボを排水ホースにつなぎます。その後、排水口側にもつなぎ洗濯機の排水ホースを完成させます。
  5. 水平レベルチェック
    洗濯機が傾いていたら故障の原因になります。
    必ずといっていいほど洗濯機の表面に水平をチェックする機会がついてますので設置場所に置き水平をチェックして下さい。
  6. アース線を取り付けその次に電源コンセントを
    取り外しと全く逆ですね。アース線をコンセントの根本にドライバーなどで装着したら電源コンセントをいれます。
  7. 給水ホースをつけたら完成
    取付時はまだ圧がかかってないので、どちらから設置しても特に問題はないようです。

今お伝えしたのは「タテ型全自動洗濯機」の設置方法ですが、実はドラム式の洗濯機はなるべく自分で取り付け、取り外しをおこなわないように、と言われているのです。

ドラム式は見たとおり重さもあって1人で作業を行うには少し困難な洗濯機です。
まして、購入価格も洗濯機全般の中でも1番高価とも言えるものですので、自分で対応して万が一壊してしまったら言葉も出ないくらい落ち込んでしまうでしょう。
多少料金はかかってもドラム式洗濯機の場合は業者に取り付けや取り外しを依頼することをオススメします。