洗濯をしようと思っても、自宅のドラム式洗濯機の使い方がいまいちよくわからない人もいますよね。特に、今まで自分で洗濯をしたことが無い人は、洗濯機の使い方に悩んでしまうことでしょう。
ドラム式の洗濯機で洗濯をするときは、どのような手順で洗濯をすれば良いのでしょうか。洗濯機の使い方をマスターすれば、お洗濯を快適にすることができますよ。
ここでは、ドラム式の洗濯機で洗濯をする方法をご紹介します。洗濯をする前にすることや洗剤選び、洗濯機のお手入れ方法についても併せてお伝えしますので、使い方をマスターするためにも是非参考にしてくださいね。
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ドラム式洗濯機の基本的な使い方
ドラム式洗濯機は、洗い、すすぎ、脱水、そして乾燥までを1つの槽で全て行うことができる、とても便利な洗濯機です。操作もボタンを選んで押すだけでとても簡単です。
しかし、いざ洗濯をするとなると、洗濯物は全部まとめて洗濯機に入れてもいいのか、洗剤の量はどうしたらいいのかなど、いろいろ疑問も出てくることと思います。
洗濯をするのに必要なのは洗濯洗剤だけです。あとは必要に応じて、柔軟剤や洗濯ネットなどを用意するといいでしょう。
ドラム式洗濯機の使い方
- 洗濯機の中に洗濯物を入れます。この時、入れる洗濯物の量は、洗濯機の容量の7割ぐらいを目安にしてください。多く入れすぎると洗剤が全部の洗濯物に行き渡らず、洗浄力が落ちる場合があります。
また、色移りがしそうな物は別に洗ってください。おろしたてのデニムは色移りを起こします。はっきりした濃い色の物も念の為、分けて別に洗濯するようにしてください。 - 洗濯機の扉を閉めたら、電源を入れて、コースを選びます。普通に洗って脱水までならボタンひとつになっていると思います。乾燥まで必要な場合は、乾燥コースを選びます。
他にもいろいろなコースがありますので、用途に応じて選んでください。表示方法は洗濯機によって異なります。
時間が無くスピーディに済ませたいとき…お急ぎコース
セーターなどのデリケートな衣類…ドライコース又は手洗いコース
汚れがひどいとき…パワフルコースやゴシゴシコースなど - スタートボタンを押すと、洗濯機が洗濯物の量を自動で計り、洗濯洗剤の使用量を表示してくれます。その量に従って、洗濯洗剤を入れます。必要に応じて柔軟剤も入れますが、洗濯洗剤と柔軟剤を入れる場所は洗濯洗剤を入れる箱の中で区切らていますので、気をつけてください。
あとは全て洗濯機が行ってくれます。 - 洗濯が終わったら、洗濯物を取り出して、干すだけです。乾燥コースを選んだ場合は、取り出して畳むだけです。
洗濯物を干す時は、シワをのばしてから干しましょう。力を入れすぎると、衣類がのびてしまうこともありますので注意してください。タオルはパンパンと大きく振ってから干すとふっくらと乾きやすくなります。
また、洗濯が終わったらすぐに洗濯機から取り出して干すようにしてください。洗濯機の中にいつまでも入れたままにしておくと雑菌が繁殖して、洗濯物も洗濯機にも嫌な臭いがついてしまいます。 - 洗濯物が乾いたら、畳んでしまいます。又は、ハンガーにかけてクローゼットにしまいます。
ドラム式洗濯機の使い方・洗濯物を分けて詰め込みすぎないようにする
ドラム式洗濯機は水の使用量を抑えて洗うため、色移りに気をつけなくてはなりません。デニムや買ったばかりの濃いものは色が落ちやすい場合があります。これらを一緒に洗ってしまうと、色が落ちて他の衣類に色が移ってしまします。濃い色のデニムと白のワイシャツを一緒に洗ったら、ワイシャツが青く洗い上がってしまいます。
また、汚れがひどい物も分けて洗うようにしてください。特に泥汚れなどは別に洗わなければ、他の衣類も汚しかねません。
洗濯物の量は、洗濯槽の7~8割程度を目安にしてください。あまち詰め込みすぎると、洗剤が行き渡らず洗浄力が落ちてしまう結果になります。また、洗濯物が絡みやすくなり、洗濯機の中でのびてしまったり、取り出す時に絡んで取り出しにくくなります。
洗濯物の量が多い場合は分けて洗うようにします。
ドラム式洗濯機の使い方・洗剤や柔軟剤は適量入れて洗濯を
洗濯洗剤や柔軟剤は、必ず表示された適量を入れるようにします。
洗剤が少なすぎると洗浄力が落ちてしまいます。また、洗剤が多すぎると、洗剤が溶けきれずに衣類に残ってしまう場合があります。
柔軟剤も少なすぎると効果も薄れてしまいますし、入れすぎは黒ずみの原因になってしまいます。柔軟剤が溶けきれずに残ると、輪ジミになってしまいます。この輪シミは落とすことができないそうです。
投入場所は洗濯洗剤と柔軟剤では異なっていますので、注意してください。洗剤投入ボックスの中で仕切りで区切られていることが多いですが、洗濯機によりますので、使う前に確認してみてください。
洗濯に慣れてくると、面倒になって洗剤も自分の目分量で入れてしまったりもします。ドラム式洗濯機は洗濯物の量を計って適量を教えてくれるので、ちゃんと洗濯機に従っておきましょう。
ドラム式洗濯機に使う洗濯洗剤について
ドラム式洗濯機は、少ない水の量で洗濯物を洗うという特徴があります。ドラム式洗濯機でも使える洗剤は多くありますが、泡立ちの良い洗剤はオススメしません。泡立ちやすい洗剤は、適量を入れてもひどく泡立って、そのため洗浄力が落ちてしまうこともあります。扉が透明なタイプで中が見えるドラム式洗濯機なら、洗濯している時に泡立ち具合を見てみてください。あまり泡立ちが良すぎると、洗剤が多いか、又は洗剤自体があまり適していないのかもしれません。
洗濯洗剤の中にはドラム式洗濯機専用のものも販売されています。
粉末洗剤は洗浄力が高さが魅力です。粉は溶けにくいのではと気になる場合は、お湯に溶かしてから使用すると良いです。ドラム式洗濯機は縦型の洗濯機に比べると洗浄能力が劣ると言われていますので、洗浄力が気になった場合は粉末洗剤を試してみると良いでしょう。
液体洗剤は使いやすのがメリットです。中にはすすぎ1回タイプのものや、濃縮タイプで少量が少ないものもあります。水に溶けやすいので、洗剤が残る心配もありません。
ジェルボール洗剤というのもあります。水溶性のフィルムの中に液体洗剤が入ったもので、洗濯の度に1こ入れるだけという手軽さがあります。また、手が汚れないのも良い面ですが、濡れた手で触るとフィルムが溶けてしまいますので、気をつけてください。
ドラム式洗濯機のお手入れ方法
ドラム式洗濯機には「槽洗浄コース」というお手入れ専用のコースがあります。このボタンを押して、洗濯槽クリーナーを入れるだけで、自動で洗濯槽をお掃除してくれる機能です。洗濯機によっては、専用の洗濯槽用の洗剤があったり、推奨している洗剤がある場合がありますので、説明書を読んでおくと良いでしょう。
また、洗濯槽クリーナーはスーパーやドラッグストアなどどこでも販売されていますが、ドラム式洗濯機で使用できるかや、お使いの洗濯槽の素材にも気をつけて選んでください。
洗濯槽の洗浄の頻度ですが、夏場は湿度が高く、洗濯機を使う回数も増えてきますので、月に1度位を目安にすると良いでしょう。冬場の場合は2ヶ月に1度位で大丈夫かと思います。また、臭いが気になった時などにも行うと良いでしょう。