洗濯機の寿命のためにはカビ落としも大切。洗濯槽に黒いカビを発見したときは、すぐに除去しましょう。では、洗濯槽にできたカビはどうやって落としたらいいのでしょうか?
ここでは、洗濯機の寿命の原因にもなるカビの落とし方や洗濯槽のカビ取り方法、カビが発生しない工夫や洗濯機の寿命を伸ばして長く使うコツについてお伝えしていきます。
これで、洗濯機のカビ落とし方もわかりますし、洗濯機の寿命を伸ばして長く使うこともできます。
ぜひ参考にしてみてください。
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カビにより洗濯機の寿命が縮むこともある
洗濯機の寿命はメーカーによって異なりますが、だいたいは7~8年が寿命とされています。洗濯機を1日回使用、部品などをメーカーが保持している期間になります。8年過ぎるともし故障をしても修理に出しても部品がないので修理ができないのです。
洗濯物をたくさん詰め込みすぎると洗濯槽を支える柱が折れたり、他の部分が壊れてしまうこともあります。それ以外にもフィルターの掃除をサボっていても故障になります。
洗濯機にカビを生えさせないことが寿命を伸ばすコツ
洗濯物に海苔のような物がついていたり、黒い粒がつくようになると洗濯槽の裏にカビが生えている証拠です。この黒いカビをそのまま放置すると洗濯機の寿命を縮める原因になります。カビが発生すると除去しない限り増え続けます。洗濯機を長く使うためにはカビを発生させないようにしましょう。
カビは時間が経つとどんどん増えてパイプをつまらせる原因になります。パイプ詰まりは洗濯機の故障を引き起こします。自動で洗濯槽を洗浄してくれる洗濯機もありますが、そうではない場合は週に1回は槽乾燥をして月に1回は槽洗浄をしてカビ落としをしましょう。
洗濯の注意点としては、洗濯物を入れすぎない、洗剤の適量は守ることです。洗剤の入れすぎはカビの発生に繋がり、洗濯物の入れすぎは洗濯機に負担がかかるので寿命を早くします。
洗濯機のカビ落としには衣類用の酸素系漂白剤を、カビ予防で寿命を伸ばす
洗濯槽の生えてしまったカビが洗濯の度に剥がれ落ち、せっかく洗濯をした衣類についてしまうこともあります。原因はカビや水垢汚れです。衣類にカビがついてしまうと嫌ですよね。酸素系漂白剤で洗濯槽のカビ落としをしましょう。汚れが溜まったままにしておくと寿命が早くなることもあります。
洗濯機を洗うタイミング
1~2ヶ月に1回の頻度で洗うようにします。梅雨時期は湿気が溜まりやすいので梅雨時期の前後は念入りに掃除をするようにしましょう。
用意するもの酸素系漂白剤、布、ゴミ取りネット
- 洗濯槽に最大水位までお湯を入れる。温度が高すぎると漂白効果が落ちてしまうので40℃くらいのぬるま湯にします。
- 酸素系漂白剤を入れて、洗濯機を脱水なしの洗いコースにして5分回す。製品ごよの規定の分量があるので洗濯機の取扱説明書は必ず読みましょう。
- 半日から1日放置し汚れが剥がれ落ちるのを待ちます。放置後に浮いてきた汚れをゴミ取りネットで取ります。
- 再度洗濯機を洗いコースにして5分回し、こびりついたカビや汚れを落とします。
汚れが浮かんでこなくなったら、脱水して綺麗な水に入れ替え、すすぎと脱水を何度か繰り返します。脱水した時に洗濯槽の下に溜まった汚れは綺麗な布で拭き取るようにしましょう。脱水後の洗濯機のフタは開けっ放しにして洗濯槽を乾燥させるようにしましょう。
洗濯槽を洗浄している間は衣類を入れないようにしましょう。衣類が脱色してしまいます。ドラム洗濯機の場合は洗濯槽全体にお湯を入れるのが難しいです。つけおきタイプの洗濯槽クリーナーを使えない場合もあるので、確認してから使用することをオススメします。
洗濯機にカビを発生させないように工夫を
洗濯機は出来るだけ綺麗なまま使用したいですよね。洗濯機につく嫌なカビ汚れや、洗濯機のフタを開けた時の嫌な臭いが気になります。そのようにならないためにも洗濯槽の掃除は必要になります。
洗濯機の寿命を縮めない一番大切なこと
新しいうちからカビ予防をしておくこと
そしてカビが発生しないように工夫しましょう。
- お風呂の残り湯は使わない
お風呂の残り湯はカビにとっては繁殖しやすい環境になっています。発生しやすい湿度、温度、栄養源がすべて揃っています。お風呂のお湯が冷めても雑菌が繁殖するので、洗濯物に付着してしまいます。洗濯には水道水を使いましょう。 - 洗濯槽は乾燥させる
洗濯が終わったらすぐに洗濯物を取り出す。カビは嫌うのは乾燥です。洗濯後の衣類には水分は多く含まれているので、洗濯が終わっても放置しておくと湿気が溜まりカビが発生しやすい状況になります。洗濯が終わったらすぐに取り出し、フタは開けて洗濯槽は乾燥させましょう。 - フタを開けて乾燥させる
洗濯機を使い終わったら、洗濯機の周りのゴミをしっかり落とすのもカビ予防に繋がります。洗濯槽のすき間には埃が溜まります。フィルターの汚れや外側の埃も綺麗にふき取り出来るだけ清潔な状態と保つようにしましょう。
カビが発生してしまった場合は洗濯槽のカビ落としをしましょう。
洗濯機の寿命が近づいている買い替えのサイン
一般的には洗濯機の寿命の目安は6~8年と言われています。その理由はこのくらいの年月を使用していると故障が多くなること、修理交換するための部品の保有期間も決まっているためです。
部品の保有期間が洗濯機を安全に使用できる期間としてメーカーにもよりますが8年を設定しています。交換部品があるうちは修理できますが、故障しても修理が出来ないことになると洗濯機の寿命となるのです。
洗濯機の寿命が近づいてくると表れる症状
洗濯の途中で止まる
洗濯の最中に頻繁にエラーが出たり、停止するようになったら寿命が近づいてる可能性があります。しかしすすぎや脱水の途中で、給水から排水までの水の流れが上手くいかなかったり、洗濯物が片寄ってエラーが出る場合もあります。このような時は洗濯物を入れ直したり、電源を一度入れ直したりすることで解決する場合もあります。何も異常がないのにエラーが頻繁に起きる場合は、コンピューター部分が壊れている可能性もあります。
ガタガタをうるさい音が出る
ガタガタとうるさい音がする場合はモーター部分に異常が起きている可能性があります。しばらくは使うことが出来ても、突然動かなくなることもあります。修理を依頼するか、寿命がくる捉え買い替えを考えるようにしましょう。
脱水ができない
突然脱水が出来なくなった場合、洗濯物の片寄り、排水ホースの見直し、排水溝のゴミ、洗濯機の傾き、洗濯槽のフタのしまりの確認をしましょう。確認しても脱水が上手くいかない場合は、洗濯機の寿命かもしれません。
洗濯機の寿命を伸ばして長く使うコツとは
洗濯機の寿命を伸ばして長く使用するにはどのようなコツがあるのでしょうか?
- 洗濯物を入れすぎない
一度にたくさんの洗濯物を入れると洗濯機に負荷がかかります。一度ならいいですが、何回も何年も続くと負荷がかかるので故障の原因になります。適量もしくは少ない洗濯物ので洗うことで長く使うことが出来ます。 - 蛇口を閉める
蛇口を開けたままにしておくとホースにも洗濯機にも水の負担がかかり続けることになります。水漏れの原因にもなるので、使用しない時は水の元栓を閉めるようにしましょう。 - 洗剤や柔軟剤は適量
洗剤や柔軟剤の入れすぎは洗濯機にも衣類にもよくありません。適量を守るようにしましょう。 - 定期的なメンテナンス
洗濯機専用の洗剤もあります。メンテナンスを怠るとカビが繁殖してしまい洗濯物にカビがついてしまう可能性もあります。そのようにならないためにも定期的にしっかり掃除をするようにしましょう。メンテナンスをしっかり行うことで洗濯機の寿命も長くなります。洗濯機は使うたびにこまめに掃除をすることで寿命が長くなるので、結果長く使うことが出来ます。