洗濯機の重曹量に注意して掃除する方法や漬け置きのコツとは

洗濯機に重曹を使うときは、量に気をつけなければなりません。
重曹は環境にも優しく、小さなお子さんのいる家庭でも安心して使えるので、洗濯機の掃除にも最適です。

汚れを取るだけではなく、消臭の効果もあるので、量に気をつければとても使いやすく便利なんです。

ここでは、そんな洗濯機に重曹を使うときの注意点として、洗濯機掃除に重曹を使うときの量の目安や注意するべき理由、重曹水の漬け置きする効果やポイントなどお伝えしていきましょう。

これで、洗濯機掃除に重曹を使いたいときでも、適量がわかりますし、便利な使い方もマスターできますよ。ぜひ参考にしてみてください。

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洗濯機掃除に重曹を使うときは量に注意

洗濯機の掃除用の洗剤は、市販のものだと塩素系のものが多いです。
洗濯機の汚れを落とす効果が高いのはわかりますが、刺激の強いものなので出来れば使いたくないという方も多いでしょう。

安全なもので掃除をしたいのなら、「重曹」を使うことができます。
重曹は自然由来のもので、食品にも使われています。体に悪影響を与えることがないので、安心して使うことができます。

重曹で汚れを落とすことができるのか、不安に思っている方もいるでしょう。
重曹は弱アルカリ性です。酸性の汚れにはアルカリ性のものを使って、中和することで汚れを分解して落とすことができます。
また、重曹には消臭効果がありますので、洗濯機の嫌な臭いもおさえることができます。

重曹を使って洗濯機の掃除をする方法

  1. 洗濯機に水を入れます。
    ドラム式の洗濯機ならドアを開けた際に水がこぼれない程度に、縦型なら満水のラインまで水を入れてください。水よりもぬるま湯を使った方が効果があります。
  2. 洗濯機の中に重曹を入れます。
    重曹の量は1カップです。
    重曹は少なすぎると汚れを落とすことができませんし、多すぎると水に溶け切らずに残ってしまいます。必ず量を守ってください。
  3. 標準コースで洗濯機を動かします。
  4. 洗濯機を回したら途中でとめて、しばらく放置します。
    最低でも5時間、できれば一晩そのままにしておくと良いです。
  5. 洗濯機の水に中に汚れが浮いてきます。
    この汚れをネットなどでキレイに取り除いてください。汚れをそのままにしておくと、排水時に詰まりを起こしてしまいます。
  6. 洗濯機を再度回してみて、汚れが浮いてきたらキレイに取り除きます
  7. 排水してから、キレイな水を入れてすすぎと脱水を行います。汚れが出なくなるまで繰り返してください。
  8. 最後は洗濯槽をしっかりと乾燥させたら完了です。フタを開けたままにしておくか、槽乾燥ボタンを押します。

洗濯機の掃除で使う重曹の量で詰まりの原因になることも

安心安全な重曹ですが、実は洗濯槽の掃除には向かない点もあります。
洗濯槽の酸性の汚れには、アルカリ性の重曹で落とすことができますが、カビや雑菌までは落とすことができません。

また、重曹をキチンと溶かさないと、洗濯槽の穴に溶けきらなかった重曹が詰まってしまいます。重曹は水には溶けにくいので、詰まりを起こす可能性も高くなってしまいます。
重曹を洗濯槽の掃除に使う場合は、キチンと溶かすことが重要です。
また、重曹の量も大切です。少なすぎると汚れをしっかりと落とすことができなくなり、多すぎると溶け切らずに詰まりの原因になります。
重曹は満水に対して1カップの量を正しく計って入れてください。

重曹で洗濯機掃除するときは必ずぬるま湯を使おう

重曹を使って洗濯槽を掃除する時のポイント

  • ぬるま湯を使う
    水を使っても掃除はできますが、重曹は水よりもぬるま湯の方が効果が高くなります。50度前後のぬるま湯を使ってください。あまり高い温度のお湯を使うと、洗濯機の故障の原因にもなりますので、40~50度位の温度で十分です。
    重曹は水には溶けにくい性質があるので、ぬるま湯でしっかりと溶かします。
    温度を計るのが難しい場合は、お風呂のお湯を使うと良いでしょう。お風呂の水なら温度を設定することができます。風呂水ホースを使うか、バケツなどで入れていください。
  • 重曹の量に気をつける
    重曹は多すぎると溶けきらずに、詰まりの原因になります。洗濯機を満水にしたら1カップの重曹が目安です。洗濯機の大きさに合わせて150~200gの量を適量です。
  • 汚れはしっかりと取リ除く
    つけ置きした後は汚れが浮いて出てきます。この汚れは網やお玉などでしっかりと取り除いてください。
    一度取り除いた後は、洗濯機を回してみて、汚れがまた浮いていないかを確認してください。汚れを取り除かないまま排水してしまうと、詰まりの原因になってしまいます。とにかく根気良く取り除くようにしてください。
  • すすぎと乾燥はしっかりと
    すすぎは汚れがでなくなるまで、しっかりと行ってください。最低でも2回ほどは必要です。すすぎが終わったら乾燥させます。

重曹水の漬け置きで臭いが気になる衣類の消臭も

重曹は洗濯槽の掃除の他にも、洗濯物のつけ置きにも使うことができます。衣類の皮脂汚れには重曹が効果的ですし、自然由来の成分なので小さい子どもの衣類やおむつにも、安心して使うことができます。

つけ置きする場合は、ぬるま湯3リットルに対して重曹を4分の1カップ使います。
おむつや汚れがひどい衣類の場合は先に軽く洗ってからつけておきます。
つけ置きした後で、洗濯機で洗ってください。

衣類のシミ抜きにも重曹が効果的です。
この場合は「重曹ペースト」を作り、シミの部分に直接塗り、10~15分程そのままつけておきます。

【重曹ペーストの作り方】
水と重曹と過炭酸ソーダを全て、同じ割合で混ぜます。

重曹は衣類の柔軟剤かわりにも使うことができます。
すすぎの時に柔軟剤の代わりに重曹をいれるだけで、衣類がやわらかく洗い上がります。
重曹は半カップ位を目安に、洗濯物の量と仕上がり具合で調節してみてください。

重曹は消臭効果もありますので、消臭スプレーとしても使うことができます。衣類の他にも家具や寝具などにも使うと良いでしょう。天然の成分なので、小さい赤ちゃんやペットがいる家庭でも安心して使うことができます。
【消臭スプレーの作り方】
スプレーボトルに水200mlと重曹小さじ1杯を入れてよく混ぜたら完成です。

重曹は量に注意して定期的な洗濯機掃除で快適に

重曹は洗濯槽の掃除に使うことはできますが、汚れを落とす効力は市販の洗濯槽専用の洗剤ほどではありません。重曹を洗濯槽の掃除に使う場合は、定期的に掃除を行うことがポイントです。

洗濯槽の掃除の仕方は簡単なので、月に1回のペースで掃除をするようにすると良いでしょう。
洗濯機の掃除の仕方のおさらいです。

  1. 洗濯機の満水のラインまでぬるま湯を入れます。ドラム式の場合は水がこぼれない程度に入れてください。
  2. 1カップの重曹をいれたら、標準コースの洗濯だけ行います。
  3. そのまま一晩放置します。
  4. 浮いてきた汚れをしっかりと取り除きます。洗濯機を回して汚れが出てくるかを確認し、出てきた汚れは取り除きます。
  5. すすぎを2~3回、しっかりと行います。
  6. 最後はキチンと乾燥させます。

洗濯機のフタは開けたままにして通気性を良くしておくと、カビや雑菌の繁殖を防ぐことができます。

重曹は天然の成分なので、刺激の強い洗剤を使うことに抵抗がある人や肌が敏感な人には安心して使うことができます。月に1度の定期的な掃除で、重曹でも洗濯槽を清潔に保つことが可能です。
重曹を使う時は量などの使い方に注意をして、ぜひ掃除に役立ててください。