縦型洗濯機の乾燥を使用すると、今までにはなかった嫌な臭いがする場合があります。
洗濯だけを行う場合には、臭いが気にならない。そんなときは、一体何が原因なのでしょうか。
縦型洗濯機の乾燥時の嫌な臭いの考えられる原因について、また原因別の対処方法についてご紹介をいたします。
意外なことが原因として考えられる場合もあります。心当たりがある問題点を1つずつ試してみましょう。どうしても臭いの原因がわからない場合は、購入して日が浅いうちに、メーカーに連絡をしてみてください。解決方法を提案してくれますよ。
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購入したばかりの縦型洗濯機の乾燥機能を使用すると臭い場合
家電量販店の洗濯機売り場には、さまざまな種類の洗濯機が顔を揃えています。その片隅には、今でも僅かながらに二層式の洗濯機も並んでいますが、そのほとんどは縦型洗濯機とドラム式洗濯機が占めてます。
さらに近年では、乾燥機能が付いた縦型洗濯機も増えてきました。これにより、ドラム式よりも手頃な価格で手に入る、乾燥機能付きの縦型洗濯機を選ぶご家庭も徐々に増えているわけですが、ここで問題になりやすいのが、乾燥時に発生する臭いについてです。
縦型洗濯機の乾燥機能は臭いが気になる?
もしも、新品の洗濯機を使い始めた段階で、ゴムやプラスチックのような嫌な臭いがしてくる場合は、使い続けるうちに臭いがしなくなるケースがほとんどですので、まずはそのまま様子を見ても問題ないかと思いますが、使い続けても臭いが消えない場合は、他の原因も考えられます。
縦型洗濯機で乾燥を行うと臭いのは排水口が原因のことも
洗濯の際に使った水を流すために、ご家庭の洗濯機のホースは排水口に繋がれています。洗濯機を使い続けるうちに、排水口に溜まった繊維や髪の毛によって、排水口が目詰まりを起こすことがありますので、排水口の掃除はマメに行う必要があります。
排水口の掃除を怠っていると、汚れが溜まった部分にカビなどの雑菌が繁殖することにより、排水口自体から嫌な臭いが発せられることも。縦型洗濯機で乾燥させた洗濯物がなんとなく臭いと感じる場合は、このことが原因となっている可能性も高いようです。
柔軟剤が縦型洗濯機の乾燥時の臭いの原因になっているかも
柔軟剤を使い続けることが、縦型洗濯機の臭いの原因となることも。
嫌な臭いの正体は柔軟剤?
洗濯機とは別売りの乾燥機を使用している場合は別ですが、洗濯から乾燥までを一気に行える縦型洗濯機をお使いの場合は、乾燥機能を使わない時はとくに臭わず、乾燥をかけた時だけ臭うのであれば、それは洗濯槽の裏に残った柔軟剤が原因であることが考えられます。
洗濯乾燥後、すぐに干した時でもすでに嫌な臭いがするという場合、洗濯槽にこびり付いている柔軟剤の匂いが変化することによって、せっかくの良い香りがかえって嫌な匂いを付けてしまっている可能性もあるのです。
縦型洗濯機の乾燥時の臭いは柔軟剤ではなく柔軟剤シートがおすすめ
もしも、洗濯乾燥時の嫌な臭いの原因がお使いの柔軟剤だったとしても、さまざまなメリットのある柔軟剤を使わずに洗濯することに対して、抵抗のある方もいるかと思います。縦型洗濯機の乾燥機能を使うのでしたら、こんなアイテムを活用するのも有効です。
「柔軟剤シート」は乾燥機能付き洗濯機の強い味方!
通常、柔軟剤は洗濯を始める前に、洗剤と同じタイミングで洗濯機にいれますが、ここでご紹介する柔軟剤シートは乾燥時に使うことを目的として作られているため、脱水と乾燥の合間に使用します。
脱水終了後に洗濯物のからみをほぐして、柔軟剤シートを洗濯機に入れてから乾燥をかけると、乾燥時に発する熱によってシートの成分が溶けだし、洗濯物全体に従来の洗剤をつかったのと同様の効果が得られるのです。
ただし、こちらは乾燥時に熱で溶けるという特徴があるため、送風機能のみで乾かす際には使用することができませんのでご注意を。
縦型洗濯機の嫌な臭いはメーカー別の対策を試してみよう
部屋干しによる生乾き臭対策として、縦型洗濯機の乾燥機能を使い始めたのはいいものの、かえって臭いが増してしまったとお悩みの方も多いのではないでしょうか。
このような悩みに応えるべく、各メーカーではそれぞれに対応策を紹介しているわけですが、洗濯槽クリーナーを使って洗濯槽の汚れを取り除くという方法を推奨しているのは、各社共通のようです。
他にも先程ご紹介した通り、排水口の掃除を行うことで臭いが気にならなくケースもあると、メーカーおすすめの対処法のひとつとして挙げられているようです。