洗濯機のホースの外し方作業の準備や手順と取り外すときの注意点

洗濯機のホースの外し方は手順と注意点さえ気をつければ、自分でもできる簡単な作業です。できれば、あまり費用をかけずに自分で行いたいという人も多いでしょう。

ここでは、そんなあなたのために洗濯機の給水ホースの外し方について、作業の準備として必要なもや給水ホースを外すときの手順、取り外すときに気を付けたい注意点やもしも自分で出来なかったときのために業者に頼んだときの相場などお伝えしていきましょう。

これを読めば、自分で給水ホースを取り外す手順がわかるので、まずは試してみてください。自分では難しいようでしたら無理せずに業者に依頼することもできますので、参考にしてみてください。

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洗濯機の給水ホースの外し方には準備が必要

洗濯機のホースを外して掃除がしたい、ホースの交換がしたい、外さないと引っ越しに不便など様々な理由で洗濯機のホースを外さなければならない時があります。
そこでホースを外すときの準備とその外し方についてまとめてみました。

ホースを外す準備

洗濯機ホースを外すときには作業中の水漏れなどへの対処や、工具の準備などが必要です。

  • 水受け用のバケツ
  • 周囲に水が飛び散らいないためのタオルなど
  • 小型プラスドライバー
  • ナット

これらが必要になる場合があります。

工具はニップルを外す場合や蛇口の先を交換するときなどに使うため必要ないかもしれませんが、行う作業によってこのようなものが必要になるということを心に留めておいて頂けるといいと思います。

洗濯機の給水ホースの外し方の手順とは

作業の準備が済んだら早速ホースを外し、落ち着いてゆっくり作業に当たりましょう。
手順は以下のとおりです。

洗濯機への給水用の蛇口を閉めて作業を開始

  1. 給水ホースの水を抜く
    このとき、洗濯機への給水用蛇口はしっかりと閉めたまま、洗濯機を30秒から1分ほど運転させてください。
    運転させるときのコースは洗濯機の機種によって異なるため、取扱説明書を見ながらコースを選択し水抜きをします。
  2. 洗濯機に水が流れ込まなくなったら電源を切る
    安全確保のために必ず電源を切って作業をしましょう。
  3. 洗濯機側からホースを取り外す
    給水ホースに水圧がかかっているため必ず洗濯機側からホースを外しましょう。
    蛇口側から取り外してしまうと水が吹き出す恐れがあります。ご注意ください。
    大きなつまみを左に回すと取れる構造になっているものが多数です。
  4. 蛇口側の給水ホースを取り外す
    給水ホースの先にあるロックレバーを外し、まっすぐホースを引くと取り外せます。
    この状態でもまだ水が残っている可能性があるので、バケツなどを用意して行ってください。

ホースは無事に取り外せましたでしょうか?
ホースを取り外した後は、引越しなどの場合は他に自分でこの蛇口に取り付けた部品がないかなどを確認しておきましょう。

洗濯機の給水ホースを外すときは蛇口は元通りに

洗濯機のホースを取り外す際に間違えてしまいがちなポイントが3つありますので紹介します。
引っ越しの準備中などだと慌てて取り外さなくていいものまで外してしまい、新居に運んでしまったりします。
意外と見落としがちな注意事項なため、しっかりと確認しましょう。

給水ホースを取り外すときの注意事項

蛇口ごと外さない

冷静だと蛇口ごと取り外すなんて、と思えるのですが急いでいたりすると意外とうっかりやってしまうのがこのミスです。
蛇口ごとホースを回収し新居で蛇口が付きっぱなしのホースに気がつく、などということもあります。

ニップルを持っていく

ニップルというのはホースと蛇口をつないでいた部分のパーツのことを指しています。
これがないと新居に行ったときに給水ホースが接続できずに困ってしまったり、ということが起きてしまいますのでしっかりと外して持っていきましょう。

エルボを持っていかない

エルボとは排水付近にある床などに設置してあるホースのパーツなのですが、これは建物側の持ち物であるため外してはいけません。
くれぐれも外さないように注意しましょう。

このような注意事項があります。
ホースの取り外しの際はくれぐれも注意しましょう。

給水ホースを取り外すときは乾いたタオルが必要

給水ホースを外すときには乾いたタオルが必須です。

ホースの取り外しを行う際に水が残っている状態である可能性が高く、必ずタオルを持った状態で行うなどの対処をしないと床や洗濯機本体が水浸しになることも考えられますのでタオルはしっかりと用意しておきましょう。

洗濯機と蛇口をつないでいるだけのホースですが、今まで使っていたぶん前回の洗濯の水が排水されきっていなかったりということもありますので、濡れてもいいような格好で行う、濡れてもいいように養生しておく、などの対処が必要になります。

ホース内に水が残ったまま引っ越しの移動などに入ってしまっても、他の荷物に影響があったりということがあるのでそうした部分もしっかりと確認してホースの取り外しを行いましょう。

なるべく乾いたタオルがしっかりある方が作業がきちんとできそうですね。

外し方がわからなければ業者に頼むこともできる

洗濯機のホースは機種によっては取り付けられ方が複雑だったりします。

業者さんに依頼してプロに行ってもらったほうが確実という場合もある

無理に自分で取り外しを行わず自信がなければ依頼をするなどで解決してもいいと思います。

自分で行って困ってしまう状況になってしまうよりも、業者さんに依頼をして保証のある状態を作るほうがいい場合もあります。

作業の相場は取り外し工事で1500円前後、取り付け工事で3000円前後です。
ドラム式洗濯機になると取り外し工事で5000円前後、取り付け工事で9000円前後となります。

洗濯機もそう安いものでもないため、そうした対処が功を奏する場合も多分にあると思われます。

業者さんにやってもらえば水漏れなども最小限ですみ、行き届いたサービスも受けられると思いますので自分でやるのはな、と思った方はそうした対処をしてみるのもいいでしょう。

給水ホースの外し方とその時の準備や対処、注意事項について紹介しました。
給水ホースは洗濯機のパーツのひとつですので、外したらなくさないようにしましょうね。