洗濯機の故障なのかと回らないときは疑ってしまいますよね。いつも動いていた洗濯機が突然回らなくなってしまったら、お子さんがいる家庭だと本当に困ってしまいます。
しかし、もしかしたら故障じゃなくて、洗濯機の使い方に原因があることも考えられますよ。
ここでは、洗濯機が回らないときに考えられる原因と対処法、故障のときに考えられる原因と対応、さらに洗濯機が故障してしまったときに知っておきたい手洗いのポイントについてお伝えしていきましょう。
これを読めば、突然洗濯機が回らなくなったときでも慌てずに対応できるでしょう。
自分で対応できないことは無理せずに、プロの頼むようにしましょう。
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洗濯機が回らないときに考えられる原因
毎日使用している洗濯機。
なくてなならない家電の1つでもあります。
そんな洗濯機でいつものように洗濯をしようとした時、回らなくなると本当に困ってしまいますよね。
「故障したのかな?」と考えてしまいますが、故障以外にも洗濯機が回らない原因でいくつか考えられるものがあります。
故障以外で洗濯機が回らなくなる原因
まず、洗濯物の入れすぎです。
洗濯物を1回で終わらせたいからと、たくさん洗濯機に詰め込んでいるのではないでしょうか?
洗濯機の容量を大きく超えると、エラーが表示されて洗濯機が止まってしまう事がありますよ。
洗濯物をたくさん入れすぎて衣類が片寄り、洗濯機が止まってしまう事もあるのです。
洗濯を一度で終わらせたいという気持ちもわかりますが、洗濯物をたくさん入れすぎてしまうと洗濯機の負担が大きくなるので気をつけましょう。
次に考えられる原因は、異物が混入している場合です。
洗濯物を洗濯機に入れる前に、ポケットの中身を確認しましたか?
特に女の子のお子さんがいるなら、ポケットの中にヘアピンを入れたまま洗濯してしまう事もあるでしょう。
旦那さんのズボンのポケットに小銭が入ったまま洗濯した事もありませんか?
これらが洗濯中にポケットから飛び出でしまうと、洗濯機の底に設置されている部品に挟まって洗濯機が止まってしまう事があります。
洗濯前は、ポケットの中身を確認するようにしましょう。
洗濯機が回らないときの対処法とは
上記のように、故障以外で洗濯機が回らなくなってしまった場合はこのような方法で対処しましょう。
まず、洗濯物の入れすぎや片寄りで洗濯機が止まってしまった場合は、一度で洗濯しようとはせずに、数回に分けて洗濯するようにしましょう。
洗濯機いっぱいに洗濯物を詰め込んでいませんか?
洗濯物の量の目安は、洗濯槽の7~8分目程度です。
次に異物が混入して洗濯機が止まってしまった場合です。
ヘアピンや小銭が洗濯機の底に設置されている部品に挟まって洗濯機が止まってしまった場合は、工具を使用して取り出さなくてはいけません。
この作業をする時は、感電の危険があるので必ずコンセントを抜いてから始めましょう。
また、洗濯機の置き場所がデコボコしていると、洗濯機が上手く回らなくてとまってしまう事があります。洗濯機は水平な状態で設置するようにしてください。
排水口が詰まって洗濯機が止まってしまった場合は、排水口を掃除しなくてはいけませんよ。
この他の原因で洗濯機が回らなくなって何度もエラーがでるようでしたら、洗濯機に内蔵されているコンピューターに異常がある場合もあります。
このような場合や、回らない原因がわからない時は、業者に修理を依頼しましょう。
洗濯機のエラー表示をメモしておき、無料で修理できるか洗濯機の保証書の有効期限を確認しておくといいですよ。
洗濯機から異音や回らないときは故障も考えられる
毎日使用している洗濯機が回らないと、日常生活に支障がでてしまいますよね。
回らなくなった原因が、洗濯物を入れすぎた事だったり異物が混入した場合なら自分で対処できますが、故障して回らないなら、修理に出すか買い替えも検討しなくてはいけません。
そこで、洗濯機が故障した時によくある症状を紹介しておきます。
洗濯機が故障した時は、ほとんどエラー表示されるので、なにが原因かわかるようになっていますよね。しかし、エラー表示されなくても異音がしたり、以前より音がうるさくなった場合は、故障かもしれません。
洗濯機が脱水できない、そして排水できないのは洗濯機の故障でよく起こります。
エラー表示を確認しましょう。
また、洗濯機は動いているように見えても、洗濯後に見てみると全然洗濯されていない時は、洗濯槽に異常がある時でしょう。
洗濯機が故障した場合は、エラー表示される洗濯機なら、そのエラーコードを取扱説明書で確認してください。
排水のエラーがでて、詰まりを取ってもエラーが出る場合は、排水弁などの故障が考えられるので、業者に修理を依頼しましょう。
洗濯機が回らない原因の1つで、洗濯機の底に設置されている部品「パルセーター」が壊れてしまった場合は、業者に頼まなくても自分で交換することができますよ。
型番を確認してネットで購入する事ができます。
駆動ベルトの劣化や故障の場合は修理を依頼しよう
洗濯機が回らない原因には「駆動ベルトが切れてしまう」という事も考えられます。
洗濯機は毎日使用し、家族が多いと1回で終わらない日もあるでしょう。
洗濯機を回す回数が多いと、もちろん洗濯機の負担もかかります。
毎日使用して1日に何度も洗濯をし、長い間使用している洗濯機なら、駆動ベルトが切れてしまう事もあるのです。
洗濯機の駆動ベルトが劣化して切れてしまった場合は、これは自分で修理するのは難しいので業者に修理を依頼しましょう。
旦那さんが洗濯機に詳しくて分解して修理ができるなら、旦那さんに修理を頼みたい所ですが、そんなに詳しい知識がある人はあまりいませんよね。
やってみる!と意気込んだものの分解して元に戻す事もできない状態になってしまう前に、この場合はプロへ修理を依頼しましょう。
洗濯機が故障してしまったときの手洗いのポイント
とうとう洗濯機が故障してしまった時は、コインランドリーを利用して洗濯したい所ですが、近所にコインランドリーがない時は手洗いする事になるでしょう。
そこで、手洗いのポイントを紹介するので参考にしてくださいね。
家族の洗濯物は毎日たくさんの量があるので、洗面台や洗い桶で手洗いしていては間に合わないので、お風呂の浴槽を利用しましょう。
浴槽に40℃程度のお湯を溜めます(お湯の量は、洗濯物が浸るぐらい)。そこに洗濯洗剤を溶かしておきましょう。洗剤の量は、いつも使用している量と同じぐらいです。
お湯に洗剤を溶かしたら、洗濯物を入れて5分以上浸しておきましょう。30分ぐらい放置しておき、その間に他の家事を終わらせてもいいですね。
その後、裸足で洗濯物を軽く踏んでいきます。
裸足で洗剤が入ったお湯に入る事に抵抗がある場合は、足にビニール袋を履くなどで対応しましょう。
洗濯物が傷まないように軽く踏んだら、浴槽の栓を抜いてお湯を捨てます。
排水したら、また、お湯を溜め軽く踏み、排水して踏んでをあと2回繰り返し、排水して踏んで終了です。
脱水は、洗濯物を小さく畳んでタオルに包んで上から押す方法や、サラダスピナーを使う方法もあります。
手洗いで洗濯をするとなると、手間もかかり大変です。
浴槽で洗濯物を裸足で踏んでいると、夏場なら気持ちいいかもしれませんが、寒い季節になると体が冷えてしまうでしょう。
洗濯が終ったら、あなたの体を温めて体調管理するようにしてください。