洗濯機の蛇口の高さが合わなくて、購入した洗濯機が設置できない場合があります。
そんなときは、洗濯機のサイズを変更しなければならないと思われるかもしれませんが、その必要はありません。洗濯機の蛇口の位置や高さは変更をすることができるのです。
ここでは、洗濯機の蛇口の高さが合わないときの対処法として、自分で洗濯機の蛇口の高さの変更をする方法や、洗濯機の蛇口の高さの移動のときの注意点などお伝えしていきます。
これで、洗濯機を変更することなく、新しく購入した洗濯機を設置することができますよ。ぜひ参考にしてみてください。
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洗濯機を購入するときは蛇口の高さに要注意
すでに洗濯機を新しく購入したという人は、蛇口の高さを確認してから購入したでしょうか?
洗濯機を購入する時は、防水パンの中入るかなどの設置に関して確認すると思いますが、蛇口の高さまで確認していないという人も多いでしょう。
そうなると、特にドラム式洗濯機のように高さがある洗濯機は、蛇口が低くて置けないといったトラブルが発生してしまうのです。
低い蛇口でも、少し洗濯機を前方に出して設定することはできたとしても、防水パンがある場合は洗濯機の位置は変えられません。蛇口は形状によって壁から飛び出しているので、それが邪魔になって洗濯機が防水パンに収まらない事もあるのです。
この場合は、高さのない洗濯機に買い替えするのは大変なので、防水パンを移動するか蛇口の位置を変える必要があります。
洗濯機と蛇口を繋ぐホースを取り付ける為にアタッチメントや隙間を確保する事も必要になるので、これらを考慮すると、蛇口は洗濯機の高さから10センチ程の高い位置にあるると良いよいでしょう。
洗濯機の蛇口の高さを変える方法とは
新しく購入した洗濯機を設置しようとした時、蛇口が低い位置にあり洗濯機が置けない場合は、自分でなんとかできないのかと悩んでいませんか?
洗濯機の蛇口は、壁の中に給水管とソケットが埋め込まれているので、その位置にしか蛇口を取り付ける事ができないのです。
なので、蛇口の位置を大幅に変えたい場合は給水管の位置を変える工事が必要になってしまいます。
排水管の工事をするには、壁を壊して作業しなくてはなりません。
でも、そんな大掛かりな工事はしたくないですよね。
洗濯機の値段も結構高いので、これ以上、工事費用までかかってしまうのは負担になります。
しかし!業者に頼んで蛇口の高さ変える工事をしなくても、自分で高さを変える事もできるのです。
蛇口の高さを変えられる部品が販売されているので、これを利用すると自分で蛇口の高さを変更することができます。
工事しなくても大丈夫と知って安心しましたか?
自分で洗濯機の蛇口の位置を高くするには
自分で洗濯機の蛇口の位置を高くするには、蛇口の高さを変えられる部品を使用しましょう!
メーカーによって呼び方は様々ですが、蛇口の位置を変えられる部品があります。
ホームセンターで販売されていますよ。
この部品を使用して、自分で簡単に蛇口の位置を変えてみましょう。
【必要な道具】
- 水栓取り外しレンチ
- 防水テープ
【部品を取り付ける方法】
- まず、水道の元栓を閉めておきましょう。
- 蛇口を取り外します。水栓取り外しレンチを使用する場合は、水栓取り外しレンチを水道にセットして反時計周りに回しましょう。また、水栓取り外しレンチがない場合でも、蛇口が錆びついていなく、固着していない場合は素手で蛇口を取り外す事ができます。
それから、蛇口の位置を変えられる部品を取り付けていくのですが、部品の説明書で確認しながら作業してください。 - 水漏れを防止するために、蛇口の根本に防水テープも2~3周巻いておきましょう。
防水テープはゆるくならないように、きっちり巻いてください。 - 最後に、元栓を開けて洗濯機を動かしてみてください。
蛇口の根本から水が漏れてきていないか、確認するようにしましょう。
洗濯機の蛇口の高さの移動は業者への依頼が安心
購入した洗濯機が蛇口の位置が低くて設置できなくても、自分で水道の位置を変えれると知り、早速その部品を購入してきた人もいるでしょう。
しかし、実際に蛇口を取り外して部品を取り付け、水漏れしないように防水テープを巻いて作業するのは、初めての人だとやはり心配な事もあるのではないでしょうか?
取り付けが完了して安心し、水漏れしないか確認することを忘れてしまうと、水漏れしていても気が付かない状態で放置する事になってしまいます。これはアパートに住んでいる人は階下の人に迷惑をかけてしまう事になるでしょう。
取り付け方を説明書で見ると「簡単にできそうだから自分で挑戦してみる!」というのもいいですが、賃貸物件に住んでいる場合は水漏れさせては大変ですよね。
もし業者に依頼した場合は、10,000円程度の費用がかかると思いますが、自分で作業するよりも業者に依頼した方が安心といえば安心です。
費用を抑えたいという人は、自分で作業する事になりますが、取り付けた後は最後にちゃんと水漏れしないかの確認をするようにしてください。
取り外した蛇口は絶対に保管しておくこと
あなたが住んでいる家は、持ち家ですか?それとも賃貸物件ですか?
賃貸物件の場合は、蛇口の位置を変える場合に気をつけてほしい事があります。
持ち家の場合は、自分で蛇口の位置を変えても業者に依頼してもなにも問題はありませんが、賃貸物件の場合は、勝手に工事をする事は適切ではありません。
まずは、管理会社に連絡をしましょう。そして了解を得られてから、作業するようにしてください。
業者に頼んだ方が水漏れで階下の人に迷惑をかける心配がなくなりますが、業者に依頼する人も、なんとか費用をかけずに自分で蛇口の位置を変えるという人も、初めから付いていた蛇口は使わないからと捨ててしまわないようにしてください。
それは、賃貸物件の場合は退去する時に、入居した時の設備に戻す原状回復の義務があるからです。
私も水道の蛇口を交換した時に、業者の方に「捨てないで取っておいてくださいね。退去する時は元に戻さないといけませんよ」と教えてもらいました。
教えてもらわないと、捨てていたので危なかったです。
もし捨ててしまうと、退去する時に蛇口の費用を請求される事があるので、取り外した蛇口は絶対に保管しておきましょう。