洗濯機の掃除は分解を自分でする方法や効果とカビ対策とは

洗濯機の掃除は分解して行うことで、いつもの掃除では取り切れなかった汚れや臭いなどもスッキリと取り除くことができます。洗濯機の分解はやり方がわかればそれほど難しいものではないので、自分でするという人もいるのです。

ここでは、洗濯機の分解掃除について、自分で洗濯機の分解掃除をする方法やその効果、自分で分解掃除する注意点や業者への依頼、日頃からできるカビの予防などお伝えしていきましょう。

これを読めば、真っ先に洗濯機の分解掃除がしたくなりますよ。自分で簡単に洗濯機の分解ができるかもしれませんね。ぜひ参考にしてみてください。

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洗濯機の分解掃除は自分でするとより達成感を得られる

子供がいると毎日洗濯をする家庭が多いですよね。毎日洗濯をしていると洗濯機の汚れが気になることもあります。衣類に茶色いカスのような物がついていたり、洗濯機の臭いが気になる場合もありますよね。定期的に洗濯槽の掃除をしてもカビの臭いが気になることもあります。そうなると掃除を業者の人にお願いしようか迷ってしまいます。しかし業者にお願いする前に自分で洗濯機を分解して掃除をしてみましょう。綺麗になると達成感も出てきます。

分解掃除は自己責任で行うことが大前提

分解して壊れてしまってもメーカーなどの保証は使うことが出来ないので自己責任でするようにしましょう。買い替えを考えている人だけ分解掃除しましょう。

分解に必要な物はドライバー、女性でも簡単にできる

洗濯の分解掃除をプロに頼むとそれなりの金額がかかってしまいます。
洗濯槽の臭いが原因で洗濯機の買い替えを考えている場合は、まず洗濯機の分解掃除をオススメします。

洗濯機を分解して掃除するとスッキリ快適

洗濯機は使用頻度の高い家電製品です。洗濯物が嫌な臭いがしたり、洗濯機の中がカビ臭いと感じることありますよね。洗濯槽のクリーングを定期的にしている人も多いと思いますが、それだけでは不十分です。

洗濯機の分解掃除をする利点

分解クリーニングをすることで臭いの元を断つことが出来ます。綺麗な洗濯槽で洗濯すると部屋干しをしても衣類から嫌な臭いがしません。洗濯槽に付着する黒カビがアレルギーの原因になるとも言われています。それらの元を取り除くことが出来ます。又洗濯槽が汚れていると柔軟剤を入れても効果が半減してしまうことになります。

そして洗濯槽綺麗にしても排水口の掃除をしないと臭いの原因になるので洗濯槽の掃除をしたら一緒に排水口の掃除もするようにしましょう。掃除をすることで臭いの元を断つことができます。

洗濯機を分解して掃除する方法とは

分解掃除をする場合は元栓は閉めて、電源プラグは抜いて行う

  1. 洗濯機の外側ネジを外す
    ネジは四隅にあります。外したネジがどこのネジなのかわかるようにおきます。ネジを外すと洗濯機の上部を持ち上げると外せます。メーカーによって異なるので前もって調べて置きましょう。
  2. 洗濯槽の真ん中のネジを外す
    洗濯槽の中央部分がネジで固定されているので、そのネジを外し、洗濯槽の底のプロペラ部分を取り外します。このネジは固いのでしっかり押さえ、ネジ山が削れないように慎重にネジを回します。プロペラ部分を外した洗濯槽はとても汚れています。
  3. 洗濯槽の上部のカバーを外す。
    メーカーによって異なりますが、ネジで止まっていない洗濯機もあります。ツメで止まっているものは指をひっかけて外側に広げると簡単に取り外せます。
  4. 洗濯槽を取り外す
    洗濯槽をゆっくり持ち上げ取り外します。取り外すときツメを折ってしまわないように注意しましょう。
  5. 組み立てる
    掃除をしたら洗濯機を元の状態に戻します。外した逆の手順で組みたてます。

分解掃除を初めてする場合は汚れの酷さに驚いてしまうこともあります。定期的に洗濯槽の掃除をするようにしましょう。組み立てが終わったら洗濯機がきちんと動くかどうか確認します。この時水だけを入れた状態で洗濯機を試し回しします。

自分で洗濯機の分解が難しいなら業者を依頼しよう

毎日使うことの多い洗濯機はとても汚れています。定期的に洗濯槽の掃除をすることはあると思いますが、分解掃除をする人は少ないですよね。業者にお願いすると料金も発生するので悩んでいる人も多いです。そのため自分で分解掃除をする人もいます。

分解掃除で万が一故障してしまった場合、メーカー保証の対象にならない場合が多いので注意

洗濯槽の分解掃除はドライバー1本あれば掃除をすることができます。洗濯機の下準備をして、洗濯機周りのネジを順番に外しカバーを取っていきます。洗濯機はメーカーによって分解の方法が異なるので注意が必要です。その後洗濯槽の回転盤を外します。洗濯槽を上に引っ張りあげると洗濯槽が外れます。汚れを綺麗に取り除き、逆の手順で組み立てます。

自分で分解する自信がない人は業者にお願いして洗濯槽を綺麗に掃除をしてもらうのも1つの方法です。掃除をした後の洗濯機は見違えるほどキレイになります。是非分解掃除をすることをおすすめします。

洗濯機はこまめな掃除やメンテナンスで日頃からカビ予防を

洗濯機のカビを防ぐためには日頃のメンテナンスが必要になります。洗濯槽に黒カビが繁殖するのは、エサ、湿度、気温の条件が揃っているからです。

洗濯槽の奥には、衣類についていた食べかすや皮脂などのゴミと洗剤の溶け残りが混ざり残ります。カビはこれらのゴミをエサにどんどん繁殖します。そして洗濯後は洗濯槽に水分が残っているので常に湿った環境になっています。カビは70%~80%の湿度で活発に繁殖するのです。

洗濯機に増殖するカビは、エサと湿度を普段からの心がけることで予防できる

まず洗濯をする前に、衣類についている食べ物のカスなどを取り除きます。石鹸の溶け残りや石鹸カスは黒カビのエサになります。汚れに対して適切な洗剤の量をしっかりと使い、すすぎもしっかりと行いましょう。洗剤を多く入れても効果が高まるわけではありません。洗剤よく溶かすのもエサを減らすポイントになります。

40℃のお湯で洗剤を溶かしてから洗濯機に入れることをオススメします。寒い季節は水温も低くなるので特に粉末の洗剤は溶けにくいので注意が必要です。

またすすぎは2回にするようにしましょう。1回でもいい洗剤もありますが、すすぎを1回にしてしまうと洗剤が洗濯槽の裏側に残りやすくなってしまいます。そしてお風呂の残り湯を使う場合は温かいうちに使用することをおすすめします。

お風呂の残り湯にはたくさんの菌がいます。時間が経つことによりどんどん繁殖するので、お風呂の残り湯を洗濯に使う場合はできるだけ温かいうちに洗濯をするようにしましょう。洗いだけにしてすすぎはきれいなお水を使用するようにします。

洗濯が終わったら洗濯機の周りのゴミをしっかり落とすとカビ予防になる

洗濯槽のすき間には埃が溜まりやすいです。埃にはカビの胞子が住んでいます。フィルターの汚れをこまめに取り除き、できるだけ清潔な状態にしましょう。

洗濯が終わったら洗濯機のフタは開けておくと湿気を予防することができます。日頃から定期的に洗濯槽の掃除をすることでカビ予防にも繋がるのです。