洗濯のやり方でタオルをふわふわに長持ちさせるコツとテクニック

洗濯のやり方によってタオルを洗っても、ふわふわに長持ちさせるコツがあります。
あなたはいつもタオルの洗濯に柔軟剤を使っていませんか?

ここでは、タオルの正しい洗い方や正しい柔軟剤の使い方、タオルを洗濯するときのポイントや注意点、タオルをふわふわにさせる干すときのコツや長持ちさせるテクニックについてお伝えしていきます。

これで、あなたの家のタオルはどれもふわふわで気持ちよく使うことができますよ。
ぜひ参考にしてみてください。

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タオルの洗濯で大切なのはたっぷりの水で洗うこと

自宅で洗濯したタオルはすぐにゴワゴワしてしまう、ふわふわだったタオルがすぐにへたる場合はもしかするとタオルの洗濯のやり方(洗い方)が間違っている可能性があります。

正しいタオルの洗い方

  1. 新品はまず水洗い
    洗濯機で水洗いします。洗剤は使わなくても大丈夫。タオルの地糸が引き締まり、パイルは抜けにくくなります。
  2. 水量
    全自動の洗濯機には節水モードがついているので、少ない水量で洗うことが多いです。しかしタオルはたっぷりの水で洗うと生地が傷みにくいです。目安は設定よりも2目盛り多くしましょう。たっぷりの水で洗った後は絞りすぎない程度の脱水がポイント。脱水が強すぎるとタオルのパイルがつぶれ柔らかさがなくなってしまいます。そして脱水したまま放置すると圧縮されたままの状態で表面が乾いてしまうので、元に戻りにくくなってしまうのです。
  3. くず取りネット
    おろしたてのタオルは毛羽が落ちやすいので洗濯機についているネット以外にのくず取りネットを使用するようにしましょう。吸盤の固定式にすると浮いてきた毛羽を取りやすいです。
  4. 干す前のひと手間
    干す前にパタパタを軽くタオルを振ることで寝ているパイルが起きます。目安は20回。そよそよと風を仰ぐイメージで行うとタオルがふわふわになります。

タオルの洗濯のやり方、柔軟剤は毎回必要ではない

タオルは毎日使うものなのでふわふわな状態で使いたいですよね。洗顔をした時やお風呂上がりに必ず使うタオルが、いい香りがしたり肌触りがいいものだと幸せな気分になります。

タオルがふわふわなのは柔軟剤を使用しているからという人が多いです。

しかしそれは間違いで、柔軟剤はパイルが抜けやすくなり吸収力も悪くなるものです。
ゴワゴワが感じるまでは洗剤だけで洗うようにしましょう。洗剤は使用量を守ると粉末でも液体どちらでも大丈夫ですので、タオルの洗濯方法を間違えないようにしましょう。

適量以上の柔軟剤をタオルに使用すると、柔軟剤が落ちきらず、吸水性が悪くなります。パイルが抜けてしまう原因にもなるので、頻繁に使用することはやめましょう。
目安は10回に1回位で使用することをオススメします。

柔軟剤は新しいタオルには使用せず、何度か洗濯をしタオルが硬くなり始めてから使うようにします。硬いと感じた時に使うだけで十分です。

タオルを良い香りにしたいという場合はアロマスプレーで香りを付けましょう。色々な種類のスプレーがあるので、柔軟剤を使わなくても好きな香りを楽しむことが出来ます。

タオルの洗濯、ダメージを与えにくいやり方

タオルは使い始めはふんわりしてとても気持ちがいいですが、使い続けているうちに、ごわごわになってしまい肌触りが悪くなります。
洗濯方法は同じなのにどうしてごわついてしまうのでしょうか。

  • 一度に洗う洗濯物の量が多いと衣類とタオル同士が擦れ合い摩擦がおきてしまいます。
  • タオルをふわふわにするためには程よい水分量が必要になります。脱水や乾燥、天日干しで長時間放置しておくとゴワゴワして硬くなってしまいます。
  • 顔や体を洗った時に使うタオルには洗顔や石鹸がついています。洗濯で落ちきっていないと、固まってしまい繊維の1本1本が固まってしまいます。

タオルにダメージを与えているのでごわごわになるのです。そのため正しいやり方で洗濯をすることです。

タオルに使う洗剤は容量を守る

頑固な汚れを落とすために洗剤を多く入れたり、ふわふわにしたいので柔軟剤をたくさん入れるのはいけません。洗剤、柔軟剤は容量を守ると効果が発揮されます。そして洗濯物は7割が目安になります。たくさん詰め込みすぎると洗濯物の回りも悪くなり汚れ落ちもよくありません。

十分にすすぎが出来ないとタオルに洗剤の成分が残ることもあります。洗濯機を回す時は、最後のすすぎはたっぷりの水を使ってすすぎをするようにしましょう。

洗濯したタオルをふわふわにする、干すときのやり方やコツ

タオルは使い続けるうちにごわごわになりますが、タオルの干し方でふわふわになることを知っていますか。
タオルを干す時のひと手間かでふわふわに仕上げる事が出来ます。

洗濯が終わったらすぐに干すこと

放置しておくと雑菌が繁殖してしまいパイル地を傷める原因にもなります。

まず干す前にタオルの端と端を持って振ることで繊維が立ち上がり、ふんわりとした肌触りになります。乾燥機を使い温風と当てると繊維を起こすことも出来ます。

バスタオルの干し方

出来るだけ空気に触れる面積を大きくして風に当てるように干すことで乾きが早くなります。干す前にパタパタ振り、タオルの生地に空気を含ませます。このようにすると倒れていた繊維が立ち上がり風にふれる面積が広くなるので、乾いた後の仕上がりもふわふわと肌触りがよくなります。

バスタオルをハンガーにかけて干す人も多いですが、半分に折って干すと内側が乾きにくいにで、長さを非対称にして干すようにしましょう。端を洗濯バサミで留めるとずり落ちが防げます。日光に当てると温度が上がり乾きやすくなり、紫外線の殺菌作用で臭いも防げます。

部屋干しする時も空気にふれる面積を大きくして風に当てることで乾きが良くなります。エアコンや扇風機、除湿器を使うと風の流れが出来るので乾きが早くなります。

洗濯物は上から徐々に乾くもの

縦に長く干すと下の方が乾きにくく時間がかかります。時間がかかるとふわふわになりません。だから横方向に長く干すことで乾燥時間が短くなります。

タオルがふわふわに、洗濯後も長持ちさせるテクニック

タオルを選ぶ時は撚り(より)をポイントにして選ぶようにしましょう。

タオルの撚りとは

紡績の段階で綿糸1本1本をねじり合わせて糸にしています。無撚糸やあま撚りというねじり合っていない糸を使ったタオルは柔らかく温かな肌触り。撚りの強い糸を使ったタオルは固くで涼しい印象です。好みにもよりますが長持ちするタオルを選ぶ時は撚りのあるタオルを選ぶようにしましょう。

タオルのふわふわを長持ちさせるにはコツ

干す時は風通しのいい日陰で外干しをしましょう。日差しが強いと色あせや、ゴワつきの原因になります。日光が当たる場合は乾いたらすぐに取り込むようにしましょう。

乾燥機を使う方法もありますが、型崩れや縮んだり、生地が傷んだりする可能性もあるので注意が必要です。

バスタオルを洗わず何日も使う人もいますが、タオルは毎日洗い乾かさないと雑菌が繁殖します。干せばいいと思っている人も多いですが、天日干しをしても菌は取れないのです。雑菌が原因の臭いが気になる場合は、60℃以上のお湯を使い煮沸消毒することをオススメします。

タオルの買い替えのタイミングの目安

  • タオルのくすみ・黒ずみ
  • 洗っても取れない臭い
  • タオルのほつれ