掃除や洗濯など一人暮らしもなれてきた頃、洗濯物の臭いが気になりませんか?
洗ったはずなのに白い服が黄ばんでいる、タオルやバスタオルを使ったあとの臭いが気になるということはあると思います。
洗ったはずの洗濯物の臭いを消す方法があります。
漂白剤がそうですが、漂白剤には2種類あります。ここでは洗濯物を洗う時に一緒に使えて臭いや汚れを落としてくれる「酸素系漂白剤」について詳しく紹介します。
洗濯機での基本的な使い方、使えないものなどがあります。
酸素系漂白剤を使って洗濯物がより一層気持ちよく仕上がります。
また驚きの活用法もありました。
スポンサーリンク
関連のおすすめ記事
洗濯物のほこりの原因と洗濯槽の掃除方法やほこりへの対策を紹介
洗濯物にほこりが付いているとせっかく洗ったのにショックですよね。では、洗濯物にほこりが付いてしま...
洗濯表示でドライか手洗いかを確認してデリケート衣類もキレイに
洗濯表示がドライマークや手洗いマークになっているデリケートな衣類は、できれば失敗せずに自分で洗濯した...
白スニーカーは洗い方を間違えると黄ばみの原因に。洗い方を紹介
白スニーカーは洗い方によっては黄ばみが発生してしまうことがあります。いつものように靴を洗った...
上靴を白くする方法!重曹・セスキ・酸素系漂白剤を使った洗い方
お子さんの上靴の汚れがなかなかキレイにならずに困っているママもいるのではないでしょうか。特に、毎日忙...
スポンサーリンク
洗濯の時の漂白剤使い方と種類について
一人暮らしを始めてから数ヶ月経ち、洗濯物の臭いが気になってきた今日この頃。
その時、漂白剤を使うと臭いが取れると聞いた事があり、始めて使用してようと思っていても、使い方をよく知らないという人も多いと思います。
そこで、漂白剤の使い方と種類についてお伝えします。
そもそも漂白剤に種類がある事もここで初めて知ったのではないでしょうか?
使い方を間違えると、お気に入りの洋服が汚れだけではなく、色落ちてしまう事になるので気をつけてください。一度色落ちしてしまうと、元に戻すのは難しいですよ。
漂白剤の種類
大きく分けると「塩素系漂白剤」と「酸素系漂白剤」があり、どちらの種類も、粉末タイプと液状タイプがあります。
塩素系漂白剤
この漂白剤は漂白する力が強く、衣類の染料まで脱色してしまう事があるので、使用するのは白物に限られます。色柄物には使わないようにしてください。つけ置きする場合は、汚れを落としたい白い部分以外が漂白剤がつかないように気をつけましょう。
素材は、綿、麻、ポリエステルやアクリルなどで、水洗いできるものに使用できます。
酸素系漂白剤
塩素系漂白剤と比較した場合、漂白する力が弱い事から、白物ではない衣類にも使用する事ができます。
素材は、ウールとシルク以外は使用できます。臭いを除去する効果と除菌の効果もあるので、洗濯用洗剤と一緒に使用すると良いでしょう。
洗濯物の臭いが気になったり洗濯では落ちない汚れが気なる人は、酸素系漂白剤を使用して、スッキリしましょう!
洗濯で落ちない汚れは酸素系漂白剤 、その使い方
白物以外の色柄物にも使用できる酸素系漂白剤は、漂白剤を使用するのが初めてという人でも安心して使えそうですよね。
この酸素系漂白剤を使用する場合の、汚れ別の使い方について紹介します。
衣類全体の汚れを落とす洗濯方法
洗濯用洗剤と酸素系漂白剤を一緒に入れて洗濯しましょう。
また、食べこぼしなどで汚れてしまった部分汚れは、その汚れ部分に直接塗布する事ができる、液体の酸素系漂白剤を使用しましょう。
汚れ部分に塗布した後は、洗濯機で他の衣類と一緒に洗濯してください。
そして、なかなか落ちそうにない頑固な汚れもありますよね。
時間が経ってしまったシミなどは、酸素系漂白剤に表記されている目安に従い、洗剤を溶かした液に衣類をつけ込みます(液体タイプの場合は洗濯洗剤と一緒に溶かし、粉末タイプは洗濯洗剤は必要ありません)。つけこむ時間は30分~2時間程度です。
その後は、水ですすぐか他の衣類と一緒に洗濯してください。
洗濯時の注意点
それは、酸素系漂白剤の液体タイプの使用についてです。
部分汚れに直接塗布する事ができて便利ですが、塗布した後にそのまま放置すると、衣類の繊維を傷めてしまう事があるので気をつけてください。
また、絶対に塩素系漂白剤と酸素系漂白剤を混ぜて使用しないでください。
それは、混ぜると有毒なガスが発生してしまうからです。
混ぜようと思っていなくても、排水管に残っていた漂白剤の成分と混ざり、有毒ガスが発生してしまう事もあるので注意しましょう。
漂白剤を使って臭いすっきり。洗濯機に入れる時の使い方
臭いを除去する効果と除菌の効果もある酸素系漂白剤は、白物以外の色柄物にも使用する事ができるので、洗濯機に入れて使用する事ができます。
色柄物にも使用できると聞いても、漂白剤を使用すると、お気に入りの洋服の場合はどうしても色落ちが心配になる人もいますよね。
その場合は、洗濯機に入れる前に念のため色落ちしないかどうか、衣類の目立たない部分に漂白剤をつけて確認しておくとよいでしょう。
漂白剤を入れる時の使い方
洗濯機に酸素系漂白剤を入れて使用する場合は、洗濯機に洗濯物を入れて、洗濯をスタートします。
次に、洗濯洗剤と酸素系漂白剤を指定の投入口に入れましょう。
洗濯機によっては、漂白剤を入れる投入口がない事もあるので、その場合は洗剤と一緒のの投入口に入れてください。
洗剤の量については、表記通りにしましょう。
後は、洗濯が終わったら取り出して干すだけです。
たまに、洗濯が終わった事に気が付かないでそのまま放置してしまう事があると思いますが、せっかく臭いや除菌効果がある酸素系漂白剤も使用して洗濯したのに、それではまた雑菌が繁殖してしまう事になってしまいます。
なので、洗濯が終ったら、すぐに干すようにしてください。
タイマーで洗濯機を回している人は、洗濯が終わってもそのままにしてしまう人が多い気がします。これも洗濯物が臭くなってしまう原因なので気をつけてください。
漂白剤で落ちない汚れもある
洗濯をしても落ちない汚れに対して、酸素系漂白剤を使用しても、落ちない時があります。
あなたが落としたい汚れはどんな汚れでしょうか?
衣類にこぼしてしまった醤油やコーヒーなどは、洗濯洗剤だけで落ちる汚れでしょう。
赤ワインやカレーなどの汚れは漂白剤を使用した方が良いですよ。
酸素系漂白剤を使用しても落ちにくい汚れ
それは、口紅や血液、そして、墨です。
これらの汚れは、酸素系漂白剤を使用しても落ちにくいでしょう。
満員電車の中で、もしかしたら女性も口紅がついてしまう事もあるかもしれません。
ちょっとした傷から出血して、それが衣類についてしまう場合もあるでしょう。
落ちにくい汚れは、特にお気に入りの衣類にはつけたくないものですね。
また、金属製のボタンやファスナーがついた物には使えません。
ここも注意してほしい点です。
漂白剤を使って洗濯槽も洗浄
衣類の汚れや臭いを除去できる酸素系漂白剤ですが、洗濯槽の洗浄もできる事をご存知でしょうか?
一人暮らしを始める時に新しい洗濯機を購入した人が多いと思いますが、新品だとしても、数ヶ月で汚れが蓄積されます。
見た目はキレイかもしれませんが、洗濯槽の中には見えない部分にカビや雑菌がたくさん住みついているのです。
想像しただけでも、嫌な気分になりませんか?そんな汚れが蓄積された洗濯機で洗濯してもキレイになる気がしませんよね。
汚れが蓄積された洗濯機で洗濯すると、洗濯物から生乾きの臭いがするようになります。
なので洗濯機も洗浄した方が、洗濯物の臭い対策になるのです。
早速、衣類の汚れを落とす事ができる酸素系漂白剤を使用して洗濯槽を洗浄してみましょう。
漂白剤で洗濯槽を洗う手順
- 洗濯機の糸くずネットを取り外しておき、洗濯機に40~50℃程度のお湯を入れ、酸素系漂白剤を入れて溶かします。
- 洗いのコースで10分程度回した後は停止して、8時間以上放置しましょう。
- 浮いてきた汚れは、すくい取っておきます。
- 8時間以上放置したら、洗いのコースで3~5分程度回し、そこでも浮いてきた汚れをすくい取るようにします。
- 洗濯機を3~5分回して汚れを取るという作業を、汚れが浮いて来なくなるまで数回繰り返しましょう。
- 汚れがでなくなったら排水して、洗濯機の底に溜まっている汚れをキレイに拭き取り、最後に洗濯機の最高位まで水を注ぎ入れて、標準のコースで洗濯して終了です。
洗濯槽もキレイにして、洗濯物が臭わないようにしましょうね。