洗濯機のネットにカビがついてしまうと、せっかく洗った洗濯物にもついてしまう恐れがあります。ですから、洗濯機についているネットにカビを発見したときは、すぐに掃除をして取り除いてあげましょう。
ここでは、洗濯機のネットについたカビを落とす方法や洗濯機ネットにカビがつかないようにする予防法、環境に優しい天然素材を使ったカビ防止策や洗濯機ネットの掃除頻度などお伝えしていきましょう。
これで、洗濯機ネットについたカビもすぐに撃退できますし、これからも安心して洗濯機を使えますよ。ぜひ参考にしてみてください。
スポンサーリンク
関連のおすすめ記事
【洗濯機の取り外し】蛇口に関する手順や自分でするときの注意点
洗濯機の取り外しでは、蛇口部分の取り外しなどに注意が必要です。自分で取り外しをすると蛇口から水が吹き...
洗濯機の蛇口を開けっ放しにするのはNG!未然にトラブルを防ぐ
皆さんは洗濯機の蛇口を洗濯のたびに閉めていますか?それとも開けっ放しにしていますか?洗濯機の蛇口を開...
スポンサーリンク
洗濯機のネットについたカビを落とす方法
「どうしよう…洗濯機のゴミ取りネットにカビがついている!」
そんなあなたは、洗濯機のゴミ取りネットをカビがつくまで長期間放置していたのではないでしょうか?
ゴミ取りネットを長い間掃除しないでカビが発生してしまった場合は、水で洗い流すだけの掃除方法では落とす事ができません。
では、どうしたらよいのでしょうか?
酸素系漂白剤を使用して洗濯機のネットのカビ掃除をしよう
カビが発生してしまったゴミ取りネットは、酸素系漂白剤を使用して除菌してください。
掃除の方法は、まずゴミ取りネットのゴミの塊を取り、網目に詰まっているゴミは歯ブラシで取り除いておきます。
次に、洗面器やシンクに水を張って、その水量に合わせて酸素系漂白剤を混ぜおきます。そこに、ゴミ取りネットを入れて30分程度つけおきします。
最後に、流水ですすいで終了です。
この方法でカビが落ちない場合、また、ゴミ取りネットに穴が空いてる場合は、新しいゴミ取りネットに交換しましょう。
※ゴミ取りネットを酸素系漂白剤を使用してつけおきする場合、一緒に洗剤投入ケースや乾燥フィルター、排水フィルターなどもつけおきして掃除しておくと良いですよ!
洗濯機ネットにカビがつかないようにする予防法
気がついたら洗濯ネットにカビがついているなんて事は避けたいものですよね。
そこで、洗濯機のゴミ取りネットにカビがつかないように予防する方法を紹介します。
洗濯機のゴミ取りネットにカビがつかないようにするとても簡単な予防法!
洗濯機のゴミ取りネットにカビがつかないようにするには、洗濯後は毎回、ゴミ取りネットを外して、ネットに溜まっているゴミを取り除きます。
それから、水洗いをして汚れを落とし、すぐにセットするのではなく、カビ予防の為に乾燥させておきましょう。
私も洗濯後には毎回このように掃除しているので、そのおかげでゴミ取りネットには全然カビが発生していません。
カビを予防するたまにも、こまめな掃除が大事です。
しかし、たまに乾燥させたままで洗濯ネットをセットする事を忘れてしまいそうになるので、それは注意してください。
カビが発生しても、予備があれば大丈夫!?
とても簡単な予防法を紹介しましたが、毎回洗濯後にゴミ取りネットを掃除するのは面倒だな…と思っている人も中にはいるでしょう。
本当は、毎回ゴミの塊を取っておく事だけでもしておいて、掃除と乾燥は月に数回でも予防できる場合もありますが、それも面倒な人には…「新しいネットを購入しておく」。
これも1つの方法でしょう。
100均でもホームセンターでも、替えのネットが販売されています。
型番を確認してから購入するようにしておき、汚れやカビが気になったら交換するようにしましょう。
洗濯槽掃除のときはネットを外してカビのこびりつき防止を
洗濯機のゴミ取りネットのカビも気になりますが、洗濯槽のカビは気にした事がありますか?
洗濯機を覗いてみても、カビなんて全然ないし、いつも洗濯して洗濯槽も水洗いしているから汚れなんて付かないと思っている人もいるでしょう。
しかし、洗濯槽の内側はカビや雑菌が繁殖しやすい環境になっています。
見えていないだけで、汚れも蓄積されているのです。
そこで、洗濯槽の掃除も大切になってきます。
カビが発生している洗濯機で衣類を洗濯したくないですよね。
洗濯槽を掃除する時には
洗濯槽を掃除する時は、塩素系クリーナー、酸素系クリーナー、そして重曹がありますが、ここでは泡でこびりついたカビを剥がし落としてくれる酸素系クリーナーを使用した掃除方法を紹介します。
まず、ゴミ取りネットは外しておきます。
そのままクリーナーを使用して掃除すると、ネットに残っているゴミが洗浄の邪魔になってしまったり、ネットにゴミが溜まりすぎてしまうからです。
一緒に掃除したいと思ってしまいますが、ゴミ取りネットは外しておきましょう。
次は、40~50℃のお湯を洗濯機の満水の位置まで溜めます。
お湯がたまったら、酸素系クリーナーに記載されている量を洗濯機に投入してください。
酸素系クリーナーを投入し、洗濯機の「洗い」で5~6分回しましょう。
そして、洗濯機を止めて5~6時間放置します。
浮いてきたゴミはすくい取っておきましょう。
その後、洗濯機をもう一度「洗い」で5分程度回したら、洗濯機を止めてゴミをすくい取るという作業を、ゴミが浮いてこなくなるまで繰り返します。
最後に、ゴミ取りネットをセットして、洗いから脱水まで行いましょう。
ゴミ取りネットには、すくい取れなかったゴミが溜まっているで、きちんと捨てておきましょう。
これで洗濯槽の掃除は完了です。
天然素材なら洗濯機やネット掃除も安心してカビ対策
小さいお子さんがいる場合、洗濯槽や洗濯機のゴミ取りネットを掃除する時は、安心して使用でき、環境にも優しいものを活用してみませんか?
アロマ精油には期待できる効果がある!
アロマ精油は天然素材100%で、殺菌や抗菌、防カビなどの効果が期待できます。
洗濯機もゴミ取りネットも一緒に掃除する時は
重曹50グラム(なければ酢)に、アロマオイルを5~10滴分使用します。ティートリー、ユーカリ、ラベンダーなどのアロマオイルがオススメです。
掃除方法は、洗濯機の満水の位置まで水を溜め、そこに重曹とアロマオイルを入れて「洗い」で数分回したら、1~2時間放置します。
その後、放置して排水するだけです。
ゴミ取りネットだけ掃除する時は
洗面台や洗面器にお湯を溜め、そこに重曹10グラムとアロマオイル2~3滴を入れてよく混ぜたら、ゴミ取りネットを1~2時間つけおきします。
その後、よく洗い流して天日干ししましょう。
アロマオイルを使用して掃除をすると、殺菌や防カビの効果もありますが、良い香りで癒やされるでしょう。
洗濯機のネットも日頃からカビ対策やこまめな掃除が大切
カビが発生しているものが洗濯機の中にあると、とても不快ですよね。
ゴミ取りネットにカビが発生してしまった場合の掃除方法などを紹介してきましたが、日頃からこまめな掃除をすることが、なによりのカビ対策になります。
洗濯が終わったら、ゴミ取りネットに溜まっているゴミの塊を捨てて、網目に詰まっているゴミを歯ブラシで取り除き、水洗いして乾燥させておく事で、カビ対策になります。
この掃除が面倒という人は、毎回ゴミ取りネットに溜まったゴミの塊を捨てるようにし、月に数回歯ブラシで掃除して乾燥させるようにするなど、ゴミ取りネットにカビが発生しない程度に掃除ができると良いでしょう。
ちょっと面倒になるこの掃除こそが、消耗品のゴミ取りネットでも長く使用でき、買い替えの頻度も減る事になりますよ。