洗濯機の臭いには重曹を使った掃除がオススメです。重曹は環境にも優しく、手軽に手に入れることもできるので、小さいお子さんの居る家庭でも安心して使うことができます。
ここでは、重曹が洗濯機の掃除に使える理由や重曹を使った洗濯機の掃除方法、洗濯機の臭い取りに重曹を使うときの注意点や洗濯機の臭いに日頃から気を付けるポイントなどお伝えしていきましょう。
これで、あなたも洗濯機の臭い取りを安心して行うことができますよ。重曹を使ってスッキリ快適にしましょう。
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洗濯機が臭いときは重曹を使えば安心
小さな子どもがいる家庭では毎日洗濯をすることが多いですよね。毎日使っていると洗濯機から嫌な臭いがしてくることもあります。衣類についた食べかすや皮脂、洗剤残りの一部が洗濯槽についてしまい、黒カビの栄養源になるのです。そのため臭いが発生することもあります。洗濯機から臭いがする時は重曹を使って掃除をしてみましょう。
重曹は値段も安いのでお手軽に掃除に使うことができます。汚れを落とすには、酸性の汚れにはアルカリ性で中和し、アルカリ性の汚れには酸性で中和しましょう。
重曹は弱アルカリ性なので、食べかすや皮脂などの酸性の汚れを中和します。重曹は弱アルカリ性なので洗浄能力はそれほど強力ではありません。水ではなくお湯で溶かすと効果があります。
石鹸と同じ成分で出来ているので、洗剤と比べると人体への影響が少ないです。肌の弱い小さな子供や高齢の方がいる家庭でも安心して掃除に使うことが出来ます。そして重曹には汚れを落とす効果だけでなく、消臭効果もあります。洗濯機の臭いが気になる時に重曹を使い掃除をすると消臭効果も期待できます。
重曹は普段の掃除にも使用することが出来ます。わざわざ専用の洗剤を用意しなくても1つあると色々な場所で活躍してくれるのでとても便利です。
洗濯機の臭いを取り除く重曹を使った掃除方法
子供や高齢の家族がいると、刺激の強い洗剤ではなく肌に優しい天然素材の洗剤を使いたいと考えている人も多いですよね。
洗濯機から嫌な臭いがする場合は重曹を使った掃除をおすすめします。重曹は肌に優しい成分なので安心して使うことが出来ます。
重曹を使った洗濯機の掃除方法を紹介します。
- 洗濯機にぬるま湯を入れる
ゴミ取りネットなどの部品は外して洗濯機の中を空にする。洗濯機の最大水位までぬるま湯を入れます。ぬるま湯を入れることで汚れが落ちやすくなります。ドラム式洗濯機の場合はドアを開けて水がこぼれない位置まで入れるようにしましょう。 - 洗濯機に重曹を入れる
重曹を1カップ入れる。 - 洗いのコースで洗濯機を回す。
重曹で掃除をする場合は放置する時間が必要になります。必ず洗いのコースだけにしましょう。 - 放置
洗いが終了して洗濯槽に重曹が入っている状態で出来れば1日放置するようにします。最低でも6時間つけ置きすることをおすすめします。午後から掃除を開始すると寝ている間に放置することになるので時間を有効に使うことができます。 - 汚れを取る
放置後洗濯槽の中にはたくさんの汚れが浮いています。汚れはゴミ取りネットを使い綺麗に取り除きましょう。汚れが残っていると排水溝の詰まりの原因になります。 - 洗濯機を回し脱水
汚れを綺麗に取り終わったら再び洗いで洗濯機を回します。浮いてきた汚れをしっかり取り除き排水します。何度かすすぎを繰り返し汚れが出なくなったら排水して終了です。洗濯槽の底に汚れがついている場合は布などでふき取ります。 - 洗濯機のフタを開ける
掃除後洗濯槽の中は湿度が高い状態になっているので洗濯機のふたは開けっ放しの状態にして乾燥させましょう。
洗濯機の臭い取りに重曹を使うときの注意点とは
洗濯機の臭いを取るために天然素材の重曹を使う人も多いです。しかし重曹を洗濯機で使う場合注意しなければいけないことがあります。
- ぬるま湯を使う
重曹が水に溶けにくいです。そのためお風呂の残り湯や40℃位のぬるま湯を使うようにしましょう。水を使うと重曹が溶けずに残ってしまいます。しかし熱いお湯を入れてしまうと洗濯機の故障の原因にもなります。洗濯機の種類によっても異なるので注意が必要です。 - 適量
重曹は水の量に対して割合が少ないとしっかり汚れを落とす事ができません。多すぎても溶け残ってしまうことがあります。 - 汚れはすべて取る
洗濯機の中に汚れが残っていると排水した時に詰まってしまい洗濯機が故障する原因にもなります。洗濯機の掃除をする時は汚れは必ず取り除くようにします。
洗濯機に臭いがつかないように日頃から気を付けるポイント
洗濯機は毎日使用することが多いですよね。しかし洗濯機から嫌な臭いがすることもあります。その嫌な臭いが衣類につくこともあります。衣類に臭い移りしないためには掃除が大切になりますが、日頃気をつけることで臭いが気にならなくなることもあります。
下水の臭いの原因はいくつか考えられます。それぞれで対処方法が異なるので紹介します。
- 排水トラップがない場合は、排水トラップを設置
下水の臭いが気になる場合は排水トラップを設置するようにしましょう。 - 排水トラップに水が足りない場合は、排水トラップに水を入れる
排水トラップは設置してあるけど下水臭い場合は、排水トラップに水が溜まっていないこともあります。排水トラップに水が溜まっていないと下水の臭いが上がってきてしまいますのでトラップに水を入れましょう。排水トラップを外すと、コップのようなものが入っています。その中の水が足りていない場合は水を足すようにします。水を足すことで下水の臭いが解決することが多いです。 - 排水トラップが汚れている場合は、排水トラップを掃除
排水トラップが汚れている場合は、排水トラップを掃除すると臭いが解決することがあります。掃除の方法は重曹、酢、洗面器、歯ブラシ、水です。
水が入った排水トラップのコップの中に重曹を1カップ振りかけ酢も1カップ入れます。重曹と酢の反応で泡立ちます。30分ほど放置する。その間に取り外した部品を掃除します。30分経ったら洗面器に水を入れてコップを洗い流し、取り外した部品を元通りにしたら掃除終了です。
洗濯機の臭いは重曹を使ってスッキリ快適に
重曹は天然素材なので環境や肌に優しいです。そして消臭や殺菌効果もあるので臭いにも効果があります。
毎日使うことの多い洗濯機の洗濯槽には食べかすや皮脂などが溜まりやすいです。汚れが溜まった状態で洗濯をすると汚れの混ざった水で衣類を洗濯している状態になるの洗濯槽の掃除は定期的に行うようにしましょう。
重曹での掃除は、通常の洗濯槽洗剤に比べると洗浄効果が弱いので、こまめに掃除をする必要があります。しかし洗濯頻度が多くなると大変ですよね。そのような場合は洗濯が終わった後の洗濯槽に重曹を振りかけおくようにしましょう。重曹が洗濯槽に残った水分を吸収してくれるので洗濯槽の湿度が下がりカビが繁殖するのを防いでくれたり、消臭効果も期待することが出来ます。ひと手間加えるだけでいつでも洗濯槽を清潔に保つ事が出来るので是非試してみましょう。