全自動洗濯機をお使いの場合は、洗濯物を入れてスタートボタンを押すと洗濯物にあった水量が表示されると思います。
水量の目安にあった洗剤を投入してください。
洗濯物の量、水量に合う洗剤をいれるのが基本です。
また洗濯物を入れる量は多すぎると汚れが落ちきらないことがあるので、入れすぎに注意してください。洗濯機に入れる量の目安を紹介します。
汚れがひどい場合は洗剤を多めに入れることで、汚れが落ちるのではと考えてしまいますね。
ですが洗剤の量は適量を守りましょう。
洗剤の量が多いとどうなるのかということについても解説します。
汚れが気になる場合におすすめの洗剤も紹介します。
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洗濯の時の洗剤の適量について
一緒に住んでいる家族の人数によっては、毎日洗濯をしないという人も多いです。2日に1回、3日に1回の人もいます。
一般的な自動洗濯機は洗濯物を入れてスタートすると、その量に応じた水量が表示されるので、水量を目安に洗剤を入れます。しかし使用説明書を見てもどのくらい入れるといいのかわからなく、なんとなく入れている人もいますよね。
洗濯をする際の適切な洗剤の量について紹介します
- 洗剤の適切な量は洗濯物の量によって決まります。洗濯機は洗濯物の重さを測り、洗濯するのに必要な水の量を決めるます。洗剤もその水にきちんと溶けて効果を発揮するだけの量を入れる必要があるのです。洗剤の量が多すぎると洗濯物の色落ちがひどくなったり、溶け残った洗剤は洗濯槽に残り、黒カビの原因になることもあるのです。洗剤は適切な量を入れることで本来の力を発揮できます。
- 一般的な縦型洗濯機は水量を表示してくれるタイプが多いです。それに合わせて洗剤の量を入れるようにしましょう。
- 例えば6kgの洗濯機に4.5kgの洗濯物(洗濯槽の8分目くらい)を入れて洗濯する場合は、水量の目安が55Lになるので、液体洗剤は55Lの場合の使用量の目安にします。洗濯槽にたくさんの洗濯物をいれてしまうと、汚れ落ちが悪くなるので、洗える洗濯物の量は洗濯機の大きさの7~8割までが目安になります。洗濯物の量が多すぎると、洗濯物がうまく回らないので汚れが落ちない、洗剤が溶けきらないこともあります。洗剤も洗濯物も適量に入れることで、本来の力を発揮します。
洗剤の量が多い場合と少ない場合はどうなるのか
洗濯する時に洗剤を使うと思いますが、どのように使用する量を決めていますか?洗剤の量が多いと汚れ落ちが良くなると考え大量に入れる人もいます。洗剤には液体洗剤、粉洗剤がありますが使用量はどの洗剤も同じ量を入れている人もいると思います。
しかし液体洗剤と粉洗剤の場合だと投入する量に違いがあります。使用量は全自動洗濯機の場合は、スタートボタンを押した後、洗濯物の重さに合わせて表示される「水位表示」で決めます。表示される水位を確認して使っている洗剤に記載されている水位に合わせた洗剤量を入れるようにしましょう。
洗剤の量を多くするとその分洗浄力は高くなります。しかし適量を超えると洗浄力はそれ以上上がることはないのです。適量の2倍の洗剤を入れても洗浄力は2倍にはならないということです。反対にデメリットが発生してしまうこともあるので洗剤は適量にしましょう。
洗濯機に洗剤を多く入れすぎるデメリット
- 色落ちや生地の傷み
洗濯洗剤の中には汚れを落とすために、漂白成分や蛍光剤が入っているものもあります。汚れを綺麗に漂白してくれますが、衣類の色落ちや変色の原因にもなります。洗剤を多く入れすぎると衣類の色落ちもしてしまいます。洗剤を入れすぎると衣類に付着したまま残ってしまうこともあります。粉末洗剤は溶けきらず、その残りが目に見えることもあります。 - 洗濯物が洗剤くさい
洗剤あ衣類に残ると洗濯物が洗剤くさくなります。洗剤は香りがついているものが多く柔軟剤不要の物も多くなりました。洗剤を入れすぎて衣類に大量に残るとにおいもキツくなります。そして柔軟剤と混ざることでより臭うのです。 - 洗濯機にカビ、サビが発生
洗剤を多く入れることで洗濯機の寿命も短くなります。洗濯物だけでなく洗濯機にも付着して残るので、カビやサビの原因になってしまいます。
そして多く入れた分洗剤が無駄になる、泡切れが悪くなるのですすぎに時間がかかるので、水道代や電気代が無駄になることがあります。
洗濯機に洗剤が少なすぎるデメリット
- 汚れ落ちが悪い
洗剤の量が少ないと一度落ちた汚れが洗濯機の中で再び衣類についてしまう可能性があります。
洗剤は容量をしっかりと守り適量にしましょう。
泥汚れの洗濯は、洗剤の量は増やさないでつけおきしよう
現場の仕事をしているので作業着で毎日出かけることが多いですが、気になるのは作業着についた泥汚れ。
洗濯機で洗っただけではなかなか落ちません。時間が経つと茶色いシミが目立ちます。
泥で汚れてしまった洗濯物を洗濯機に入れる前に軽く水洗いをしている人も多いはずです。しかしこの方法は間違いです。洗濯する前に水洗いすると、逆に泥汚れが落ちににくなってしまいます。水洗いすることで泥が衣類の繊維の奥まで入り込んでしまうのです。泥汚れは衣類の素材の奥にある繊維に絡みついている状態なので、洗剤も浮きにくく、水にもとけることがないのです。
洗濯する前に頑固な泥汚れを落とす方法
- 衣類についた泥は洗濯前に叩き落とすようにしましょう。洗濯をする前に1時間干しをして泥を乾かします。乾いた泥を使い古した歯ブラシなどでブラッシングすると砂や泥を落とすことが出来ます。残った汚れははたいても繊維の奥に入っているような泥汚れの多くは、皮脂などの油分にコーティングされています。周りの油分を取り除かないと泥も落ちないのです。
- 泥を乾かし落とした後に、前処理をしてから洗濯をすると綺麗になります。衣類が濡れていない状態で、汚れている部分に液体洗剤を直接つけると、洗剤が泥を包み込み繊維の中まで入り込むのを防いでくれます。
- 頑固な泥汚れはつけおきをオススメします。ぬるま湯に液体洗剤を溶かして、汚れた衣類を一晩つけ置きします。翌日普段通りに洗濯をすると泥汚れも綺麗になります。
洗濯力を求めるなら弱アルカリ性洗剤か粉末洗剤
市販されている洗濯用合成洗剤には多くの種類があります。たくさんの種類の中からどの洗剤を選ぶといいのか迷ってしまいます。液体洗剤、粉末洗剤で悩んだり、中性や弱アルカリ性など色々な洗剤があります。
衣類の洗剤は洗浄力の高い洗剤の場合、色落ちや風合いの変化が起きる可能性が高く、色落ちや風合いの変化のリスクを低くしたい場合は洗浄力の低い洗剤を使うようにしましょう。
洗浄力を高めるには優先順位によって洗剤を使い分けるのがコツ
- 洗浄力、色落ち防止、風合い変化防止の場合は弱アルカリ性洗剤をおすすめします。
- 色落ち防止、風合い変化防止、2.洗浄力の場合は中性洗剤がおすすめです。
- 弱アルカリ性は中性に比べると洗浄力は高いので、普段使いの液体洗剤にもしっかりしたい場合は、弱アルカリ性の洗剤を選びましょう。
- 弱アルカリ性の液体洗剤は水に溶かすと液性が中性に近くなってしまうものが多いので、しっかり汚れを落としたい場合は、粉末洗剤を使うと効果が高くなります。
洗濯物の量がよくわからない。重さ別にみる洗濯物の量
1人1日に出る洗濯物の量は約1.5kgと言われています。
1日1人分の洗濯物の目安としてYシャツ1枚約200g、長袖肌着約130g、トランクス約80g、綿パンツ約400g、タオル2枚約70g、靴下約50g、パジャマ上下約500gになります。
5kgの場合はワイシャツ2枚、ブラウス2枚、半袖肌着1枚、長袖肌着1枚、靴下4足、綿パンツ1本、子供用スカート1着、スカート1着、エプロン1枚、パジャマ上下1着、大人肌着2枚、トランクス2枚、ショーツ2枚、ハンカチ4枚、タオル4枚、バスタオル4枚になります。
6kgになると上記+バスタオル2枚、ワイシャツ2枚
7kgになると上記+パジャマ2着となります。
洗濯物をどのくらい洗濯機に入れることが出来るのか迷ってしまうこともあります。梅雨時期は部屋干しになるので乾かないこともあります。そして量が多いと1回では回らず乾ききらないことも多いのです。なのである程度乾かしてから乾ききらないものだけ乾燥機を使うことにしていますが、量がよくわからないので重さ別にすることでわかりやすくなり、乾燥機に入れる時に迷わなくなりました。
洗濯機に入れる分量は詰め込みすぎると汚れ落ちも悪くなるので、洗濯槽の8分目を目安にしましょう。