洗濯ネットを乾燥機で使用すると衣類が溶けるのを防ぐことができるのではと思っていませんか?実は、洗濯ネットに入れたままの乾燥機の使用は、衣類を痛める原因にもなるのです。
ここでは、そんな乾燥機の使い方について、洗濯ネットから出して乾燥機を使った方がいい理由や洗濯乾燥機はネットから出した方が早く乾くこと、効率よく乾燥させるための上手な乾燥機の使い方、さらに乾燥機を使わずに乾かす方法もお伝えしていきます。
これで、乾燥機の疑問も解決して安心して使うことができますよ。
ぜひ参考にしてみてください。
スポンサーリンク
関連のおすすめ記事
洗濯機のホースの外し方作業の準備や手順と取り外すときの注意点
洗濯機のホースの外し方は手順と注意点さえ気をつければ、自分でもできる簡単な作業です。できれば、あまり...
洗濯機の選び方!一人暮らしの洗濯機は音が静かな洗濯機を選ぼう
これから一人暮らしを始めようと考えている人もいますよね。色々な家電を準備しなくてはなりませんが、洗濯...
洗濯機の寿命の目安は?年数や使用頻度別の寿命と買い替えの目安
「最近なんだか洗濯機の調子が悪い」こんなお悩みを抱えている人もいますよね。洗濯機も長年使っていると寿...
洗濯機は重曹を使ってドラム式でも安心掃除するコツや注意点とは
洗濯機に重曹を使って、ドラム式でもカビ取りや臭い取りの掃除をすることができます。小さいお子さんが...
洗濯機の蛇口を開けっ放しにするのはNG!未然にトラブルを防ぐ
皆さんは洗濯機の蛇口を洗濯のたびに閉めていますか?それとも開けっ放しにしていますか?洗濯機の蛇口を開...
スポンサーリンク
洗濯ネットから出して乾燥機で乾かそう
洗濯機が壊れて新しい洗濯機を購入する時、乾燥機付きの洗濯機は家事が時短できて便利だからと選ぶ人もいるでしょう。
しかし、はじめて乾燥機を使う時は、色々戸惑う事もあるのではないでしょうか?
洗濯の時に使用している洗濯ネットは、そのまま乾燥機に入れてもいいのかもわかりませんよね。
1番良いのは、乾燥機を使用する時は洗濯ネットからだしてから乾燥する事です。
洗濯ネットからだして乾燥機へ入れる理由とは
洗濯ネットに入れて洗濯し、脱水が終わったら乾燥機にかける前に洗濯ネットから衣類を出しておくことがベストです。
その理由は、洗濯ネットに入れてそのまま乾燥機にかけると、温風が当たる箇所と当たらない箇所ができてしまいます。
畳んで洗濯ネットに入れている衣類は、折り目の内側など乾きにくくなってしまうでしょう。
衣類に温風が行き届かない箇所がないように当てて乾燥させたいので、洗濯ネットから出しておくのです。
洗濯ネットに入れたままだと衣類を痛める原因にもなる
洗濯ネットに入れたまま乾燥機にかける方が、手間もかからなくていいのかもしれませんが、洗濯ネットから出して乾燥機にかけた方がいい理由がまだあります。
温風を行き届かせて乾燥させるためという理由以外に、どんな理由があるのでしょうか?
洗濯ネットに入れておくと、しわが伸ばせない
洗濯ネットに入れたまま乾燥機にかけると、温風が当たらない箇所ができてしまうのでうまく乾燥できません。
そうすると、乾燥させながらしわを伸ばす事ができなくなってしまいます。
洗濯ネットが原因で衣類を傷めてしまう可能性
乾燥機の熱によって、洗濯ネットが破損したり変形してしまう事もあります。
破損した場合は、他の衣類を傷めてしまう事もあるでしょう。
また、固い芯材が入っている洗濯ネットも衣類を傷めてしまう事もあります。
このような理由があるので、乾燥機にかける時は洗濯ネットから衣類を出すようにしましょう。
洗濯乾燥機はネットから出した方が早く乾く
乾燥機にかける前に洗濯ネットからだしておくと、乾きムラができにくくなります。
温風が行き届くので、早く乾くのも当然です。
早く乾かないと、あの嫌な生乾きの臭いがしたら気分も下がってしまいますよね。
そもそも乾燥機付きの洗濯機を購入したのは、家事の時短という理由もあると思いますが、梅雨の時期などなかなか洗濯物が乾かなくて、生乾き臭が嫌だからという人も多いのではないでしょうか。
なので、ネットから出して乾燥機に入れましょうね。
しかし!すべて洗濯ネットから出して乾燥機にかけた方がいいというわけでもないのです。
洗濯ネットに入れたまま乾燥した方がいい物
実は、洗濯ネットに入れたまま乾燥機にかけた方がいい物があります。
それは、小さな物です。お子さんの靴下やハンカチなどは、洗濯槽の隙間に入り込んでしまう事も考えられるので、洗濯ネットに入れて乾燥機にかけるといいですよ。
効率よく乾燥させるための上手な乾燥機の使い方とは
せっかく乾燥機付きの洗濯機を購入したのなら、上手に使用して効率良く乾燥させたいですよね。
そこで、乾燥機の上手な使い方を紹介します。
乾燥機の容量を守る
洗濯容量もありますが、乾燥機にも1度に乾燥できる容量が決まっています。
乾燥させる時は、この容量いっぱいで行ってください。
「少ない方が早く乾燥するのでは?」と思ってしまいますが、少ない量で乾燥機にかけると洗濯槽の中での衣類の動きが激しくなるので傷んでしまう原因にもなります。
そして、電力は少ない量の乾燥でも変わらないので、容量いっぱいで乾燥させた方がお得なのです。
乾燥機前には脱水をしっかりしておく
脱水をしっかりしておき、乾燥機にかけると早く乾燥するからです。
自然乾燥させてから乾燥機を使用してみる
洗濯して脱水が終わったら、先に自然乾燥させてから乾燥機を使用すとメリットがあります。すべて自然乾燥するわけではないので、乾燥時間が短くなること、そして乾燥機を使用する時間も短くなるので電気代もおさえる事ができるからです。
素材や厚さごとに仕分けて乾燥機に入れる
乾燥機にかける時は、素材ごとにわけて乾燥すると効率が良くなります。
また、薄手の衣類と厚手の衣類をわけて乾燥すると良いですよ。
一緒に乾燥にかけると、全体が乾くまで終わらなく時間がかかってしまうので、分けて乾燥した方が効率が良くなるでしょう。
衣類を痛めるのが心配なら乾燥機を使わずに乾かす方法も
乾燥機にかけると傷んでしまう事が心配な時は、乾燥機を使わないで乾燥させましょう。
- 洗濯ネットに入れたまま干す
女性の下着は洗濯ネットに入れて洗濯していると思いますが、洗濯ネットのまま干すという方法もあります。干すのがとてもラクになりますよね。
そして、見られたくない下着の目隠しの効果もあります。 - エアコンや除湿機を使って
乾燥機を使わなくても、できるだけ早く乾燥させて、生乾きの臭いをさせたくない場合はエアコンを利用してもいいでしょう。エアコンを除湿モードにして風を当てるようにしてください。また、除湿機などを利用してもいいでしょう。 - 浴室乾燥機を使って
あなたの家の浴室に、乾燥機能がついていませんか?
浴室には吊り干しできるようになっていると思うので、利用して乾燥させましょう。
衣類を乾燥機にかけてもいいのか心配な場合も、判断するためには洗濯表示で確認するようにしなくてはいけません。
乾燥機にかけれない衣類を知らずに乾燥させてしまうと、大事な衣類が縮んでしまったりしわができてしまうなどのトラブルがあります。
失敗しないためにも、最初に確認する事を忘れないでください。