ニット用ハンガーを100均で発見!型くずれしないハンガー

ニットを自宅で手洗いしている方は少なくないですよね。おしゃれ着用の洗剤を使用したり、手洗いをすることによってニットもご自宅でのお洗濯が可能です。

しかしニットは洗濯時の注意だけでなく、干すときにも注意が必要です。陰干し、平干しなどの洗濯表示がついている時は、表示に従うのが1番。

そこでニットに適しているニット用ハンガーについて、100均のハンガーや、自作するニット用ハンガーをご紹介いたします。洗濯をする前にぜひ参考にしてみてください。

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100均のおすすめニットハンガーは平干しネット

ニットの中にはクリーニングに出さなくても自宅で洗濯ができるものもあります。洗い方にちょっと気をつけるだけで、素材を傷めず良い状態のままキレイにすることができます。せっかくきちんと洗濯をしたニットも干し方を間違えてしまうと台無しです。

ニットは干す時にも注意が必要

洗濯したニットを干すときはハンガーは使わずに、平干しをします。洋服を吊るして干すのではなく、平らなところに寝かせたままにして乾かします。

洗ったニットを平干ししたい時は、平干し用のネットという便利なものがあります。ニットを寝かせて干すことができる大きさの網になっていて、上の部分には物干し竿にかけることができる取っ手などがついています。物干し竿に引っ掛けたら、下の方にネットが広がりますので、そこにニットを寝かせるようにして干すことができます。

この平干しネットは日用品が置いていあるホームセンターやドラッグストアで購入できますが、100均でも販売しているお店がありますので、ぜひ覗いてみてください。100均の洗濯ネットでも室内で使うのなら耐久性も十分です。100均なら気軽に買うことができますよね。

300円均一のお店に行くと、この平干しネットが2段になっているタイプもあるようです。平干しネットを広げると上下で2段になるので、一度にニットを2枚干すことができます。ニット1枚だけの場合でも、空いている段に手袋や帽子などを干すことができるので便利です。

ニットの肩にハンガー跡が気になる方へ100均おすすめハンガー

ニットを干すときは平干し用にネットを使うことをおすすめしますが、平干し用ネットは場所を取るので邪魔に感じることもあります。部屋の中にスペースがなかったり、他の洗濯物も大量にあって平干し用ネットを広げるようなスペースがないということもあるでしょう。ニットをハンガーにかけて干せるのならラクですよね。

ニットをハンガーで干す

細いハンガーではなく、できるだけ厚いハンガーを使ってください。針金ハンガーのような細いハンガーだとニットにハンガーの先がくいこんでしまい、ニットが伸びて跡を残してしまいます。肩に当たる部分に厚みがあり、ゆるやかなカーブになっているハンガーだとニットでも問題なく干すことができます。

ニットのサイズに合わせてハンガーを選ぶことも大切

サイズがあっていないと、ニットの肩や袖などに不自然なハンガーの跡をつけてしまいます。ニットの肩とハンガーの先端が合っていると、ハンガーの跡を防ぐことができます。

ニットに使うハンガーは100均でも購入することができます。肩の部分に厚みがあるものを選んでください。

プラスチック製のものよりも布製のハンガーの方がニットに跡を残しにくくなります。また、ゴム製のハンガーだとニットが滑らないので、干している間にずれるのを防ぐことができます。

ニットの平干しハンガーを100均グッズを使用して作る方法

近くの100均を探してみたけれど平干しネットが見つからないということもあるでしょう。そんなときは100均に置いてあるグッズを使って、平干しハンガーを作る方法があります。簡単にできますので、ぜひ試してみてください。

平干しハンガーの作り方

100均でも置いてあるワイヤーラックと、ピンチがついたスカート用のハンガーが2本必要です。ワイヤーラックの上にニットを乗せますので、ワイヤーラックは大きめのものを選んでください。

  1. ワイヤーラックの両サイドをスカート用のハンガーのピンチではさみます。
  2. スカート用のピンチ付きハンガーを物干し竿に掛けたら、平らなワイヤーラックの上にニットを干すことができます。

工具なども必要なく簡単に作ることができ、使わないときはピンチ付きハンガーを外して片付けることができます。

ワイヤーラックなら隙間に立てかけて片付けることができますし、スカート用のピンチ付きハンガーもスカートを干す時に使うことができますよね。新しく購入しても無駄にはなりません。

家にあるものを利用して肩に跡がつかないハンガーを作成

平干し用のネットがない場合や、干したいニットが数枚ある場合は平干し用ネットが足りなくなってしまうこともあります。そんな時はハンガーを使って干してみましょう。ハンガーをそのまま使ってしまうと跡をつけてしまいますので、家にあるものを使って一工夫します。

タオルを使う方法

  1. ハンガーが細いとニットにハンガーの跡を残してしまいます。細いハンガーならタオルを使って厚みを持たせるようにします。
  2. ハンガーの肩の部分にタオルを乗せて、その上からニットを干します。

ハンガーの先端がニットに跡を残しやすくなりますので、先端の部分はタオルを重ねて厚みを持たせるようにしましょう。

タオルの上からニットを干そうとすると、タオルが滑って動いてしまい、ニットを掛けにくくなります。その場合は輪ゴムでタオルを固定しておくと良いです。タオルがハンガーから滑るのを防ぎ、また、輪ゴムの滑り止め効果でニットも動くことがありません。

靴下を使う方法

使わなくなった靴下をハンガーの肩の部分に被せるだけです。できれば長い靴下を選び、靴下を折りこんで厚みを持たせてください。

うっかりニットにハンガー跡がついてしまった場合の対処法

ニットを着たときに、肩や腕の部分がポコッと膨らんでいることに気づいたときはショックですよね。そのままだとみっともないので、別の洋服に着替えるしかありません。

ニットについたハンガーの跡は洗い直すことで元に戻る

  1. ハンガーの跡の部分だけを濡らしてから乾かすと良いのです。
  2. ニットについたハンガー跡の部分を水で濡らしてください。
  3. 霧吹きを使うと簡単ですが、直接水をつけて湿らせても良いです。
  4. ハンガーの跡の部分よりも少し大きめに濡らしてください。
  5. 指で形を整えながら、ドライヤーの温風をあてて乾かしていきます。
  6. ハンガーの跡を直すように整えながら、ドライヤーをあててください。

これだけでハンガーの跡を直すことができます。

アイロンのスチームを使って直す方法

スチームをあててニットを湿らせたら、指で形を整えることを繰り返してください。

ニットに直接アイロンをあててしまうと、繊維に負担がかかり傷めたりテカリが出てしまう場合があります。

アイロンはニットから少し離して持ち、スチームだけを当てるようにしてください。スチームは高温なので気をつけて行いましょう。

ハンガーの跡は意外と簡単に直すことができます。

着ようと思っていたニットにハンガーの跡がついていても、諦めずに試してみてくださいね。