部屋干しをしていると洗濯物が乾きにくくて困ってしまいますよね。洗濯物が乾かないのは部屋の湿度が大きく関係しています。
そこで部屋の湿気を逃す方法について、洗濯物を早く乾かすための扇風機と窓の使い方をご紹介いたします。
クーラーや除湿機がなくても大丈夫!洗濯物を早く乾かすコツがわかれば、生乾き臭に悩まされることもなくなりますよ。
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部屋干しの洗濯物が乾きにくい理由と扇風機の効果
扇風機を使って部屋の中の空気を動かす。
- 部屋の窓を開けず風をさえぎった状態のままでは空気が動かず洗濯物の湿気が洗濯物の周りに滞在してしまいます。そのままだと洗濯物の湿気も洗濯物から出づらくなります。
- 自然と蒸発するのを待つだけ。
空気が動かない状態が続くと洗濯物の繊維の間の湿気は気温だけで蒸発します。風がない状態で乾かすと繊維の奥の湿気は時間をかけて乾かす状態になってしまいます。
部屋の中の湿気を外に出だそう。
湿気た空気を外に出す。
洗った洗濯物を部屋の中に干すと洗濯物の周囲には沢山の湿気が動かず流れなくなってしまうため、周囲の部屋の窓を開けて周囲の湿気を外に出しましょう。
窓を開けての部屋干し!扇風機の置き場所について
扇風機の風を当てる向きと流れを考える。
ハンガーにかけている洗濯物の大きな面には風は当てないようにしましょう。大きな面が壁となってしまって風をさえぎってしまいます。また風が通ったとしても最初に当たった洗濯物の湿気を含んだ風が次の洗濯物に届いてしまうため乾燥が弱まってしまいます。
扇風機の置く位置
扇風機の風は遠くに行くほど大きく広がり弱まってしまいます。部屋干ししている洗濯物から離れて扇風機を置くと弱い風が当たり乾燥に時間がかかってしまいます。また扇風機の首が固定されている状態よりも首を振って風を送ると空気が動き洗濯物全体に風を送ることができます。
部屋干しで早く乾くのはエアコンより窓開け?実験結果をご紹介
密封された部屋では
窓を開けず扇風機やサーキュレーターのような送風機能を使った状態の部屋干しでは生地の重なりが少ない衣類の乾燥は望めますが、縫い目や重なっている部分が暑いものは完全に乾燥するまでに時間がかかります。
エアコンが効いた密封された部屋干しでは
部屋の中でエアコンをかけると乾燥するといわれがちですが、エアコン近くの空気が動いている場所では乾燥時間が短く、離れている衣類や生地の重なっている部分やその様なデザインのものはなかなか乾かないです。またエアコンから離れていると空気が動かず乾きにくいです。
窓を開けて部屋干し
よく晴れた日でも外が雨で湿気が多くても窓を開けて部屋干しすると、扇風機やエアコンを使った乾燥よりも比較的早く乾きます。その時の温度や湿度、風の入り具合にもよりますが部屋の中の湿気を外に出し、新しい空気に入れ替えることは部屋干しには一番効果的と思われます。
扇風機を使って洗濯物を効果的に乾かすためには窓の給気も必要
部屋干しの扇風機を使っての乾燥は扇風機を当てるほかに大事なことがあります。
洗濯物に上手く扇風機が当たっていても、蒸発した湿気を逃がす必要があります。締め切った部屋でそのまま扇風機を当てるだけでは効率がよくありません。窓をあけて湿気た空気を排出しましょう。
湿気を含んだ空気を排出したら、綺麗な空気を取り込むことも大事です。新しい空気を取り込んで空気の循環を行いましょう。
湿気を排出し、新しい空気を取り込む事で部屋干しの洗濯物に空気の流れを作り、周辺の湿気を流すことができます。閉めきった部屋で除湿機を使って乾燥させるよりも乾きが早いです。
さらに部屋干しの洗濯物を早く乾かすコツについて
洗濯物の生地に空間を作る。
生地の厚いものや、重なっている部分はなかなか風が通らず乾きにくいです。密着させず空間を作りましょう。
- ボトムス、スカートなど
靴下や小物を干す洗濯バサミが沢山ついている角ハンガーのウエストの部分を前身ごろ、後ろ身ごろを別にはさみ立体的な状態で干しましょう。生地の重なる部分が少なくなり空気の通りもでき乾きやすくなります。 - 靴下
バラバラになりがちな靴下、又一緒に対にしておくとたたむときも便利ですが、片方ずつ干すと密着している部分が少なくなり乾きやすくなります。干すときはつま先を洗濯バサミで挟むと中に空気が入り乾きます。靴下全部をしっかり伸ばし干しましょう。 - フード付きのトップス
フードが乾きにくくある程度乾いたら裏返してと乾いた頃の見極めと、手間がかかる衣類ですが、干し方の工夫でしっかり乾かすことができます。ワイヤーハンガーを加工しましょう。ワイヤーハンガーを平らな場所におきの肩の部分を自分側に曲げます。普段の干し方プラス、フード側に曲げた肩の部分が当たるように干し2本のハンガーを使って干すと立体的になり生地の接着面が少なくなります。 - 厚みのあるハンガーを使う。
ハンガーの形によっては洗濯物をかけると幅が出ず生地同士がくっついた状態になるものがあります。ハンガーの肩に厚みがある物を使うと空間ができ風の通りがよくなります。 - 大物は椅子を使う。
大きなシーツやバスタオルを乾かす時は大きな幅のまま干すことができるハンガーを使いましょう。2つおりにするよりも端を少しだけ折ってかけて洗濯バサミで留めると1枚になる部分が多く早く乾きます。また椅子の背もたれに大物の洗濯物をかけて座面のほうに反対の端を垂らし背もたれの部分は使わず斜めにかけると空気が通り乾きが早くなります。