ニットの洗濯方法について。洗濯機を使った洗い方のコツと注意点

ニットの洗濯方法は洗濯機を使っても洗うことができます。ただし、洗濯機でニットを洗う場合は洗濯方法の手順や注意点に気をつけなければなりません。もちろん、洗濯機で洗えるニットかどうかも確認してからはじめましょう。

ここでは、ニットを洗濯機で洗う洗濯方法の手順について、縮みや毛玉を防ぐための洗濯機を使ったニットの洗濯方法のポイントや洗濯機で洗える条件、洗濯機でニットを傷めない洗濯方法のコツや正しい干し方などお伝えしていきましょう。

これで、ニットの縮みや毛玉を防いで、失敗せずに洗濯することができます。ぜひ参考にしてみてください。

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ニットを洗濯機で洗う洗濯方法の手順について

ニットを通常の洗濯方法で洗ってしまうと、全体的に縮んでしまったり、襟元が伸びてしまったり、毛玉ができてしまいます。
ニットを洗濯機で洗う場合は、ちょっとしたコツが必要です。

ニットを洗濯機で洗う方法

  1. ニットを洗うための洗濯用の中性洗剤を用意してください。中性洗剤はおしゃれ着洗い用の洗剤で、アクロンやエマールなどがあります。
  2. シミや汚れをチェックします。気になるシミや汚れがある場合は、汚れの部分に使用する中性洗剤の原液を少量つけ、指で繊維になじませておきます。
  3. ニットを軽くたたんでから、洗濯ネットに入れます。ファスナーやボタンがある場合はとじてから入れてください。汚れがひどい部分を表面にくるようにたたむと、汚れを落としやすくできます。
  4. 洗濯機の中に洗濯ネットに入れたニットを入れます。中性洗剤をセットしたら、ドライコース又は手洗いコースを選んでください。
    通常の洗濯で使う標準コースでは洗い方が強すぎて、ニットにダメージを与えてしまいます。弱水流のやさしく洗えるコースを選んでください。
  5. 脱水が終わったらすぐに取り出します。脱水が終わっても洗濯機の中に入れたままにしておくと、シワができてしまいます。
    形を整えてから、日陰で平干しをしてください。

縮みや毛玉を防ぐための洗濯機を使ったニットの洗濯方法のポイント

ニットを洗濯する時に気になるのが縮みと毛玉です。縮みや毛玉ができないようするためのポイントをおさえておきましょう。

縮みを防ぐポイント

ニットの繊維は水に濡れると広がってしまう性質があります。広がった繊維は他の繊維と絡みあい、絡んでまとまっている状態のまま乾いてしまうことで全体的に縮んでしまいます。

ニットを洗濯するときは、できるだけやさしく洗うことがポイントです。通常の洗濯のように洗ってしまうと、洗い方が強すぎて繊維が絡みやすくなります。洗濯機で洗うときは必ずやさしく洗えるドライコースなどを選んでください。

毛玉を防ぐポイント

ニットを洗濯している時に、衣類同士が絡んで擦れることで静電気が起きてしまいます。この静電気が毛玉の原因です。

毛玉を防ぐためにも、やはりやさしく洗うことが大切です。できるだけニットが擦れたり絡んだりすることを防ぐことで、毛玉ができるのを抑えることに繋がります。
洗濯機で洗うときは、必ず洗濯ネットに入れてから洗うようにしてください。

ニットを洗濯機で洗うときは必ず事前に確認をすること

ニットを洗濯機で洗う前に、そのニットが洗濯機で洗えるものなのかどうかを確認する必要があります。自宅で洗濯ができないニットを洗ってしまうと、大きく縮んだり型崩れを起こして着られなくなってしまいます。

洗濯表示を確認する

ニットについているタグに洗濯表示があります。洗濯表示の洗い方のマークを確認してください。
桶のマークか洗濯機のマークがある場合は洗濯機で洗うことができます。桶や洗濯機の中にある数字は水温を表しています。桶の中に30という数字がある場合は、30℃以下の水温で洗うという意味になります。
桶に手があるもの、又は、手洗いという文字があるマークは手洗いをします。
桶のマークにバツ印がある場合は、自宅で洗濯ができません。この場合はクリーニングに出します。

洗濯機の機能も確認する

ニットはやさしく洗うことが基本です。洗濯機のメーカーによって名称に違いはありますが、ドライコースや手洗いコース、クリーニングコースなど、やさしい水流で洗うコースがある場合は、そのコースを使うことで洗濯機でも洗うことができます。

洗濯機でニットを傷めない洗濯方法のコツとは

ニットを洗濯機で洗う場合は、コツをおさえておくことで、縮や毛玉を防ぐことができます。ちょっとした一工夫でキレイに洗い上げましょう。

ニットを洗濯機で洗うコツ

ドライコースを使って洗います

ニットが洗濯機の中で絡んだり擦れてしまうと、毛玉ができやすくなってしまいます。毛玉の原因は衣類が擦れることによる摩擦です。
洗濯機でニットを洗う場合は、できるだけやさしく洗えるコースを選んでください。ドライコースや手洗いコースを使って洗います。
ニットは洗うときの水温の変化でも縮みやすくなります。水を使って洗うか、ぬるま湯を使う場合は洗いのときもすすぎの時も同じ温度のぬるま湯を使います。

中性洗剤を使います

通常の洗濯で使う洗濯洗剤はアルカリ性です。アルカリ性の洗剤は汚れを落とす効果は高いのですが、その分、衣類に与えるダメージも強くなります。
ニットのようなデリケートな素材を洗う場合は、洗濯用の中性洗剤を使います。洗濯用の中性洗剤は、おしゃれ着洗い用の洗剤で、代表的なものにエマールやアクロンなどがあります。

洗濯ネットを使います

ニットは洗濯ネットに入れてから、洗濯機に入れて洗います。洗濯ネットひとつにつき、ニットを1枚入れてください。
装飾がついている場合は、裏返しにしてから洗濯ネットに入れます。ファスナーやボタンがある場合はとじてから入れてください。

洗った後はすぐに干します

ニットは水に濡れている時間をなるべく短くすることも重要です。脱水が終わってもそのままにしておくとシワができてしまいます。
脱水が終わったらすぐに洗濯機の中から取り出し、日陰で平干しをしてください。

ニットは正しい洗濯のコツと干し方で上手に洗いましょう

ニットも洗い方のポイントさえおさえれば、自宅の洗濯機で洗濯をすることができます。毎回クリーニングに出さなくても、汚れたらすぐに洗うことができますし、クリーニング代の節約にもなります。

ニットを洗濯機で洗う場合に重要なのが、中性洗剤を使ってやさしく洗うことです。ニットの縮みや毛玉の原因は、ニットが絡むことによる摩擦や、強く洗うことで繊維に刺激を与えてしまうことです。
ニットを洗うときは、できるだけダメージを抑えるためにも洗濯ネットを使用してください。

洗い終わった後の干し方にも大切なポイントがあります。
ニットを干すときは、日光が当たらないような日陰で、平干しをしてください。ハンガーにかけて干してしまうと、水の重みでニットが伸びてしまい、型崩れを起こします。
濡れたままのニットを平らな面に寝かせて、乾かすようにします。

ちょっとしたコツさえおさえておくことで、自宅の洗濯機でもニットを洗うことができます。ぜひ、試してみてください。