衣類やシーツなどに血液がついてしまったら、普通にお洗濯をしてもなかなか落とすことができずに困ってしまうことがあります。
そんなときは、セスキ炭酸ソーダを使うことで、血液を綺麗に落とすことができます。
セスキ炭酸ソーダは、100円ショップでも手に入れることができる、エコで便利なアイテムです。時間が経った血液にも効果的ですので、血液汚れを落としたいときはセスキ炭酸ソーダを利用してお洗濯をしましょう。
洗濯方法や血液・セスキ炭酸ソーダの成分についてお伝えします。
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衣類についた血液汚れはセスキ炭酸ソーダで洗濯!時間が経った血液も落ちる
セスキ炭酸ソーダは、重曹よりも高い洗浄力を持っているのが特徴のため、しつこい頑固な汚れをきれいにしてくれる、汚れ物の洗濯に悩む主婦の強い味方です。
洗濯洗剤に含まれる界面活性剤が含まれないことから、セスキ炭酸ソーダはエコ洗剤とも呼ばれており、特に洗濯で注目されているのが、生理用の布ナプキンについた経血のお洗濯です。時間が経った血液にも効果的なので、布ナプキンだけではなく、シーツや子供が怪我をした後の衣類などの洗濯にも有効的でおすすめです。
セスキ炭酸ソーダをつかって、血液の付いた布を洗濯する方法
【用意するもの】
- セスキ炭酸ソーダ
- 水
- タライ
- ゴム手袋
【手順】
- 水10リットルにセスキ炭酸ソーダを小さじ1混ぜて、セスキ炭酸ソーダ水を作ります。
- 血液が付着した衣類を1の中に入れて、1~2時間浸け置きます。
- 血液が付着した部分をゴム手袋をした手で揉み洗いし、軽く水気を絞ります。
- 洗濯機で通常通り洗濯をすれば完了です。
靴下などの汚れた衣類を手洗いしてから洗濯機に入れる手順と似ていますね。
血液の洗濯以外にもセスキ炭酸ソーダが活躍
セスキ炭酸ソーダは、いろいろな汚れを落とすのに効果的!
油、皮脂汚れ
揚げ物調理やラーメンを食べた時などに服にはねる油のシミ、旦那さんのワイシャツの襟元の黄ばんだ皮脂汚れなどにもセスキ炭酸ソーダは効果を発揮します。
先程紹介した、浸け置き洗いの要領で浸け置くのが一番ですが、時間がない時の洗濯には、セスキ炭酸ソーダ水を汚れにスプレーして、歯ブラシで擦るだけでも洗濯の仕上がりが違います。
においが気になるもの
汗の臭いが染み込んだ枕カバー、子供がおねしょをした布団、赤ちゃんの布オムツなどの嫌な臭いは、セスキ炭酸ソーダのもつ洗浄力と消臭効果ですっきりします。
漬け置きをしてから、通常の洗濯にかけましょう。
血液汚れや洗濯にセスキ炭酸ソーダを使うときの注意点
さて、話を血液汚れに戻します。
まな板で魚や肉を切った時に、お湯ではなく水で洗ったほうがタンパク質汚れがよく落ちるのと同じで、血液に含まれるタンパク質も、お湯で固まります。
そのため、お湯で洗ったり浸け置いたりすると、効果は半減。血液が固まって、衣類にシミが残ってしまうので、必ず水洗いをするように気をつけて下さいね。
セスキ炭酸ソーダは、水で使用することの他にも、注意点がいくつかあります。
セスキ炭酸ソーダは、アルカリ性の濃度が高いことから、触るとヌルヌルします。
タンパク質を分解する働きがあるため、直接手で触ると手の表面についたヌルヌルがとれなくなることもあるので、ゴム手袋を着用して使用しましょう。
セスキ炭酸ソーダ水をスプレーボトルに入れて洗濯の際に使っている方もいると思います。自分で混ぜて作ったセスキ炭酸ソーダ水は、長期保存すると効果が薄れる可能性があるので、できれば1週間程度で使える量を作るようにして、こまめに使い切りましょう。
正しい使い方で、汚れを残さない、きれいな洗濯を楽しみましょう。
血液の汚れが洗濯で落ちにくい理由
夏は白いTシャツを着ることも多く、掻きむしって出血した血液がTシャツに点々と付着してしまうので、洗濯にも気を遣います。
ルームウェアは、細かい汚れを気にせずに着るタイプなので、セスキ炭酸ソーダを使うことなく、通常の洗濯をしてしまうのですが、そうすると血液汚れはやっぱり残ってしまいます。
血液のシミの中心は汚れが落ちても、シミの外側は縁になって残ってしまうんですね。
血液が通常の洗濯で落ちにくいのは、時間が経って血液に含まれるタンパク質が固まってしまうから。
固まったタンパク質は水に溶けにくいので、汚れに効果のある洗剤を使うしか方法はありません。
どうして血液汚れにセスキ炭酸ソーダが良いの?効果的な理由
血液汚れ以外のいろいろな汚れに対応できるセスキ炭酸ソーダなので、洗濯洗剤代わりにセスキ炭酸ソーダを使っている人も多いです。
すすぎが1回で済むので節水にもなりますし、界面活性剤が入っていないのでエコ。
高い消臭効果も期待できるセスキ炭酸ソーダですので、洗濯に活用しない手はありません。