洗濯にすすぎ1回で可能な洗剤を使うと時短になります。最近ではこのすすぎ1回対応の洗剤が増えてきていますが、実際のところの効果はどうなのか、本当にすすぎは1回でいいのか気になります。すすぎが1回になるのであれば、洗濯は時短になるので、忙しいあなたにはオススメです。
そこで、時短洗濯が叶うコツについて、洗剤のすすぎが1回で可能か理由や見分け方、すすぎ1回で大丈夫な洗剤を使った洗濯の効果やすすぎ1回の対応洗剤でもすすぎの回数を増やす場合、柔軟剤を使用したときのすすぎについての注意点などお伝えしていきましょう。
これで、すすぎ1回でも可能な洗剤を効果的に使うことができますし、時短洗濯のコツを掴むことができるでしょう。
ぜひ参考にしてみてください。
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すすぎ1回が可能な洗剤なら洗濯は時短になる
最近の洗濯洗剤の中には、すすぎが1回で大丈夫なタイプもあります。慣れていいないうちは、すすぎが1回であることに不安があったり、洗濯機の設定の仕方がわからない場合もあることと思います。すすぎが1回で済むのなら、洗濯にかかる時間が短くなって助かりますよね。
- 洗濯のすすぎを1回で済ませるためには、まずは洗剤を選ぶ
洗濯洗剤のパッケージに「すすぎ1回」とアピールされた文字があったり、又は洗剤の裏面にすすぎ1回と記載されているものを選んでください。特にすすぎに関する記載が無い洗剤や、すすぎ2回がオススメという文字がある場合は、すすぎ1回は適さないため、通常の洗濯と同じくすすぎは2回以上行うようにしてください。 - 次に洗濯機の設定方法
通常の洗濯で使用する標準コースだと、すすぎは2回又は3回になっているかと思います。すすぎを1回に設定するには、手動で設定する必要があります。洗濯機には洗濯の仕方を自分流に設定できるコースがあります。
メモリーコースや手造りコースなどメーカーによって名称は異なりますが、洗濯・すすぎ・脱水をそれぞれ設定できるコースです。 - そのコースを選んだ上で、すすぎを1回に設定
洗濯や脱水の時間がわからない場合は、一度標準コースを押してみてどのように設定されているかを確認した上で、メモリーコースや手造りコースを選んで設定してください。
すすぎ1回で大丈夫な洗剤は洗濯の洗浄力もアップしている
すすぎが1回で済むのなら、洗剤が薄めで洗浄力が弱かったりするのではないかと、不安になりますよね。
洗濯で使う洗剤の量は、洗濯物の量に応じて水と洗剤の量が決まりますが、すすぎ1回洗剤は濃度によって洗浄力を持ちつつも、泡切れを良くしてすすぎの回数を減らすことを可能にしてあります。メーカーの研究と改良のおかげで、すすぎを短縮できるようになったわけですね。
普通の洗濯洗剤を使ったときは、すすぎを1回だけしかしていないと、まだ泡が残っている状態のことがあります。これは洗剤の成分のひとつである界面活性剤が残っている証拠です。界面活性剤が空気に集まって結合することで泡になりますので、泡が残っているうちは洗剤が落としきれていないということになります。
すすぎ1回洗剤は、すすぎを1回終えた状態で泡が残らないようにできているので安心というわけです。
それでも、すすぎ1回洗剤の洗浄力は、粉末洗剤や弱アルカリ性の液体洗剤に比べるとやや劣るとも言われています。ただし、家庭ででる洗濯物の多くは汗や皮脂による汚れがほとんどなので、これくらいの汚れならすすぎ1回洗剤でも十分にキレイにすることができます。
すすぎ1回の対応洗剤でも赤ちゃんの服の洗濯には注意
洗濯のすすぎについての研究によると、洗濯機ですすぎを3回行っても、洗濯洗剤は完全には落としきれていないそうです。
洗濯洗剤には洗浄成分と科学物資が含まれていますが、わずかに残った洗剤が人体に影響を及ぼす心配はありません。ただし、肌が敏感な人や肌が弱い人の場合は、すすぎの回数を増やすことをオススメします。すすぎ1回洗剤を使った場合でも、すすぎは2回以上行った方が良いでしょう。
特に赤ちゃんがいる家庭では、すすぎ1回洗剤を使った場合でもすすぎは2回以上行うようにしてください。
赤ちゃんは肌がデリケートな上に、衣類など何でも口に入れてしまいます。洗剤がまだ残っている衣類やタオルなどを赤ちゃんが口に入れるようなことは避けたいですよね。
お子様が1歳になるくらいまでは、すすぎの回数も増やすようにしてください。
普通の洗濯洗剤を使った場合でもすすぎの回数を1回増やす方が安心です。すすぎ1回洗剤を使った場合ならすすぎの回数は通常の洗濯と同じように2~3回行うことをオススメします。
柔軟剤を使用したときはすすぎは2回がオススメ
柔軟剤を使う場合は、すすぎ1回洗剤でもすすぎの回数を増やして、2回すすぐようにしてください。
すすぎ1回では洗剤が完全に消えてはいないので、すすぎの水に洗剤が残っている場合があります。そこへ柔軟剤を入れてしまうと、洗剤の効果と柔軟剤の効果が互いにぶつかり合って、せっかくの柔軟剤の効果も発揮できなくなります。
すすぎ1回洗剤を使うときは、洗濯機で使うコースをメモリーコースや手造りコースなどを選んですすぎの回数を1回にしますが、柔軟剤を使う場合は通常の洗濯で使う標準コースで選んで、すすぎを2回以上行うようにしてください。
時短洗濯にはすすぎ1回洗剤を効果的に上手に使いましょう
すすぎ1回洗剤は家事の時短につながりますし、洗濯に使う水の量を抑えることで、わずかではありますが水道料金を節約することができます。
すすぎ1回洗剤は、洗濯物の状況に応じて選ぶようにすることがポイントです。粉末洗剤などの弱アルカリ性洗剤に比べると洗浄力は劣ってしまいますので、汗の汚れがメインの日常着や汚れがそれほど気にならないものを、洗濯するときに使うようにすると良いです。汚れが気になる洗濯物については下洗いをしたり、酸素系漂白剤を一緒に使うと良いでしょう。洗濯物によってすすぎ1回洗剤と洗浄力の高い洗剤を使い分けるようにするのも、良い方法だと思います。
肌が敏感な人、赤ちゃんがいる家庭では、すすぎの回数を増やすことをオススメします。通常の洗濯洗剤を使う場合でもすすぎの回数は増やした方が良いので、すすぎ1回洗剤はやはり普通の洗濯洗剤に比べてすすぎに回数が少なくなるので、やはり時短が可能になります。
すすぎ1回洗剤を上手に使うことで、洗濯にかかる時間を短縮して、更に水道料金も抑えることができます。ぜひ、試してみてくださいね。