靴の洗剤で黄ばみを防ぐ選び方のポイントと白く元に戻す方法

靴を洗う時に使用する洗剤で、黄ばみの原因になる場合があります。
せっかく靴を綺麗にしようと洗ったのに、逆に黄ばみが気になるようになってしまった。
そんなときは、靴を洗うときに使う洗剤について見直してみましょう。

ここでは、そんなあなたのために靴の黄ばみを防ぐ洗剤の選び方のポイントと白く元に戻す方法について、洗った靴の黄ばみの原因や靴の黄ばみを洗剤を使って元に戻す方法、黄ばみを防ぐための洗剤選びのポイントや靴を白く元に戻す方法、黄ばみを予防する方法などお伝えしていきます。

これで、靴を安心して洗うことができますし、靴を黄ばみから守ることができるでしょう。ぜひ参考にしてみてください。

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洗った靴の黄ばみの原因は使った洗剤

靴を洗うときに通常の洗濯で使っている洗濯洗剤を使ってしまうと、黄ばみの原因になってしまいます。
洗濯洗剤は弱アルカリ性のものが多くあります。アルカリ性は紫外線に当たることにより、黄色く変色を起こしてしまいます。
靴を洗ったときにすすぎが不十分で、洗剤が残ってしまった場合には、洗剤のアルカリ性が原因で黄ばみを起こしてしまいます。

洗濯洗剤の他にも、靴用の固形洗剤もアルカリ性である場合が多いです。泥汚れにはアルカリ性の洗剤を使うと落としやすいため、靴を洗うときは、アルカリ性洗剤を使った方がキレイに洗いあげることができます。

黄ばみを起こさないためには、洗剤をキレイに洗い流すように、しっかりとすすぐことが重要です。洗剤が残ってしまうと、洗ったときは白くキレイになっても、乾いたときに黄ばみが発生してしまいます。

靴は手洗いをすると思いますが、どうしてもすすぎ残しをしてしまうこともあります。黄ばみを防ぐためにも、靴を洗うときはアルカリ性の洗剤を使わないようにするのもポイントです。

洗った後にできた靴の黄ばみを洗剤を使って元に戻す方法

靴を洗ってできてしまった洗剤による黄ばみは、もう一度洗い直すことで、ある程度は黄ばみを落とすことができます。

その場合、洗濯洗剤ではなく中性洗剤を使ってください。中性洗剤は食器を洗うときに使う台所洗剤で十分です。他に使い古した歯ブラシも用意してください。

洗剤で黄ばみを落とす方法

  1. バケツに水をためたら、靴を15分位つけておきます。
  2. 次に黄ばみの部分に中性洗剤をつけて、歯ブラシでこすって黄ばみを落としていきます。黄ばみが薄くなってきたら、水でしっかりと洗いでください。
  3. あとは、日光が当たらない場所で干します。紫外線は黄ばみの原因になってしまいますので、風通しの良い場所で陰干しをしてください。

靴の黄ばみを防ぐための洗剤選びのポイント

靴を洗うときには洗濯洗剤を使ったり、よりキレイに汚れを落とそうと思って重曹も加える場合もありますよね。洗濯洗剤や重曹はアルカリ性なので、靴を洗うのに使うと黄ばみの原因になってしまいます。
洗濯洗剤に重曹を加えると、よりアルカリ性が強くなってしまうので、黄ばみには逆効果です。

靴用の固形洗剤もアルカリ性であることが多いです。泥汚れを落とすにはアルカリ性が効果的ですが、洗うことで黄ばみを起こさないためにはしっかりとすすぐことが重要です。洗剤を残さないように何度もすすぐようにしてください。

しっかりすすいだつもりでも、乾かしている間に靴底のつなぎ目などからしみ出てくることもあります。
干すときは紫外線に当たらないように、陰干しをすることが重要です。

黄ばみが心配なら、中性洗剤を使って洗うという方法もあります。アルカリ性の洗剤に比べると汚れを落とす効果は弱くなりますので、中性洗剤を使う場合は汚れがひどくならない前にこまめに洗うようにしましょう。

コインランドリーには靴専用の洗濯機と乾燥機があります。乾燥まで1時間もかからないので、黄ばみが心配な場合や急いでいるときはコインランドリーを利用してみてください。

靴の白さは身近なアイテムによって取り戻すことができる

アルカリ性の洗剤が残ってしまったことでついてしまった黄ばみは、酸性にものを使って中和させることで元に戻すことができます。
身近にある「酢」を使うと簡単です。

酢を使って黄ばみを落とす方法

  1. 先に中性洗剤を使って黄ばみを落としておきます。
  2. バケツいっぱいの水に酢を1カップ入れて溶かします。
  3. 酢を溶かした水の中に靴をつけておきます。2~3時間位、つけておいてください。つけている間は酢の臭いがきついですが、乾くと気にならなくなります。
  4. 最後にキレイに洗い流して、乾かします。風通しの良い日陰を選んで干すようにしてください。

洗った後も靴を黄ばみから守る予防方法とは

靴を洗った後や、新しい靴を履く前には、防水スプレーをかけておきましょう。靴はできるだけ汚れないようにして、洗う回数を減らすことで、洗剤による黄ばみを防ぐことがコツです。

防水スプレーは防水効果だけでなく汚れが付着するのも防いでくれますので、汚れにくくすることができます。
防水スプレーの効果は1週間ほどで、雨に濡れることでも効果が薄くなってしまいます。週に1回は防水スプレーをかけておくようにしてください。

防水スプレーの他にも、ロウソクやベビーパウダーも効果があります。靴全体にロウソクを塗っておくと防水スプレーのような効果が期待できます。ベビーパウダーはスニーカーのキャンバス地の繊維に入り込み、汚れをつきにくくすることができます。

長い期間、靴を履かない場合もまた黄ばみをおこしてしまうことがあります。これは空気に触れることで劣化してしまうためです。靴を他するときは1足ずつラップで包み、空気に触れないようにしておくと、黄ばみを防ぐことができます。

靴を洗って黄ばみを起こしてしまった場合は、中性洗剤で洗い直してから酢につけておくことで元に戻すことができます。諦めずに試してみてください。
また、洗ったあとはしっかりとすすいで陰干しをすることが大切です。黄ばみを起こさないように気をつけてくださいね。