洗濯によるシミ取りをするときは洗剤選びも大切です。どんな洗剤を選ぶかによって、洗濯の効率や手間も変わりますし、シミを落としやすくなるでしょう。
もちろん、シミ取りには洗剤の効果を最大限に発揮できる使い方が重要です。
そこで、シミ取り洗剤を選ぶポイントと正しい使い方について、シミ取り洗剤を選ぶときのポイントやシミ取りするときの洗剤の効果的な使い方、汚れの種類によるシミ取り方法や自宅にあるもので簡単に作れる万能シミ取り洗剤、家庭でもできるシミ抜きのコツなどお伝えしていきます。
これで、衣類にシミを発見したときでもすぐに対処することができますし、自宅でもシミ抜きをすることが可能になります。ぜひ参考にしてみてください。
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洗濯前の下準備に効果的なシミ取り洗剤の選び方
衣類に食べ物や飲み物をこぼしてしまうことありますよね。シミが出来る度にクリーニングに出していると費用もかかるので、自分でシミ取りが出来るようになると便利ですよね。シミ取りの洗剤は色々な種類があります。シミに合わせた洗剤を選び適切な処置を行いましょう。
シミ取りには色々なタイプのものがあります。1つシミ取り洗剤を用意しておくことをおすすめします。シミ汚れには水性の汚れと油性の汚れがあります。どちらにも使える洗剤を用意しておくようにしましょう。シミ抜きは洗濯前の下準備になるので、衣類の洗濯の仕上がりに違いが出てきます。
- 液体タイプ
液体タイプのシミ抜きは広範囲のシミや時間が経過したシミを取るのに向いています。液体タイプは洗濯をする前に使うことが多いです。 - ペンタイプ
ペンタイプは汚れを集中的に落とすことが得意です。叩きながら落とすことが出来るので洗浄力も強いです。
シミ取りは洗剤の正しい使い方によって洗濯効果もアップ
シミには水溶性と油溶性のものがあります。どちらのシミも汚れを取るにはタオルと叩くタオル2枚を用意します。
シミ取り洗剤の使い方
ボールペンや、ファンデーションなどの油溶性のシミがついている部分をタオルの上に載せて、裏側からタオルで叩きシミをタオルに移すようにします。シミ取り剤をたくさんつけすぎるてしまうと、すすぎが大変なので汚れ落ちを確認しながら行います。シミが落ちたら最後は水ですすぎます。油シミに対応しているシミ抜き剤がない場合は、消毒用アルコールでも代用することができます。
水溶性のシミも油溶性のシミと同じくタオルにシミを移して行きます。水溶性は落ちやすいので、シミがついて時間が経っていない場合は水だけでも落ちる場合があります。水を浸けたタオルで叩いて、あまり落ちない場合は薄めたシミ取り洗剤で落とすようにしましょう。
いつどこでついたかわからない頑固なシミはつけ置きする方法もあります。ぬるま湯に粉末洗剤や漂白剤を溶かし、つけ置き後にいつも通りに洗濯をするとシミが綺麗になります。
汚れの種類によるシミ取り洗剤を正しく使って洗濯しましょう
うっかり食べ物や飲み物をこぼしてしまうことありますよね。カレーやパスタのソースなどが飛び散ってしまったり、コーヒーをこぼしてしまったりすることがあります。こぼれたままの状態にしておくと頑固なシミになり洗濯だけでは落ちなくなってしまいます。そのため衣類にシミがついたら出来るだけ早めにシミを取り除きましょう。外出先では応急処置だけしておき、帰宅後すぐに前処理をして洗濯することをおすすめします。
漂白剤の使い方がわからない、色落ちが心配なのでどのような漂白剤を使ったらいいのか悩んでしまうこともあります。シミ汚れの種類によって使い分けることをおすすめします。
普段の洗濯の時に一緒に使う漂白剤は液体の酸素系漂白剤にしましょう。黄ばみを防いでくれて、殺菌効果もあります。色柄物にも使うことができるのでとても便利です。洗濯時に洗剤と一緒に入れることで、洗剤だけでは落とす事ができない臭いを取り除いてくれます。色柄物を漂白する場合は粉末の酸素系漂白剤にします。温度が高い方が効果が出やすいです。色柄物を漂白する場合は粉末の酸素系漂白剤にします。温度が高い方が効果が出やすいです。
素材が白や綿などの場合で目立つシミを落としたい場合は塩素系漂白剤を使いましょう。洗面器にぬるま湯を入れて、キャップ1杯の漂白剤を入れてつけ置きします。漂白剤を使用する場合は必ずゴム手袋を着用してから作業しましょう。
自宅にあるもので簡単に作れる万能シミ取り洗剤とは
衣類などにシミがついてしまうと、専用のシミ取り洗剤を購入しないとシミを落とすことが出来ないと思いがちです。しかし自宅にあるもので万能シミ取り洗剤を作ることができます。
色素を分解する働きがある、液体の酸素系漂白剤と、漂白効果を高める重曹、シミの再付着と防ぐ食器用中性洗剤を混ぜると相乗効果があります。
万能シミ取り洗剤の作り方
食器用中性洗剤3滴、液体酸素系漂白剤小さじ3、重曹小さじ1です。これらを混ぜるだけで作ることが出来るのでとても簡単です。混ぜすぎると科学反応で効果がなくなるので、かき混ぜるのは軽く5回までにしましょう。
万能シミ取り洗剤を使った後は必ず水ですすぎ、洗濯機で洗うこと
シミ取り洗剤が衣類に残っていると生地の色が溶けてしまう可能性があるので注意しましょう。
一定の時間が経つと効果がなくなってしまうので、作り置きはしないようにしましょう。作ってから3時間以内に使用することをおすすめします。
シミ取りのコツと洗剤の使い方で自宅でも上手に落とせます
シミはついてから時間が経つほど取れにくくなります。そのためすぐに対処するようにしましょう。シミには水で落ちるシミ、アルコールやベンジンで落ちる油シミ、乾いてからブラシでとる固形のシミがあります。種類を見分けて対処するとほとんどのシミは自宅でも上手に落とすことが出来ます。
何のシミかわからない時は、霧吹きなどを使い水をかけて、水溶性か油溶性なのか確認します。水をはじくと油性、染み込んだら水性のシミになります。それぞれに合ったシミ取りを行いましょう。