当て布をしてかけるアイロンのやり方とは?アイロンの使い方

当て布を使ってアイロンをかけるときのやり方はどのようにしたらいいのでしょうか?

アイロンをかけるときにはすべてあて布をしたほうがいいのでしょうか?服の素材によってはあて布が必要ないこともあるので、表示を確認してみてくださいね。

また、あて布をしても温度が高すぎると素材にダメージを与えてしまうので気をつけましょう。当て布をしてかけるアイロンのやり方を紹介します。

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当て布のやり方とは?アイロンをかけるときに当て布が必要なものについて

普段からアイロンをかけている人であればあて布をつかってアイロンがけをしている人が多いのではないでしょうか。
そうでない人でも、あて布という言葉自体は聞いたことはあるかもしれませんね。

あて布はアイロンをかけるときに、必ず使うものではないですが服の素材や種類、アイロンを使う用途によって使う場面がでてきます。

まず、アイロンをかける前には必ず洗濯表示タグの確認が必要です。
洗濯表示タグにはアイロンが使えるのかどうか、また適した設定温度もかかれているので便利です。
洗濯表示マークは平成28年12月1日から新しくなっているので、服の購入した時期の違いによっては様々なマークの表し方も異なっています。

変更前の衣類であれば、あて布が必要なものにはアイロンマークの下に~と記されています。
変更後は当て布のマークがなくなりましたが、文章で追記されているものもあるのでマークだけを見るのではなく説明書きもしっかりと見るようにしましょう。

当て布が必要なのはデリケートなものというように覚えておきましょう。

具体的には、ウールやカシミヤなどの素材です。
意外に感じるのが、シワになりにくいポリエステルもそうです。

そして色の濃い洋服にアイロンをかける際にも当て布は必要です。
素材によっては必要なさそうに感じますが、濃い色のものはアイロンの熱によってテカってしまう可能性があるので、念の為当て布を使ったほうが安心なのでおすすめです。

あて布をしてアイロンをするときのやり方について

アイロンをかけるときのあて布の使い方

  1. 衣服のタグを確認して、アイロンの温度を設定する。
  2. アイロンの温度が上がるまでの間、アイロン台に衣服を置いて、その上にあて布をセットします。
  3. あて布の上からアイロンをかけます。
  4. 一箇所かけ終わったら、次にかけたい部分にずらし、またあて布をおいてアイロンをかけます。
このようにアイロンのかけ方は、あて布があってもなくてもそれほど変わりはありません。しかし、衣服に決められた折り目がある場合などは、あて布をすることで確認することは難しくなります。
ですので、アイロン台に置いた時にしっかりと折り目を確認して置いたり、しわにならないようにしっかりとのばしておくようにするとアイロンがけの失敗は少なくなりますよ。

アイロンの当て布のやり方~おすすめな布とコツ~

では、アイロンのあて布はどんなものを使うのがいいのでしょうか。

ネットやお店で見てみると、アイロン用のあて布というものが販売されています。
衣類の上にのせて使うものや、アイロン自体にかぶせて使うあて布もあったりします。
こういった専用のものを使ってもいいですし、実は家にあるものであて布として使うことができるのです。
いくつか紹介するのでとりあえず試してみたい、すぐにアイロンしなければいけなくなったときなどに活用してみてくださいね。

  • ハンカチ
    ハンカチは一番簡単にあて布として使うことができます。
    ですが、このハンカチを使う時に少し注意してほしいことがあります。
    基本的にハンカチの色は白やベージュなど色の薄いものを使うようにしましょう。
    万が一濃い色のハンカチを使うと、衣服に色がついてしまうことがあります。
    また、ハンカチの素材としてタオル生地のものは避けて、綿の薄手のものがいいです。
    あまり分厚いものを使ってしまうと熱が届かずきちんとシワがのびづらくなってしまいます。
  • 薄手の手ぬぐい
    こちらもあて布として使えます。選ぶ際にはハンカチと同様に色や素材に気をつけましょう。
あて布を使ってアイロンをかけるときには、表示の温度よりも低い設定から試してみるようにするといいですよ。
あて布をしていても長時間アイロンを掛けていたり温度が高すぎるとテカリが出てしまう場合もあります。
服の素材によって温度は異なるので、タグはきちんと確認するようにしましょう。

当て布をしないとテカテカになってしまうスラックスのアイロンのかけ方

スラックスは、そのままアイロンをかけてしまうとテカテカしてしまうものの代表と言ってもいいでしょう。
社会人であれば履く機会の多いスラックスですので、アイロンをかけなければいけない機会も増えますよね。
その時はあて布をするのを忘れないでくださいね。

スラックスのアイロンのかけ方

  1. アイロンを表示に従い温度設定をする。
    テカリが心配であれば、表示よりも低く設定します。
  2. アイロン台にスラックスをセットします。
    最初はお尻の部分からかけていくので、アイロン台にのせるのではなく端からはめるようにセットします。
    あて布をかけながらアイロンをかけていきます。
  3. 次に履いていることで癖のつきやすい膝部分にアイロンをかけます。
  4. センターの折り目を確認してアイロン台に置き、あて布をしてかけます。

手順3.4のときはアイロンのスチーム機能を使うとよりきれいに仕上げることができます。

アイロンはやり方次第でこんなに違う!?正しいアイロンのかけ方

ネクタイやハンカチなど形がシンプルなものであればアイロンをかける時にそれほど難しことはありません。

しかし、ワイシャツやジャケットなど形が複雑になるとそう簡単にはいきませんね。
基本的なアイロンのかけ方をきちんと覚えていれば、ワイシャツなどでもきれいに仕上げることができます。

基本的なアイロンのかけ方

アイロンのかけ方として、シワのままアイロンがけされないように、アイロンを持っていない方の手は常に引っ張ってシワを伸ばしたり、おさえたりするようにするといいですよ。
そうすることで、よりパキっとした仕上がりになるので意識しましょう。

また、アイロンを滑らせてシワを取るだけでなく、上から押さえるプレスするようにすることでよりきちんとシワがのびます。
ですが、長時間押さえたままにしているとアイロンの後が衣類についてしまうことがあるので気をつけましょう。

このように正しいアイロンのかけ方を覚えておくと、いつもよりも一つ上状態で仕上げることができます。
そして、服によって意識する場所や注意する場所が異なるので事前にきちんと調べておくと安心ですね。