ネクタイの洗濯頻度については、ネクタイの使用回数や汚れ方によっても違ってきます。ネクタイをあまり持っていないなら、適度に洗って清潔に保ちましょう。
そこで、気になるのがネクタイを自宅で洗う時に失敗しないコツです。
ここでは、ネクタイの洗濯頻度や自宅で上手に洗う方法について、ネクタイを洗濯する最適な頻度やネクタイの清潔さを長持ちさせるための汚れた時にすぐできる対処、ネクタイを自宅で上手に洗濯する方法や日頃からできるお手入れ方法などお伝えしていきましょう。
これで、あなたも失敗せずにネクタイを自宅で洗濯することができますし、いつでも清潔なネクタイを使うことができるでしょう。ぜひ参考にしてみてください。
スポンサーリンク
関連のおすすめ記事
ネクタイの洗濯後のアイロンがけをキレイに仕上げるコツと注意点
ネクタイを洗濯したらアイロンをかけることで、シワも取れてキレイに仕上げることができます。ネクタイのア...
スポンサーリンク
ネクタイを洗濯する頻度はシーズン毎を目安に
ネクタイは顔の下、胸のところにあるので、汚れ具合がきになりますよね。常にキレイな状態にしておきたいけれども、洗濯をしすぎても良くありません。ネクタイの洗濯の頻度に悩む人も多いかと思います。
ネクタイを洗うタイミングは、シーズン毎が良いでしょう。ネクタイの使用頻度にもよりますが、大体3ヶ月に1回位のペースで洗濯をするのがオススメです。
夏場だともう少し短いサイクルにしても良いかもしれません。
ネクタイは洗いすぎても毛羽たちを起こしたり、生地にダメージを与えてしまいます。汚れが気になる時は別ですが、あまり頻繁には洗濯をしないようにするのもネクタイを長持ちさせるコツになります。
数本のネクタイを交互に使用している場合なら3~4ヶ月に1回位のペースで十分です。
ネクタイの自宅での洗濯頻度は汚れがついたときがオススメ
汚れはついてすぐの方が落としやすくなります。ネクタイのシミや汚れも同じく、汚れがついてすぐに落とした方がキレイに戻すことができます。
ネクタイに気になる汚れがない場合は3ヶ月に1回位のペースで洗濯をするようにし、汚れがついた場合はすぐに洗濯をして落とすようにしましょう。
汚れがついたままにしておくと、汚れの部分に雑菌が繁殖し、生地を痛めてしまいます。食べこぼしのシミをそのままにしておくと、カビができてしまうこともあります。
ネクタイの汚れが気になって自宅で洗濯をする場合は、注意しておきたい点があります。
ネクタイを自宅で洗濯する時の注意点
ネクタイの素材を確認する
ネクタイの裏面に洗濯表示があります。洗濯表示を見て、自宅で洗うことができるかどうかを確認してください。桶のマークや洗濯機のマークがあるかどうかをチェックします。桶のマークにバツ印がある場合は自宅で洗濯ができないので、クリーニングに出すようにしてください。
桶に手があるマーク、又は桶に手洗いという文字があるマークは自宅で手洗いをすることができます。
色落ちを確認する
ネクタイを洗う前に色落ちをチェックします。
ネクタイを洗う時に使用する洗剤は洗濯用の中性洗剤です。中性洗剤はアクロンやエマールといったおしゃれ着洗い用の洗剤になります。
使用する中性洗剤の原液を綿棒に染み込ませたら、ネクタイの裏面の目立たない部分に叩いて洗剤をつけます。綿棒に色が移っていないかどうか確認してください。
ネクタイは手洗いが基本
自宅で洗濯ができるネクタイは、手洗いをしましょう。洗い方については後からご説明します。
ネクタイが汚れたときはすぐに対処して長持ちさせましょう
ネクタイは常に胸の位置にあるため、食べこぼしのシミがつきやすいものです。汚れがついてしまった場合はすぐに落とすことで、頑固なシミにならずに済みます。
- 水溶性のシミの場合
コーヒーやお醤油は水溶性の汚れになります。ハンカチやおしぼりなどを水で湿らせてから、汚れの部分の上から軽く叩いて落とします。汚れをハンカチやおしぼりに染み込ませるようにしてください。 - 油性のシミの場合
マヨネーズやソース、チョコレート、跳ねやすいパスタソースなどは油性の汚れになります。油性の汚れは水で落とすことができないので、乾いたハンカチやティッシュで油分を取り除いてください。
自宅で洗濯ができないネクタイの場合も、汚れがついたらすぐに落とすことで、シミにならずにキレイにすることができます。
汚れが落としきれていない場合は自宅で洗濯をしてください。洗濯ができないネクタイはすぐにクリーニングに出すようにしてください。
ネクタイを自宅で上手に洗濯する方法
自宅でネクタイを洗う方法です。ぜひ、参考にしてください。
- 洗面器に40℃位のぬるま湯を入れ、中性洗剤を溶かして洗濯液を作ります。お湯は人肌位を目安にしてください。
- ネクタイを洗濯液の中に浸し、5~10分程つけておきます。
- ネクタイをゆらし洗いします。洗濯液の中でネクタイを泳がせるようにして洗います。擦ったり揉んだりするとネクタイの生地を痛めてしまいますので、やさしく扱ってください。
- 水をかえてすすぎます。洗剤が落ちるまで水をかえながら、やさしくすすいでください。
- 厚めのタオルにすすいだネクタイを置き、タオルで挟んでネクタイの水気を取り除きます。決して絞ったりはしないでください。ネクタイがよれたり型崩れをおこしてしまいます。
- ハンガーにかけて、陰干しをします。
- ネクタイが乾いたら、アイロンで形を整えてシワを取り除きます。アイロンは中温に設定し、スチームを使います。
アイロン台にネクタイの裏面を上にして置き、あて布をしてください。あて布は手ぬぐいや綿のハンカチで十分です。
アイロンをネクタイに直接つけないように、少し浮かした状態でスチームをあてていきます。軽く引っ張りながらシワを伸ばすようにして、形を整えながらスチームをあててください。
裏面が終わったら、表面も同様にスチームをあてます。
ネクタイは適度な洗濯頻度や日頃からのお手入れで清潔に保ちましょう
ネクタイを良い状態で保つためには、日頃のお手入れも大切です。
ネクタイをはずした後は洋服ブラシをかけてください。ネクタイについたゴミやホコリなどの細かい汚れをブラシで払い落とします。また、ブラッシングすることでネクタイの繊維の毛並みを整えることができます。
ネクタイは連日使用するのは避けて、着用した後は必ずハンガーにかけて陰干しをしてください。ネクタイ専用のハンガーを用意すると良いでしょう。
ネクタイは数本用意して、ローテーションで使うようにします。
ネクタイのシワやヨレが気になった場合は、アイロンを使って直しておきましょう。アイロンを浮かせた状態で、スチームだけをあてていきます。形を整えながら行ってください。それでもシワが取れない場合は、ネクタイにあて布をした上で、アイロンを少しだけあてていきます。アイロンは低温から試してみて、効果がなかったら中温に上げてみましょう。
ネクタイがキレイだと、気持ちも引き締まります。日頃のメンテナンスと洗濯で、キレイな状態を保つようにしてください。
ネクタイの洗濯にはちょっとしたコツがあります。自宅での洗濯を失敗しないように、ここで紹介しました洗い方のポイントをおさえてくださいね。