カーペットを洗濯したら黄色い粉が発生したことはありませんか?洗濯したのにカーペットから黄色い粉が落ちてきたら慌ててしまいますよね。この黄色い粉の正体は何かとても気になります。
そこで、カーペットを洗濯して黄色い粉が出てきた原因と対処法として、カーペットを洗濯して出てきた黄色い粉の正体や対処法、黄色い粉に悩まされないためのカーペットの選び方やカーペットを洗濯するときのコツと注意点などお伝えしていきます。
これで、黄色い粉がカーペットから発生したときでも落ち着いて対処することができるでしょう。カーペットを選ぶときにも役立ちます。
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カーペットを洗濯して出てきた黄色い粉の正体とは
カーペットを洗濯すると黄色い粉が出てくることがあります。いったいどこから出てきたのか、体に害がないのかなど心配になりますよね。
この黄色い粉は、洗濯をした後に気がつくこともありますが、洗濯をしようとカーペットをめくった時に床の上に散らばっていることもあります。色も黄色ではなく白い粉の場合もあります。
黄色い粉の正体は、カーペットに使わている接着剤
カーペットの表地と裏地を貼り付ける時に使わている接着剤が劣化して剥がれてしまい、粉状になってカーペットから落ちたものです。
カーペットの裏地には麻素材が使われていることが多い
麻の成分が混ざると黄色い粉になり、ホットカーペットの場合なら黒い粉が出ることがあるそうです。
カーペットの裏に滑り止めがついているものなら、滑り止めのゴムが劣化して剥がれたということもあります。滑り止めのゴムがボロボロになっていたら、滑り止めのゴムかもしれません。
ウレタンフォームが使われているカーペットの場合は、ウレタンが劣化して粉状になったことも考えられます。
洗濯したカーペットから黄色い粉が出たら買い替えのサイン
カーペットから出た黄色い粉は体に害がないものとわかっても、カーペットの下に黄色い粉が落ちているかと思うと気になりますよね。カーペットを敷いていない所にも黄色い粉が飛び散っていたり、まめに掃除をしてもなんとなくザラザラしていたすると気持ちが良くないものです。
カーペットから黄色い粉が出だしたら、買い替えのサインと考えてください。
黄色い粉がでなくなる方法はない
劣化によって剥がれた接着剤なので、劣化した成分が無くなるまで、これから先もどんどん黄色い粉が出てきてしまいます。
カーペットも何年か使い続けて洗濯を繰り返していると、ぺたんこにもなって肌触りも良くありません。
カーペットから黄色い粉が出てきたら買い替えのタイミングと考えるようにしておきましょう。
カーペットの洗濯後の黄色い粉には慌てずに対処しましょう
カーペットから出てくる黄色い粉が接着剤とわかっても、体に害があるかもしれないと心配になりますよね。
カーペットに使われている接着剤の主な成分は炭酸カルシウム
炭酸カルシウムは歯磨き粉やベビーパウダーにも使われているものなので、人の体に悪い影響を与える心配はありません。
ウレタンフォームの劣化による場合もあるので、その場合はどうなのかも調べてみました。ウレタンも体に影響がないと考えられているようです。ウレタンの粒子は細かいものではないため、吸い込んだとしても肺を痛めてしまう心配はないそうです。
カーペットから出てきた黄色い粉は接着剤の劣化によるもので、体に悪いものではありません。慌てずに掃除をして、そろそろカーペットの買い替えの時期と思ってください。
黄色い粉に悩まされないためのカーペットの選び方
カーペットから出る黄色い粉が気になる場合は、次にカーペットを購入するときは接着剤が使われていないものを選ぶことがポイントです。
接着剤が使われていないカーペットなんてあるのかと心配になりますよね。接着剤の代わりに熱を使って表地と裏地を接着している、特殊な製法のカーペットが販売されています。
ネットで接着剤不使用カーペットで調べてみると、意外と簡単に見つかります。
お店で購入する場合も、店員さんにしっかりと確認してみると良いでしょう。
接着剤不使用のカーペットは黄色い粉が出る心配もなくなるが長く使っていると劣化する
こまめに洗濯や掃除をしていても、汚れの部分に雑菌が付着したりダニやカビが発生してしまうこともありますし、カーペットの毛足がぺたんこになって固くなってしまいます。カーペットの感触が固くなってしまったり、臭いや汚れが気になりだしたら、やはり買い換えるようにしましょう。
カーペットを洗濯するときのコツと注意点
カーペットを洗濯する時は、まず洗濯表示を確認してください。
カーペットは綿や麻、ウール、アクリルなど様々な素材からできています。中には洗濯ができないカーペットもありますので、自宅で洗濯ができるかどうかを確認してから洗うようにしましょう。
洗濯表示に桶のマークや洗濯機のマークがある場合は、洗濯機で洗うことができます。桶に手があるマークや手洗イという文字がある場合は、洗濯機は使わないで手洗いをします。桶にバツ印がついているマークは自宅で水洗いすることができないので、その場合はクリーニングに出します。
カーペットの洗い方
- 洗濯表示を見て水洗いができることを確認したら、洗濯機で洗う前に気になる汚れに対処しておきます。カーペットには食べこぼしなどのシミがついていることが多いです、ペットがいる家なら、ペットのオシッコや毛がついていることが多いでしょう。洗濯機で丸洗いする前に、気になるシミや汚れを先に落としておきます。
- カーペットをジグザグに屏風折りにしてから、洗濯の最中に広がってグシャグシャにならないように紐で軽く縛っておきます。大物用の洗濯ネットがあるのなら、ネットを使ってください。
- 洗濯機に入れたら、大物洗いコースを使って洗濯をします。
お風呂でカーペットを洗う方法
洗濯機に入らない大きさのカーペットや、洗濯表示が手洗いの場合は、お風呂の浴槽を使って洗います。
ただし、脱水をかけることができないため、水を含んだカーペットは驚くほど重くなります。持ち運ぶことが大変で、乾くまでかなり時間がかかってしまうことを考慮した上で洗うようにしてください。
- カーペットを浴槽に入るくらいの大きさに折りたたみます。
- 浴槽にカーペットがつかるくらいの水をためたら、洗剤を溶かします。
- カーペットを優しく足で踏んで、踏み洗いをします。
自宅で洗うことが難しい場合は、コインランドリーを使ってみてください。持ち運ぶのは大変ですが、コインランドリーには大型の洗濯機がありますので、大きなカーペットでも洗うことができます。カーペットは完全に乾くまで日数もかかってしまいますので、コインランドリーでは乾燥まで行うと良いです。
おわりに
カーペットを長持ちさせるには、日頃の掃除が大切になってきます。こまめに手入れをしてキレイな状態にしておくことで、洗濯で劣化を早めてしまうことも防ぐことができます。