カーペットの洗濯を自宅でする方法と部分汚れの対処法のコツ

カーペットの洗濯は自宅でも条件が揃えばすることができます。洗濯機に入る大きさのカーペットなら自宅の洗濯機で丸洗いすることができるのです。小さなお子さんが居たりすると食べこぼしなどでカーペットが汚れてしまうことが多いので、自宅で洗えるととても便利ですよね。

ここでは、カーペットの洗濯を自宅でする方法について、カーペットが洗える素材なのかの見極め方や洗濯機でカーペットを洗う方法、カーペットを風呂場で踏み洗いする方法やカーペットの部分汚れの対処法、カーペットの丸洗いを自宅でした時の注意点などお伝えしていきましょう。

これで、カーペットに思わずこぼしてしまったような部分汚れもコツを知っていれば慌てずに対処できますし、カーペットを簡単に自宅で洗濯することができますよ。ぜひ参考にしてみてください。

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カーペットの洗濯は条件がOKなら自宅でできる

小さな子どもがいたり、ペットを飼育しているとどうしてもカーペットが汚れてしまいます。毎日掃除機をかけていても、髪の毛やペットの毛、皮脂汚れなどの目には見えない細かいゴミが潜んでいます。

カーペットには丸洗い出来るものもあります。洗濯をすると汚れが綺麗になりますよね。自宅のカーペットを洗濯する場合、カーペットに付いている洗濯表示を確認しましょう。洗濯機洗い可とあるカーペットは洗濯をすることができます。ホットカーペットなどは水洗い出来ないものが多いです。水洗い出来ない物を洗濯してしまうと、色落ちや変形してしまうので注意しましょう。

手洗いマークがついているカーペットもあります。その場合はお風呂場で踏み洗いをすることをおすすめします。又カーペットを洗濯機で洗濯をする場合、自宅の洗濯機に入る大きさであるか確認する必要もあります。洗濯機の容量が小さい場合無理に入れてしまうと故障の原因になります。

カーペットは稀に色落ちしてしまうこともあります。大切なカーペットが色落ちしないか確認しましょう。確かめ方は、お湯を含ませた布でカーペットの目立たない場所をトントンと叩いて見ます。この時色移りした場合、洗濯をするとカーペットの色が薄くなってしまいます。

ウール、シルク、綿、麻、レーヨンなどの素材は洗うことが出来ません。又裏側がゴム製になっている物や、糊付けされているカーペットも洗うことが出来ません。

洗濯機に入るカーペットを自宅で洗う方法

小さな子どもがいるとよく食べ物をこぼしてしまったり、飲み物をこぼすのでカーペットが汚れてしまいます。汚れはすぐに拭き取り対処すると思いますが、時間が経つとシミになっていたり臭いがすることもありますよね。

カーペットが自宅で洗濯できるタイプなら自宅で洗濯をして汚れを綺麗に落としましょう。洗濯機に入る大きさならいつでも清潔なカーペットを使用することが出来ます。

手順を紹介します。

  1. 洗濯をする前にゴミや髪の毛などの汚れは掃除機をかけ、気になるシミには洗剤の原液をつけます。
  2. 汚れた部分が外側になるように、洗濯ネットの大きさに合わせながら屏風たたみにします。屏風たたみしたカーペットをクルクル丸め、必ず洗濯ネットに入れるようにします。そのままカーペットを入れてしまうと生地が傷んでしまったり、洗濯機がカーペットの重さでバランスを崩し、途中で止まってしまう可能性もあるので必ず洗濯ネットに入れます。
  3. 大物洗いコース、毛布コースを選択して洗濯を開始します。洗剤や柔軟剤は普段使用しているもので大丈夫です。
  4. カーペットを干す場合は、風通しのいい日陰に干します。三角形の頂点が下にくるように干すと乾きやすいです。

洗濯機に入らないカーペットはお風呂場で踏み洗いを

暖かい季節になるとリビングも衣替えしカーペットをしまう家庭も多いですよね。寒い時期に使用したカーペットにはたくさんの汚れが染み付いています。そのため収納する前には必ず洗濯をしてからしまいましょう。

カーペットは大きな物なので洗うのが大変なのでクリーニングに出している人も多いですよね。しかし自分で洗うと節約にもなります。でも自宅の洗濯機に入らないカーペットの洗濯に悩んでしまう人もいます。洗濯機に入らないカーペットはお風呂を利用して洗いましょう。洗濯機と違い生地が傷みにくいのが特徴です。

踏み洗いの方法

  1. 浴槽に折り畳んだカーペットが浸かるくらいのぬるま湯をため、規定の量の洗剤を入れます。
  2. 踏み洗いを始める前にまずはカーペットの表面の汚れを流し、それからカーペットを浸けます。
  3. 1時間ほど浸けてから踏み洗いを始めます。ずっと同じ面だけを踏んでいるとその部分しかきれいにならないので、ひっくり返したりしながら全体を踏み洗いしましょう。
  4. 全体的にきれいになったら水を捨てすすぎをします。再び水をためて足で踏みすすいでいきます。洗剤がしっかり落ちるまで何度か繰り返し行いましょう。
  5. すすぎ終わったら脱水します。水を含んだカーペットはとても重いので浴槽の縁にかけて自然と水が切れるのを待つといいですよ。
  6. 風通りのいい場所でしっかり乾かしましょう。

カーペットの部分汚れの対処法は早めに叩いて落とすこと

小さな子どもがいると、走り回ったりするので防音のためにカーペットを敷いたり、寒さ対策のためにカーペットを敷いていることが多いですよね。カーペットには色々な汚れや埃などのゴミが溜まりやすいです。そして食べ物や飲み物をこぼしたりもしてしまいます。こぼしてしまったら早めに対処しましょう。ポイントさえ覚えておくと汚れを最小限にとどめることが出来ます。

  • 変色を防ぐために漂白剤や消毒剤を使わない
  • 洗剤を使う場合は少量で試す
  • 掃除後はカーペットの洗剤を残さないようにする

部分汚れの場合は、布などを使いポンポンと軽く叩くように布に吸い取らせます。固形の汚れは拭き取ります。水で薄めた台所用洗剤を布に染み込ませ、汚れている部分を叩くようにして汚れを落とします。汚れの中心をかるく叩いて落とします。台所用洗剤を使った場合は、最後に洗剤がカーペットに残らないように注意しましょう。

カーペットは自宅で定期的に洗濯すればいつもフカフカに

リビングにカーペットを敷いている家庭は多いですよね。家族みんながくつろぐリビングのカーペットはとても汚れています。カーペットを自宅で洗濯するといつでも清潔でフカフカな物を使用することが出来ます。カーペットは2ヶ月に1度は洗いましょう。

カーペットを自宅で洗った時に注意しなければいけないことがあります。それはしっかり乾燥させることです。乾燥がしっかり出来ていない状態で使用してしまうと、嫌な臭いがしてしまったり、カビが発生してしまう可能性があるので注意しましょう。